秋さん流写真上達法(デジカメ編)

カメラじゃなくて写真の話
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@ak_ephemera

写真を初めて間もないけど上手くなりたい人向けの上達法というのがある。

2013-01-06 18:03:37
@ak_ephemera

まずガラスのコップを一個用意する。これはどんなのでもいい。

2013-01-06 18:04:51
@ak_ephemera

後はコップをファインダーに捉えつつ写真を撮る。同じ状態の写真は撮らないようにして1000枚撮る。

2013-01-06 18:05:55
@ak_ephemera

設定はPでもMでもいい。保存はJPEGで充分。場所、露出、位置、向き、いろいろ変えてひたすら撮る。ここまでを半日でこなす。

2013-01-06 18:07:30
@ak_ephemera

撮り終えたら全部PCに取り込んで一枚ずつチェックし、いいと思うものを三枚だけピックアップする。また失敗写真は削除してはいけない。

2013-01-06 18:08:41
@ak_ephemera

一回こなすだけでも写真が変わってくるけど、できれば十回くらいこなして欲しい。その頃には写真の「勘」がなんとなくわかるようになっているはず。

2013-01-06 18:10:34
@ak_ephemera

写真の勘というのは、今捉えるものがあるのかどうか、あったとしてどうすれば捉えられるかがなんとなく分かるということ。なんとなく分かるというのが大事。

2013-01-06 18:12:21
@ak_ephemera

たとえば公園で写真を撮るとして、撮れるパターンは無数にあるのだけど、そこから自身に迫るものを見つけ出す瞬間的な嗅覚が必要になる。

2013-01-06 18:15:20
@ak_ephemera

もしも時間が止まっていれば、ほとんどの人が数時間かければ(というのもおかしな言い方だけど)ベストショットを見つけられる。実際は時間は止まってくれないので、一瞬か長くて数秒のうちにそれを見つけ出さなくてはいけない。

2013-01-06 18:17:35
@ak_ephemera

先ほどの訓練法はその時間を短縮するためのもの。一個のコップから素晴らしい一枚が現れたそのとき、写真は道具でも場所でもなく観察力のことだと肌でわかるようになる。

2013-01-06 18:19:31
@ak_ephemera

いい道具は可能性を広げる。素晴らしい場所はそれだけで歓喜を呼ぶ。しかしそれは一体誰の写真なんだろう。貴方は貴方の写真を、戸棚にある一個のコップから見つけることができる。

2013-01-06 18:22:22
@ak_ephemera

まあ、なんでしょう。みんなもっと写真を撮ろうよ。いい写真を沢山見よう。カタログやスペックの読み方も役にたつけど、それを見てる時間が一番長いのは勿体ないことだよ。

2013-01-06 18:30:01
@ak_ephemera

新しいデジカメで何を買おうか迷っている人は、PhotoYodobashiのK氏の作例を見てどのカメラでもいい写真は撮れるのだということを確認すると同時に打ちのめされるとよい。

2013-01-06 22:06:25
@ak_ephemera

(←打ちのめされてる人)

2013-01-06 22:06:40