BL怪談まとめ

竹の子書房制作部BL課 @takenoko_BL

「地下鉄で．．．」

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ん、誰もいない？　奥の個室が一つ、使用中で閉まってるだけ。　確かに前を歩く若いリーマンが二人、続けて入った筈なのに。　用を足し、手を洗って出ようとした時だ 「もうイっちゃうの？」。　吐息で囁くように聞こえた．．．誰？　振り返っても個室が一つ閉まってるだけ．．．　蒸れた気配で．．．

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「誰も居ないのに．．．」

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また来てしまった。誰も来ない旧校舎4階トイレ、奥の個室。ありがちな学生の幽霊話し。小馬鹿にし覗いて以来、此処に座ると気が遠くなり、締った下腹部で顔を叩かれ、温固な物を銜えて覚醒する。やがて金縛られた私の顔に下腹を強く押し付け、口一杯に果てた感触．．．私は満ち足り、再び落ちていく。

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「今日も．．．」