ジャイアントロボ~地球が静止する日~感想
さすがに何か同情すべき事情があったわけでもないので、正直未完な状態を手放しで評価するわけにもいかないのでやむを得ず減点はする。
2012-12-31 02:11:02いや、本当に盛り上がる未完の最終回なんだけどね。少なくともその他の未完の最終回と比べていいようなものではないと思う。
2012-12-31 02:12:08キャラクターについて。本当に(キャラや能力も含めて)個性的で仕方がない……。これに関してはこれでもかとスーパー横山大戦を展開する意気込みである。
2012-12-31 02:13:02ただ、その個性が凄まじすぎるキャラクターにおいても7本(実際1クール程)の尺では収まりきることができなかった量だったが惜しい。裏を返せばそれほどキャラクターの個性が濃厚なのだが。
2012-12-31 02:15:56終盤でBF側で続々と新キャラが登場した流れがあったものの、特に個性がなく、またお粗末な退場を見られなかった点は評価したい。
2012-12-31 02:17:03ひょっとしたらあれで完結させる予定だったら結構そんなお粗末な退場もあり得たかもしれないので、BF団側に生存者が多かったのはあれはあれでよかったのかも。
2012-12-31 02:18:06国際警察機構側になると最終回の全員一緒に戦っている姿勢の見せ方はテンションが上がる。草間博士までも大作を受け入れようとする姿とか。
2012-12-31 02:20:29そんでもって超人的な能力の数々について。映像面では、一清道人の札術や素晴らしきヒィッツカラルドの指パッチン能力が面白かったり。
2012-12-31 02:22:37メカニックについて。正直スーパー横山大戦ともいえる超人同士の戦いの前に影が薄くなってしまった所が否めない。
2012-12-31 02:25:31一応ジャイアントロボの重量感の見せ方はしっかりしている点は評価したいが、ほぼフォーグラーとの戦いに終始してしまった事が惜しまれる。
2012-12-31 02:27:33個人的にはOPでの横山ロボット軍団オールスターに期待していただけに、GR2以外はほぼ出番なしだったのはちょっとねと。
2012-12-31 02:29:18作画面について。横山先生の絵柄をこれもまた忠実に再現したこともそうだが、全体においてレベルの高さを感じることができた。戦闘シーンでの力の入れようにおいてそれが表れている。
2012-12-31 02:31:43特に最終回の大作のために血路を開く人々の活躍については思わず「おぉ……!!」と見入ってしまったほどである。
2012-12-31 02:32:57また音楽の質についても壮大なオーケストラが終始流れ続けていた。予算が尽きるほどのものだったそうだが、それだけこだわりがあったのだろう。
2012-12-31 02:34:40第3話……ジャイアントロボの封印について。その時はなぜ?と思ったが後のエピソードを見ると中条長官もまた大作の保護者のようなポジションなのかなって思ったり。
2012-12-31 02:37:08第4話……戴宗と楊志の最期が印象的である。どちらも散り際がカッコいいが、まず戴宗については大作、鉄牛の兄貴としてアルベルトの好敵手としての描写もよくできていたかなと。
2012-12-31 02:38:56楊志はやや駆け足の最期との印象もあった(もう少し大作との絡みが見たかった)が、それでも大作への啖呵と彼のための決戦、そして戴宗のもとへ彼女も行こうとしている姿を感じさせることはできた。
2012-12-31 02:40:04第5話……ジャイアントロボ対GR2。ロケットバズーカのゼロ距離射撃のカットも好きだが、幼少の大作、すげぇ!って思ったり。
2012-12-31 02:41:22そしてバシュタールの真実。まるでシズマ博士が悪人のような書かれ方だけど、それもまた最終回へのどんでん返しの為のミスリードのひとつかもしれない。
2012-12-31 02:43:57第6話……BF団の刺客が続々登場。三大刺客とのバトルも面白いが、村雨健次と大作の関係が印象的。まるで汚れ役を買って大作を導くような役割がよく似合う。
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