
「歴史的建造物を守るための専門家と市民とのシンポジウム」まとめ
昨今、大阪から歴史的建造物が次々に失われています。この事象には様々な問題が含まれております。そもそもいかなる建築が保存すべきか、保存を願う市民や専門家の要請と建て替えを望む所有者の意向をいかに調和すべきか、歴史的建造物を守るため専門家や市民がいかなる役割を担うべきか、等の問題があります。
そこで、市民や専門家(弁護士、建築士、研究者)からそれぞれの立場からこれらの問題を検討したいと考えております。なお、市民、専門家とのネットワーク作りも副次的な目的であります。
是非とも、多数ご参集下さい。
(シンポジウムフライヤー掲載文より)
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【告知】1月12日(土)13:00から、大阪弁護士会館で、歴史的建造物の保存に関するシンポジウムが開催されます。無料・当日参加OKですので、是非参加下さい。 http://t.co/OILB8KRQ
2013-01-09 10:24:54

【告知(つづき)】大阪中央郵便局と京都会館の事例が中心になりますが、建築保存全般に関して、主に法制度の観点から法律家と、建築の専門家が議論します。法律を真正面に据えて建築保存を考えるシンポというのは、あまりやってこなかったのではないでしょうか。(おまけ)大阪弁護士会館も見られます
2013-01-09 10:30:52
建築保全と法律がどんな関係を取り結べるか、ここ大阪から検討をスタートさせます。本日のシンポジウムは松隈洋さん、越智敏裕さん他、大阪弁護士会館で13時から。 RT @shinichitakaoka: では、シンポジウム会場でお待ちしてます。 http://t.co/E5AGwBPu
2013-01-12 11:20:21

向かってます。“@shinichitakaoka: 【告知】1月12日(土)13:00から、大阪弁護士会館で、歴史的建造物の保存に関するシンポジウムが開催されます。無料・当日参加OKですので、是非参加下さい。 http://t.co/hTjGz945”
2013-01-12 12:30:34

歴史的建造物を守るための専門家と市民とのシンポジウム大盛況です!今年のうねりとなる予感。 http://t.co/z2WWK6da
2013-01-12 13:07:33

大阪弁護士会主催のシンポジウムは人いっぱい(よかった)。基調講演のお一人、越智敏裕さん(上智大学教授)は、行政訴訟の第一人者で、鞆の浦世界遺産訴訟で中心的な役割を果たされた。まずは建築サイド、松隈洋さんの基調講演から。 http://t.co/ekIQS6O2
2013-01-12 13:08:31
松隈さん 東京中央郵便局について。2009年の写真。ファサード保存と言いながら角のアール部分が撤去されてた。本当に建物を大切に考えての工事なのか。
2013-01-12 13:11:39
いらしてるんですね(人数が多くて視認できずw)。内容報告ありがとうございます☆ RT @shirasu_: 松隈さん 東京中央郵便局について。2009年の写真。ファサード保存と言いながら角のアール部分が撤去されてた。本当に建物を大切に考えての工事なのか。
2013-01-12 13:14:23
docomomoの話。戦後の建築が重文指定されてきたのは最近の話。ドコモモの始まりはサボア邸の保存があった。建築にはその当時の思想や生活の考え方が込められている。壊したら忘れられてしまうのではないか。
2013-01-12 13:17:26
これ、今からでも間に合う人はきた方がいいくらい歴史的なシンポジウムになりそうですね。課題の終わった学生の皆さん、急げ。16時半まで。“@kurakata: いらしてるんですね(人数が多くて視認できずw)。内容報告ありがとうございます☆ RT @shirasu_:
2013-01-12 13:18:37
表参道同潤会。参道にアパートを建てるということで当時軍から指摘があり、生活臭がでないファサードが作られた。結果的に街並みをつくる建築に。
2013-01-12 13:20:44
都市再生特別措置法。大阪駅前や新朝日ビルの建て替えなど。容積率の緩和で超高層になっていく。2000以降のながれだが、3.11以降耐震性が問い直されたり、修繕費が莫大になる。
2013-01-12 13:24:47
大阪でフツーに開催しているのもいいと思うんですよね。大阪でやっているからローカルだとは限らない(そういう良さもあるけど)、北九州でやっているからローカルだとは限らない(そういう良さもあるけど)、東京でやっているからローカルでないとは・・。日本のすべての場所が最先端を担うということ
2013-01-12 13:24:49
テイトモダンについて。戦後復興の象徴としての火力発電所だった。 取り壊しが取りざたされたとき、火力発電所のような建物には価値がないと、一度は判断された。土壇場になって運動が起こり結果的に美術館に。 街に若者がくるようになり街の価値を高めた。
2013-01-12 13:27:58
保存再生された建物は取り壊しと保存の運動が必ず起こっていた。 フィンランドの建築憲章の話。建築の価値について小学校から教える。
2013-01-12 13:31:38
Old building is a old friends. 歴史は皆のものであるという感覚。ロイヤルフェスティバルホールは改修計画を市民に提示して市民に寄付を募った例。
2013-01-12 13:31:57
国際文化会館の保存。これも取り壊しの話があった。 日土小学校、台風で屋根が飛んで、PTAから建て替えが求められたり。現在は指定をうけ直して使われている。小学校建築は愛着を持った人が多い。
2013-01-12 13:36:49
弘前市のホテルにおいてあったマップには前川国男の建物がプロットしてあった。市民目線での建築への愛着がある。 広島アーキマップもある。建築を見る対象として価値を伝える市民の動きなど。
2013-01-12 13:40:44
私たちはどこへいくのか。60年代につくられたインフラの修繕問題。 私たちの生活はなにに支えられているのか考えないといけない。それは風景の話も同じ。京都会館はのべで数千万人の利用者がいた。
2013-01-12 13:45:07
続いて上智大学教授・越智敏裕先生の「歴史的建造物保護法制の現状と課題」。話うまいなぁ! 集中力が途切れない。複雑な内容が整理されて伝わってくる。だから、聴いている自分が頭良くなったのかと錯覚していまう。しかも私より若いなんて。。
2013-01-12 13:50:37
つぎ越智敏裕先生 保存の立場は圧倒的に不利な状況。都市にある近代建築は空間的に贅沢なので高度利用できない→保有をしていると損をする→建替えがすすむ。 2009年の調査で23区内の2196件の近代建築のうち73.4%が消失している。 …マジか。
2013-01-12 13:51:23