もっと知られていいと思う、山形県災害瓦礫処理のはなし

oyabaka_botさんが山形県職員の講演会に参加された際の取材メモより。
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わたなべ@夜通しで50K走るの専門 @hatakofuru

山形県のホームページでは災害瓦礫処理の際の空間線量、灰のセシウム、放流水のセシウムだけでなく、重金属類、アスベストの数値も公表しています。

2012-12-26 12:48:11

・災害廃棄物等の放射性物質検査(行政検査)結果について:山形県ホームページ
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/050010/waste/gyouseikensakekka.html

・山形県内での処理状況マップ
http://garekikouiki-data.env.go.jp/yamagata.html

熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru 山形県の職員の方の講演を聴講した事ありますが、当初は電話鳴りっぱなしでそりゃもう大変だったみたいですよ。数値を公表してても「国の数値は信用できない」「ゼロでなければダメ」。新聞とか県のサイトとか見ずにネットで得た情報を元に電話してくる例がほとんどだそうです

2012-12-26 13:42:07
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru 大掃除でメモが出てきたので、参考までに山形県の方のお話、連ツイしますね~(長いです、すみません…)

2012-12-26 16:20:51
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru 【2012年5月の話】宮城、岩手のがれきは問題になるほど高濃度ではなく関東圏より低いケースも。不安を訴えてくるのは子どもを持っている親が多く「国の基準が信用できない」という不信感がある。一方で「被災地の復興のためにがれきを受け入れよう」という声も。→

2012-12-26 16:21:51
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru しかし市民からの電話をとると10人の中2~3人は「濃度がゼロでなければダメ」。原発事故がなければ一般の方が放射能の問題と向き合うことはなかった。情報開示の必要性を痛感。北九州では体を張ってがれき搬入を阻止し逮捕されるなど各地で猛烈な抗議活動が起きている。→

2012-12-26 16:23:05
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru 山形県では震災後、マスコミに情報を提供しながら被災地支援を続けてきたことががれきの受け入れに繋がった。宮城と山形は地続きで人の交流も多く「困ったときはお互いさま」という考えがある。不安を訴える方にもHPでの情報開示を伝えると分かって貰えることが増えてきた→

2012-12-26 16:24:26
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru そのため電話口で2時間以上に渡って説明するときも。ネットの情報を見ていたたまれなくなり、何度も電話をかけてくる方もいる。ある日、始業とともに電話が鳴り止まなくなった。「山形で福島の14倍のセシウム降下」とネットに情報が出ていたらしく、問い合わせが相次いだ→

2012-12-26 16:26:51
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru 「がれき受け入れの天罰だ」という電話やメールも届いた。情報の出し方の難しさを感じる。県内では酒田市で「酒田大火の恩返し」と松島町のがれき受け入れを調整中。理屈ではない、感情の部分で進めるしかないと思う。被災地の現状を伝え、地域住民との信頼関係も重要(了)

2012-12-26 16:28:41
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru 神奈川県が受け入れ先として考えてた横須賀の県営処分場、建設までにものっすごい反対運動があったんですね。県が住民を接待したのが報道されて問題になったり、紆余曲折を経て当初の計画を縮小し、最終的には「県内のごみしか受けない」と協定を結んで開設したんです。

2012-12-26 16:42:36
熊ちゃん @oyabaka_bot

@hatakofuru なのにそれを知らなかったのか知事がいきなり受け入れを表明しちゃったんものだから「県外、さらに放射能を受け入れるとは何事か」と反発を食らって暗礁に乗り上げ…だらしない…。東京とは城南島で処理しちゃえるので「地域住民」の問題がなくて進めやすかったと思います。

2012-12-26 16:45:49