毎日新聞「秘密会」疑惑報道を巡る原子力委員会・鈴木代理との会話
①「秋庭氏は委員就任後、22回のうち11回に参加し、旅費はNUMOが負担した。NUMOは高レベル放射性廃棄物を地中に埋める「地層処分」を業務とする。電力各社などが出資し東京電力元常務が理事長だ。今年1月、大阪市内のホテルで開かれたワークショップには、あすかが集めた28人が参加。」
2013-05-03 10:34:58②「講演後、4班に分かれて討論を行った。秋庭氏は講師に付き添って案内役を務めたり、討論会のテーブルに参加者を誘導したりするなどしていたという。討論会では「原発が駄目になると、生活が成り立たない」などの意見をグループごとにまとめた。秋庭氏は少なくとも3会場で司会を務めていた。」
2013-05-03 10:35:49③「新藤宗幸・千葉大名誉教授(行政学)は「利害関係のある団体の会合に参加し、運営に携わる行為を公務と認めるべきではない。原発事故後は特に、原子力委の中立性が注視されているのに、自覚が足りない」と話す。」
2013-05-03 10:36:27④「原子力委は昨年12月、放射性廃棄物の処分に関し「多様な意見を十分踏まえる仕組みが大切」とする見解を出した。」「原子力資料情報室」の西尾漠・共同代表は「原子力委員が電力会社の関係法人とばかり密接に関わると偏った意見しか収集できないし、原子力政策への判断もゆがみかねない」と指摘」
2013-05-03 10:37:30原子力委員会◆今後の高レベル放射性廃棄物の地層処分に係る取組について 平成24年12月18日 pdf http://t.co/AfKM7AlanR (4)処分に係る技術と処分場の選択の過程を社会と共有する仕組みを整備すること」 http://t.co/6FXstlDVw7
2013-05-03 10:47:52毎日◆国会の原発事故調査委員会元委員の野村・中央大法科大学院教授の話 http://t.co/3WNpcB2SoK 「特定の団体への肩入れと受け取れる行為は避けるべきだ。また、委員会は、定足数が足りていれば休んでよいわけではなく、国民の納得が得られる理由が必要だ。」
2013-05-03 10:50:56秋庭原子力委員:NPO理事長時も電力業界から資金:毎日新聞 http://t.co/tu45qGPHNc 秋庭氏は9日の参議院環境委員会の質疑で、自身が理事長を務めた2010年1月以前にも、あすかが電気事業連合会や東京電力などから資金提供を受けていたことを明らかにした。
2013-05-10 02:13:10…秋庭氏は政府参考人として出席し、電事連や東電などから大震災後に事業委託などとして1800万円余の支援を受けたことについて、「委員になってからは経営に関わっていないので、分からない」と答弁した。ただ、自身の理事長時代について、「割合は分からないが、支援はいただいていた」と認めた。
2013-05-10 02:17:15東京◆原子力委員と密接NPO 核ごみ広報下請け独占 http://t.co/zVbaPhNV8y 「資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構が、使用済み核燃料を再処理した後に残る高レベル放射性廃棄物の最終処分場問題をめぐる広報事業で、不明朗な契約を続けていたことが分かった。」
2013-05-10 12:15:38①「参加者が討論するワークショップ形式だが、元請けが変わっても、原子力と関わりの深い特定のNPO法人が下請けとなっていた。」「ワークショップ事業が始まった二〇〇七年度以降、六年間の契約状況を、情報公開請求や関係者取材によって調べた。」 http://t.co/LDOacB08ZJ
2013-05-10 12:17:30②「元請けとなる広告代理店などは、入札や企画競争などで決められ、年度によって変わっていたものの、ワークショップの企画・運営に協力する下請け団体はいつも同じという不明朗な状況が続いていた。元請けの契約金額はワークショップの事業規模などによって異なり、年度当たり千五百万~四千七百万円
2013-05-10 12:18:26③「エネ庁の事業は、NPO法人「持続可能な社会をつくる元気ネット」、NUMOは「あすかエネルギーフォーラム」が下請け」「どの団体を下請けに使うかは元請けの広告代理店などの判断に任されていたが、入札時に企画内容を提案する際、どの団体が下請けとなるかも提示させていた。」
2013-05-10 12:19:29④「エネ庁とNUMOに同じ団体が下請けとなってきた理由を本紙がただすと、ともに「委託先(元請け)は、提案が優れたものを選んだ。同じ下請けが続いているのは、あくまで結果的にそうなっただけ」などと強調した。」
2013-05-10 12:19:57⑤「事業報告書などによると、ワークショップの下請けにより毎年数百万円の利益が出て、団体の重要な活動資金源になっているとみられる。」「原子力委員会の元委員や委員を顧問に迎えている。元気ネットは元委員の松田美夜子氏、あすかは現委員の秋庭悦子氏がそれぞれ顧問を務めている。」
2013-05-10 12:21:02⑥「核のごみの最終処分問題は、原発の存廃にかかわらず、いずれは解決しなければならない問題。ただ、ワークショップという同じ形式の事業が、国と電力会社でつくる団体で重複している上、効果があるのか十分検証もされていない。開催費用は、消費者が負担する電気料金が原資となっている。」
2013-05-10 12:21:33⑦ 元気ネット松田氏「下請けが続いているのは公正な競争に勝った結果。同じレベルの仕事ができる団体があるなら引き継ぎたいが、国が育てようとしていない」 あすか秋庭氏「NPO法人にも個別の信念がある。推進派の隠れみのだと指摘されるなら、もっと原発に肯定的な立場を明らかにしていきたい」
2013-05-10 12:22:27