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夢乃
@iamdreamers
少なくとも、四里川陣は、普通の探偵ではない、ってか、普通の人間ではない。それは作品を読めば明らか。作者の解釈は一つだそうだけど、それが明かされることは、多分ない。ので、私も勝手に解釈してみる(^^)
2013-01-15 11:56:51
夢乃
@iamdreamers
作者が示す四里川陣の正体の候補としては、①幽霊、②旧支配者、③存在しない(礼子の脳内にのみ存在)、④礼子の別人格、⑤スタンド(知らない人は漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部あたりを参照)、の五つ。
2013-01-15 11:57:43
夢乃
@iamdreamers
他に、「実はこの事件は実際には起きていない(礼子の夢、妄想)」という解釈を考えた人もいる(文庫版の解説)けれど、これは作者自身も想定外だったそうな。
2013-01-15 11:58:25
夢乃
@iamdreamers
ところで、小林泰三ワールドの登場人物は http://t.co/OXbpfRmd のような関係にある。このまとめの図には書いてないけど、四里川陣は、この図では「密室・殺人」のみに登場する。
2013-01-15 11:59:06
夢乃
@iamdreamers
そして、先のまとめで考察したように、この舞台は、仮想世界であるところの現実世界であることを、丸鋸遁吉が「未公開実験」で実証している。同時に、この世界のなかで、この世界のプログラムを書き換え可能であることをも実証している。
2013-01-15 11:59:48
夢乃
@iamdreamers
ということで、「四里川陣は、四ッ谷礼子がこの世界に作り出した人間である」というのが私の解釈。丸鋸が理論を組み上げてやったことを、礼子は無意識のうちにやってのけたんだと思う。
2013-01-15 12:00:33
夢乃
@iamdreamers
ただし、無意識に創ったためか、完全な人間ではなさそう。礼子以外の人間には(おそらく)見えていない、とか、圏外のPHSに電話をかけてきてしまったり、とかがそれ。
2013-01-15 12:01:26
夢乃
@iamdreamers
・・・しかし、仮想世界ってことにしちゃうと、およそ何でもアリになっちゃうよね・・・それでも面白さがなくならないのが、この作者のすごいところの一つ、と思う。
2013-01-15 12:03:21