シンポジウム「禅僧が見た震災・原発~そしてこれから」

花園大学で2012年12月19日開催されたシンポジウムと、それを報道した新聞記事、関連ブログについて、宗教学者 島薗進氏が連続ツイートしたものをまとめました。
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島薗進 @Shimazono

1臨済宗妙心寺派の花園大学で公開シンポジウム「禅僧が見た震災・原発~そしてこれから」12/19中外日報12/27号http://t.co/5GjBDpkx 南相馬市小高区の曹洞宗同慶寺田中徳雲住職は「家族を避難先の福井県に残し、福島と福井を往復して活動しているが」

2012-12-30 15:06:29
島薗進 @Shimazono

2花園大学シンポ「禅僧が見た震災・原発」12/19中外「夫人はストレスで精神的に追い詰められ、疲労で倒れる恐れも。そのため、新学期が始まる前に子供たちと共に福島へ戻る決意をした。「悩んだ末の決心。幼い子供のため、被ばくに対する最大限の防御はしたいが…」と内心の葛藤を 語った。

2012-12-30 15:07:07
島薗進 @Shimazono

3花園大学シンポ「禅僧が見た震災・原発」12/19中外記事「また、人災としての原発事故、その後の情報公開や避難指示、瓦礫焼却問題など、東電や国の対応を厳しく批判。「原発事故の責任の所在は明白。10年、20年かけても責任を追及すべきだ」と論じた」。参考になるブログ記事もある。

2012-12-30 15:07:20
島薗進 @Shimazono

4花園大シンポ「禅僧が見た震災・原発」12/19 http://t.co/h6DcO8m5 田中住職は「福井県で母一人とその後に生まれた子も含めた4人の幼い子供との別居生活。遠隔地であるために、やがてその生活も危機的状況になったそうです。「このまま では放射能にやられる前に」

2012-12-30 15:07:40
島薗進 @Shimazono

5花園大シンポ「禅僧が見た震災・原発」12/19「ダメになっちゃうよという妻の言葉を受けて、近く、福井から妻子を福島に呼び戻されるようです。この決断も胸を打ちました。なぜ危険な福島に子供達を呼び戻す?…家族への危険をある程度覚悟してでも、身をもって共生している人たちと生きていく」

2012-12-30 15:08:06
島薗進 @Shimazono

6花園大シンポ「禅僧が見た震災・原発」12/19「お寺を護持していく、そういう覚悟が見てとれました。」福島の線量が多い地域の寺院の方々何人からこれまでにお話をうかがってきたが、多くのことを考えさせられる。「責任を追及すべきだ」という言葉、私もそう思うがその意味をよく考えたい。

2012-12-30 15:08:25