チベット人の焼身に関する連続ツイート(ゆんたいたい @yuntaitai 氏)

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ゆんたいたい @yuntaitai

26.そして、少なくとも焼身は静寂を打ち破れるのだから。焼身以外に何ができるのかを彼ら勇敢なチベ人に伝えなければならない。ただ生きて傍観させ、むなしく待たせるのではなく。

2012-12-21 23:12:50
ゆんたいたい @yuntaitai

27.本土チベ人は亡命政府に期待したり、率先して焼身したりしてきた。亡命側はそこから何か見出すべきだ。以前の路線を振り返る価値はある。旧世代の道のりは当時必要な模索であり、避けて通れなかったと仮定しよう。だがそうだとしても、今の焼身は「来た道を戻るな」と新指導者に呼びかけている。

2012-12-22 01:18:42
ゆんたいたい @yuntaitai

28.チベの新指導者がこれを理解した形跡はない。センゲ首相は就任後、各国要人に会い、メディアに出演し、各種活動を展開した。これは完全に、国際的な圧力を勝ち取って中国に譲歩を迫るという古い手段の繰り返しだ。ダライ・ラマは既にこの路線を走り尽くした。

2012-12-22 01:24:09
ゆんたいたい @yuntaitai

29.国外のネット上で、ウェイラン?を名乗るチベ人は書いた。「同胞の体は無駄に燃えているわけではない。その日はいつか来る。08年の抵抗の嵐は必ずまたチベを席巻する」。この考え方には憂慮を抱く。焼身が目標達成の手段とされ、本土の焼身は多いほどいいのだと期待をかけるようになるだろう。

2012-12-22 01:28:17
ゆんたいたい @yuntaitai

30.ひとまず道徳的な是非は指摘しない。政治的な成否からのみ論じたとしても、焼身は目標達成の助けにはならない。仮に08年のような抗議運動を起こせたとしても(当局の圧政でとても難しくなっている)、その後はどうなる?08年抗議は鎮圧されたのだから、次は違う結末があるとでも言うのか?

2012-12-22 01:29:45
ゆんたいたい @yuntaitai

31.目標を全てとする政治的人物は、再び鎮圧が起きるよう心から期待しているかもしれない。鎮圧は国際的な注目を集め、流れる血が多ければ多いほど、中国に譲歩を迫る圧力は大きくなる。しかし、これはまた最初の論証に戻る。焼身はただ別の誘因になるだけで、異なる結果はあり得ない。

2012-12-22 01:32:08
ゆんたいたい @yuntaitai

32.専制権力は焼身を気にしないし、流血の鎮圧も恐れない。国際社会は六四のためには中国への態度を変えなかったし、現在もチベのために中国と反目することはあり得ない。現実に起きたあらゆる出来事は、どんな幻想も全て盲目的でしかないのだと実証している。

2012-12-22 01:33:49
ゆんたいたい @yuntaitai

33.チベは焼身増加で世界の関心を集めている。一方、各国は中国の機嫌を損ねないようにしつつ、チベ問題に注目するなどし、国民を落ち着かせるだろう。このメリットはもちろん本土の外だけにある。何もないよりマシだが、この程度のメリットのために国外チベ人が本土の焼身を望むとは考えにくい。

2012-12-22 01:39:27
ゆんたいたい @yuntaitai

34.チベは苦境を突破する必要がある。自由と平和の事業を国外チベ人が引き受けている現状を変え、本土の数百万人が主体となり、ともに自由と和解に関わる必要がある。進むべき道を知れば、本土のチベ人は希望あふれる未来へと生きて突き進み、二度と焼身の烈火に飛び込むことはないだろう。(終)

2012-12-22 01:42:15