- keroyoninja
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エーリアスは強く揺さぶられ、目を開いた。「アイエッ!?」覗き込むディテクティヴ。「よし。異常ねえな……ZBRキメるか?」「エッ!?」ディテクティヴは頭に手を乗せた。「ハ。冗談さ。持ってねえしな」「オヌシはどうなのだ」その側に立つニンジャスレイヤーが問うた。「立てるのか」 28
2012-09-11 17:06:00「ドーモ、ナンシー・リーです」「無事か!」ニンジャスレイヤーは応答した。「ええ。そっちはどう」「終わった。ロードは滅びた。ユカノ=サンは無事だ。脱出せねば」「ルートを送る。合流地点に急いで。……キョート旅行もお終いね」「ああ。そうだ」ニンジャスレイヤーは言った。「お終いだ」33
2012-09-11 17:31:54(第2部「キョート殺伐都市」より:「キョート:ヘル・オン・アース」急「ラスト・スキャッティング・サーフィス」終わり)(エピローグへ続く)34
2012-09-11 17:33:35TweetList Pro
天守閣から城の地下・琥珀ニンジャ像の広間まで、真っ直ぐに竪穴が貫通している事は、皆さんがご存知の通りである。崩壊した天守閣の穴から滑り落ちたデスドレインは、真っ逆さまにこの竪穴を落ちて行った。 1
2012-09-11 22:15:52Saezuri
……時系列はロード消滅直後へと遡る。崩壊が始まったキョート城内で、IRC誘導を受けながらニンジャスレイヤーたちは合流地点へと急いでいた。そこにはナンシー・リー、ディプロマット、キンギョ屋が待つ。 15
2012-09-11 23:48:07web
テーテテレテテレテレテテー。フォアーズクズン。勇壮なオープニング・ジングルをバックに、「ガイオンシティニューズメント並び」という立体フォントが液晶モニタ上に迫り出す。黒縁眼鏡のサラリマン風アナウンサーが原稿に目を落とし、読み上げ始めた。 32
2012-09-12 01:46:27フジキドは口を開き……答えあぐね、曖昧に頷いた。「とにかくまずは、スシでも食わんか、ええ、お前さんがた?」キンギョ屋の老人が塩辛い声で提案した。「こういう時は、スシとサケだぜ」「その通りだ」ガンドーが言った。「それから、オスモウ・バーだ」ナンシーは笑い、肩をすくめた。 46
2012-09-12 03:16:55Saezuri
雲ひとつなく晴れ渡るガイオン上空。何食わぬ顔で存在する暗黒の大渦……!現世とオヒガンの狭間に浮かぶは、廃墟と化したキョート城……! 47
2012-09-12 03:31:55玉座の前には光り輝く人型の01が出現し、ドゴジマの首級と妖刀ベッピンを持つダークニンジャの姿に変わった。フジオ・カタクラは手勢をゆっくりと見渡すと、邪悪な笑みを浮かべて玉座についた「……イクサはこれからだ」内なるニンジャソウルとカツ・ワンソーへの怨念をその瞳に燃やしながら。 52
2012-09-12 03:54:31