中学はなぜイジメがエスカレートしやすいのか?

中学校って人生の中でもっとも人間関係に振り回される時期じゃないのか?と思ってまとめてみました。なぜイジメは起きやすいのか?などなど。
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Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

学校生活を振り返ってみると、中学って面白くなかった。っていうか、人生を振り返って中学って面白くない。なんでなんだろう?

2012-12-18 11:26:15
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

どうも自分は割と人の神経を逆撫でするたちなようで、何度かイジメに遭ったりした。最初は小1で、一番最近は30代。しかし一番ヒドかったのは中学時代。

2012-12-18 11:27:50
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

小1の時に、眼鏡をかけていた。遭ったイジメは「や〜いメガネザル〜!」みたいなヤツで、イジメる側もまだ知恵がないからあんまり深刻化せず。ああいうのはまあ仕方がないよね。

2012-12-18 11:29:36
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

30代は社内改革をしているとき。1年ぐらい誰とも口をきいてもらえなかった。でもまあ今まで慣れ親しんできた環境を強引に変え、多くの人をレイオフしたりで、まああれも仕方がないかな。

2012-12-18 11:30:28
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

会社内のイジメってヒドいところはヒドいんだろうけど、自分が見聞きしたり体験した限りではたいしたことなかった。

2012-12-18 11:57:30
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

つまり変なヤツ、変わり者でも、あるいは見た目がちょっとアレでも、仕事ができれば重宝されたりして居場所を確保できる。

2012-12-18 11:58:51
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

ところが中学校はこうはいかない。中学校は構造的にイジメが多発し、なおかつ深刻化する環境が整っていると思う。

2012-12-18 12:00:00
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

まず同じ年齢の、極めて同質な人間が、一日同じ部屋で過ごす、というこの一点だけを考えても、中学のイジメが悪化するのは不可避だと思ってしまう。

2012-12-18 12:01:13
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

授業中は意外とやることがない、というかつまらない勉強をしている。そこで休み時間、昼休み、放課後は全力でソーシャライズする場となる。

2012-12-18 12:03:42
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

みんなホルモンがkick-inして、自己顕著欲が高まる中、同じ制服を着せられ、同じ教室で、まったく同じ事をして1日過ごしていたら、同調圧力が高まるに決まっているではないか。

2012-12-18 12:02:39
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

好むと好まざるとに関わらず、休み時間、昼休み、放課後にみんなから浮かないよう、適切な話題を提供し、適度に笑いを取り、行き過ぎず、かといって遅れをとらず、というようなことをしなければならない。

2012-12-18 12:05:07
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

また会社と違い「仕事」という達成すべきタスクがない。仕事を怠けるヤツがいるとみんなが困るが、学校でやることと言えば、自分の「勉強」だけ。

2012-12-18 12:06:26
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

会社ならヘンなヤツでも仕事という部分でキチンと貢献すればちゃんと居場所が確保できるし、一定の評価を得られる。でも学校はその「仕事」がない。だからお互いを比べっこし、牽制し合い、というパワーゲームのみになってしまう。

2012-12-18 12:07:41
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

学校でみんなの評価を得られるヤツには数タイプの類型があるように思う。

2012-12-18 12:08:54
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

まずは球技のウマいヤツ。球技大会などは学校で唯一と言ってもいいほど共同で成果を競う仕事。だから球技がウマいヤツは割と一定の評価を勝ち得やすい。

2012-12-18 12:09:48
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

次に面白いヤツ。口がうまくて、おもしろいことをパッと言えたりするヤツ。こういうヤツが仲間にいると面白いしで、やっぱり評価される。

2012-12-18 12:10:42
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

それからいわゆる人気者。運動神経もいいし、口もうまい。友達も多い。

2012-12-18 12:29:46
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

凡人の立ち位置は本当に難しい。さして運動神経も良くないし、面白い事も言えない。人望が厚いわけではない。こういう中学生は自分の立ち位置を見つけるべく、行ったり来たり。中学が楽しいはずがない。

2012-12-18 12:34:38
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

さて、さほど取り柄のない子は、どうやって自分の評価をあげたらいいのだろうか?手っ取り早いのは人気者とつるむこと。

2012-12-18 12:30:40
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

さて自分の立ち位置を高めるには2つ方法がある。ひとつは自分を高めること。もうひとつは他人を蹴落とすこと。

2012-12-18 12:36:20
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

会社なら「仕事で秀でる」という立ち位置の高め方がある。学校は、ない。

2012-12-18 12:36:50
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

せめて服装が自由ならファッションセンスがいいね。とかもあり得る。でもそれすらない。

2012-12-18 12:37:26
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

するとどうしても些細な言動が世界のすべてになってしまう。

2012-12-18 12:38:02
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

そんな環境の中、ちょっと人気があるヤツが「アイツってキモイよな」なんて始めてしまったらもう大変。

2012-12-18 12:43:46
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

自分の評価を上げたい凡人が人気者に取り入って「そうだよね。アイツってキモイよね」なんて始まっちゃう。

2012-12-18 12:45:31