渋谷de妄想

@9922981

「彼女はいいの？」ソファに座る私の肩に体を預ける彼に問い掛ける。どうせいつものように流されるだろうけど『何それ』「ん？」『俺は２人とも本気やで。せやから２人とも幸せにしたるって』そう言いながら髪をくしゃりと撫でるすばちゃん #エイトde妄想

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「私のどこが好き？」ギターから目を逸らして大きな瞳で私を見つめる。『それ聞いてどうすんの』「意味は無いけど…」『不安？』「ん…ちょっとね」ちゃんと笑ったはずなのに不安げに瞳が揺れる。『俺だけを見てくれるところ』だから大丈夫やって抱きしめてくれる渋谷すばる #エイトde妄想

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「ねー、イルミネ、」『嫌や。』「最後まで聞いてよ！」手首を掴んで駄々をこねてみると『あんな人工的な光なんかよりも…』真っ直ぐに私を見て唇を寄せる。そのまま５cmの距離。『俺のほうがずっと綺麗や』たまらず笑い出してしまう渋谷すばる #エイトde妄想

@9922981

『店来んなって言うてるやろ』隣に腰を下ろし不機嫌そうに顔を顰める。「だって、お仕事してるの好きだもん」『アホか』大きく足を開いて肩を落とす彼は怒っているようには見えなくて。『お前どうせ嫉妬しいひんやろ、つまらん』周りにバレないように小指を絡ませるNo.2すばる #エイトde妄想

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「お風呂入ってくるね」そう彼に背を向けると無言で掴まれる腕。「、なんですか？」ソファーに腰を下ろしたまま、しっかりとこちらを見つめてくる。「だから、な…」『ちゃんと洗ってこいよ』「へ？」『身体の隅々まで、綺麗にしてこい』にやりと口角を上げて手を放す渋谷すばる #エイトde妄想

@9922981

『未成年に酒は出せんぞ』カウンターの向こう。喉の奥でクツクツと笑うマスターに「純粋に会いに来てるのに」そう文句を言うと『お前飲んで来たか？』真顔で問いかけられる。『やなきゃ一回り上のおっさんに声掛けんやろ』どうして子供扱いするの？バーの経営者渋谷すばる #エイトde妄想