抗ガン剤治療に見切りをつけて病院に行くことを止めた末期癌患者さんの経過

おそらくは進行した前立腺癌で、経口のホルモン療法をされていた様子です。途中から通院を止め、「米の研ぎ汁乳酸菌豆乳ヨーグルト」を使用していました。 「標準医療で治らなかった患者さんや代替医療で治った患者さんの話は聞くけれども、代替医療で治らなかった患者さんの話は聞かない」と言われたことがあります。代替医療で治らなかった患者さんの話も実はたくさんあるのですが目立たないのは確かです。なぜでしょうか。いくつか理由がありますが、その理由の一つに、「代替医療を選択した患者さんやご家族は、結果が悪かったとしても代替医療が効かなかったとは解釈しない」というものがあります。自分が選択した方法に効果があったと思いたいのは人の心の働きとして自然なことです。
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前立腺癌のホルモン療法に使用する薬は、広い意味での抗がん剤に含まれます。しかし、一般の方がイメージする抗がん剤は、細胞分裂を阻害するタイプの薬です。おそらくは医師は嘘をついたのではなく、「いま処方されている薬は、広義の抗がん剤ですが、従来の殺細胞性抗がん剤ではありません」と説明したのでしょう。医師の説明が不十分であったという可能性はあります。

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血液系の腫瘍は抗がん剤で治ることはあります。固形癌については抗がん剤で治ることはない、というのは概ね正しいです。たいていの場合、生存期間を延ばしたり、生活の質を改善したりする目的で使用されます。その他に手術後の再発を減らす目的でも使用されます。治癒的切除が困難な癌に対して抗がん剤治療を行い、腫瘍が小さくなって治癒的切除が可能になる場合もあります。

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経口のホルモン剤とはいえ治療されていたことから、本当の意味で「末期癌」であったのかと言えるのかは疑問です。というのも、一般的には「末期癌」とは、癌そのものに対する積極的な治療が困難になってきた段階のことを指すことが多いからです。また、前立腺癌は進行が緩やかなので、無治療でも思いのほか長生きしても不思議はありません。また、医師の説明と、患者さんやご家族の理解にズレがあることはよくあります。たとえば「早ければ一年持たないでしょう」という説明が、「どんなに頑張っても一年持たない」と解釈されることがあります。

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癌が見つかればほとんどの人が何らかの治療を受けるわけですので、癌で死んだ人のほとんどが三大治療を受けていても当然です。運転する人がみなシートベルトを着用するようになれば、交通事故で死んだ人はみなシートベルトを着けていたことになります。けれども、死亡の原因はシートベルトではありません。シートベルトが死亡の原因になったのかどうかは、シートベルトを着けていた人と、着けていなかった人を比較する必要があります。標準医療は原則的に比較試験で効果が証明されています。代替療法の多くは比較試験がなされていないか、あるいは比較試験で効果が無いことが証明されています。

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Korobu🌈 @kurara78

@tetsuo6039 聞いて〜、私も普段から日本の社会システムおかしいって言って説明してるのに、旦那ちゃんが健康診断行って癌が見つかったらすぐ切るいうねん。私より社会を頑なに信じてる。。信じられん。。( ; ; )

2012-12-14 00:31:43

固形癌に対する抗がん剤治療否定についてはまだ理解できなくもないですが、外科的切除を否定するというのはいささか問題があるように思います。

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症状の悪化は、もしかしたら抗がん剤を中断したことが原因かもしれません。あるいは、コメグルトを食べていたせいかもしれません。少なくとも、「コメグルト食べていれば、癌になってから食べても、治る」という主張は必ずしも正しくはなさそうです。

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