第42回メディアリテラシー教育研究会『CMソングから考えるメディアにおける音楽のつくられ方』近藤浩章さん #mle42
コジマ電気の変遷。店内用のイッツアハッピーコジマワールド。楽し〜い。しかしよくアイディアが出てくるなあ。クライアントのツボをよくつかんでいるってことか。#mle42
2012-12-22 14:52:51CMソングの作曲は「常に新人の気持ち」とのこと。理念や哲学が大変美しい…。いろんな方が関わっているのですね。何気なく耳にする超短い音楽のなかにも、濃密なエピソードが。 #mle42
2012-12-22 14:52:53近藤さん:企業名を入れずに,商品を買ってもらえるようなクリスマス・ソングを作って!と言われることもある #mle42
2012-12-22 14:54:44一昨年のコジマのクリスマスソングCDプレゼント企画。この曲も近藤さんの作品です。 http://t.co/0ZTgFHV8 #mle42
2012-12-22 14:56:02近藤さん:同じ企業の歴代CMソングから責任者の気に入った部分を取り入れて新バージョンを作ることもある。 #mle42
2012-12-22 14:58:01「わさビーフ」の山芳からは「音頭をつくってくれ」というオファーがあり、「ズンビリズンビリズンビリズンビリ~」というフレーズが印象的な曲を作られました。今日の研究会ではこうした曲を次々と聴かせていただいています。 #mle42
2012-12-22 15:00:00山芳の各バージョンのCMは http://t.co/QxqtSxxk にあります。アカペラ編やカントリー編もあります。そのときどきに流行っていたものの影響が入っているというお話です。 #mle42
2012-12-22 15:02:37近藤さん:有名なナショナル♪の音程はラ・ラ・ド。この0.5秒のフレーズを作るのもいろいろな試行錯誤があった。 #mle42
2012-12-22 15:05:55ナショナルの「ラララド♯」の0.5秒を決めるのに、何度も会議が重ねられたそうです。画は1秒だが次のCMにつなぐための余韻部分が必要なので、音楽自体は0.5秒。 #mle42
2012-12-22 15:06:08近藤さんは言葉で伝えられたイメージを、音に変換していく。言葉の背景にあるクライアントのイメージを形にすること。音楽が出来るだけでは駄目なんだな。#mle42
2012-12-22 15:11:48近藤さん:企業の広報・広告費は最初に削られる。”勘定奉行”のCMは7年間も使用され続けた。 #mle42
2012-12-22 15:13:40近藤:コマーシャルには印税がない。そしてどう使われるか分からないので、自分の親に知らせるために、作品の中に”近藤”とこっそり入れようとしたこともあった。 #mle42
2012-12-22 15:18:59作品が作者不詳になったり、他の人が作ったことになっていたりすることもあるそうです。「顔が命の吉徳」は28年前に近藤さんが作られたそうですが、会社との間で現在確認作業が行われているとのこと。作曲したことを証明するのは難しいようです。 #mle42
2012-12-22 15:24:56近藤さん:CM作曲の著作権は曖昧になりやすい。そしていざ著作権を回復しようにも証明する手段が煩雑で現実的には難しい。 #mle42
2012-12-22 15:25:14CMソングの著作権、ネット時代になって尚更複雑になっているとのこと。「詠み人知らずの作者不詳」となることが多いようです… #mle42
2012-12-22 15:26:54一次的な使用については権利「買い取り」でも、二次使用、三次使用については当然、著作権者に権利があるわけですが、このあたりもなかなか理解されにくいようです。 #mle42
2012-12-22 15:27:46近藤さんのデビュー作は、師匠であるいずみたくさんが作曲した「徹子の部屋」のテーマ曲のアレンジ。いずみたくさんからいきなり言われて短時間で書いたそうです。これが今でも使われているわけです。 #mle42
2012-12-22 15:29:05近藤さんは、文化放送CMコンテスト http://t.co/vpytq6Su の審査員もなさっています。大晦日に放送があるそうです。 #mle42
2012-12-22 15:34:11近藤さん「60歳をすぎて、歌謡曲も書こうかなとも思っている」。楽しみです。ここまでで近藤さんのお話は終了です。休憩の後、質疑応答です。 #mle42
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