- lotusredcat
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@lotusredcat 思想的背景の説明不足につきましては、「音矢の特撮ネタ排除」で処理するべきでした。反省しております。
2013-01-05 18:41:14@lotusredcat 以下、総論。「不適切なネタに走ったせいで、肝心の思想や対人関係の描写が疎かになり、読者の共感を得ることに成功したとはいえない結果になった」。以上です。ご清聴ありがとうございました。
2013-01-05 18:43:40@SHINOYAMA_Hanta まずはじめに、クーデターが簡単に起きること自体は否定していません。その後の流れも合わせて否定しています。繭川首相があまりにも簡単にクーデターを成し遂げた割に、あまりにも唐突にクーデターが終わります。その要因として民主主義があげられるわけですが、
2013-01-05 19:47:25@SHINOYAMA_Hanta この要因として民主主義があげられている部分というのが希薄すぎるが故、「民主主義の価値を訴えている作品」と捉える事は全体の傾向にそぐわない、と私は評しています。
2013-01-05 19:48:11@SHINOYAMA_Hanta ですから、過程を排除しすぎているという書評になったわけです。次に、民主主義を顕著に表したシーンがあるとのことでしたが、そのワンシーンで民主主義であることを表現できるほど、民主主義というのは簡単なものなのでしょうか。
2013-01-05 19:49:49@SHINOYAMA_Hanta 私はこの点についても疑問を抱いています。基本的に読者にそのような考察や心情を為してほしいと言うのであれば、読者にそういったことを想起させるだけの追体験が作品に含まれていなければなりませんが、そういったことはワンシーンの演出のみでは行えません。
2013-01-05 19:50:52@SHINOYAMA_Hanta 次に、「クーデターの異常さを描くことで」と仰られましたが、先に申しましたように、クーデターによる民衆の描写等が十分でなく、「クーデターの異常性を表現した」というよりは、繭川含め、キャラクターの異常性ばかりが際立っており、失敗としか言えません。
2013-01-05 19:53:25@SHINOYAMA_Hanta 最後に、私は、篠山せんせは、演出不足を反省しているとしておきながら、作品における制限等をもっとも大きな要因として挙げていると思われますが、個人的にその姿勢はプロとしては疑問です。限られたリソースと、限られた状況で結果を出すのがプロですから。
2013-01-05 20:00:27@lotusredcat 貴重なご意見、ありがとうございました。私の方からいくつかコメントをお許し頂けますでしょうか?
2013-01-05 19:58:26@lotusredcat コメントお許し頂き、ありがとうございます。まず「唐突にクーデターが終わる」のあたりですが、私はこれは三島事件になぞらえてあえて「唐突に」終わらせました。彼の叫びの最も重要なところは、「男一匹が、命を賭けて諸君に訴えているんだぞ」だと考えています。
2013-01-05 20:08:19@lotusredcat この点については「解散権行使」という手段に繭川巴が出たので、「議会の外の言論戦」を書くべきだったと今は考えています。
2013-01-05 20:09:55@lotusredcat 下記の理由から、「過程を排除しすぎている」というご指摘は真摯に受け止めますし、一定の合理性も認めます。そして「民主主義」とは一体何であるのかというのは、法学の永遠の問いでもあります。断じて「簡単なもの」ではありません。
2013-01-05 20:11:42@lotusredcat 第三者視点で、「クーデターに対する市民の反応」なども入れるべきでした。「パト2」ではそこがしっかり描かれていた点、これは私の配慮不足です。
2013-01-05 20:13:25@lotusredcat ええ。特殊事情や処女作だったということをもって言い訳をするつもりはありません。たとえ「事情」があったにせよ、「結果」の評価は甘んじて受けるのがプロです。その点はしっかりと弁えております。以上です。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
2013-01-05 20:15:52@SHINOYAMA_Hanta わかりました。私の見解は大筋で相違無いということですね。繭川の切腹は必然性があったにしろ、やはり作中ではキャラクターの異常性のみを際立たせる要因だったと私は考えています。是非次回作ではそういった点を考慮した制作を期待します。
2013-01-05 20:18:32