若木民喜「神のみぞ知るセカイ」FLAG215「因果律タービュランス」感想

ほしみん @hoshimin

#kaminomi #神のみ 。FLAG215「因果律タービュランス」。週刊少年サンデー7号掲載分。タービュランス（"turbulence"）は乱気流、因果律の乱気流か……。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 巻き込まれたらソウルジェムが真っ黒になるとか（女性限定だけど）、ベヘリットで使徒が生まれる贄にされるとか（こっちは性別関係無いね）、嫌なものしか思い浮かばないゼ？

ほしみん @hoshimin

#kaminomi さて、またまたリセットにより、桂馬が持つ球に残る線は一本に。この球の線だけど、FLAG200で直線から三角形に変わるときに、線の数が3から2になった。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi ゲームが進行したらリセット回数が減るってどんなクソゲーだよ、と思ったわけだが、単に、そのページだけ球の線の数が間違っていたのよね……。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi FLAG200の他のページだと球に描かれた直線は2本だ。球の模様が変わる最後のページだけ、間違って3本描かれている。そして、コミックでも修正されていない。まあ、細かいことだ。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi うらら祖父の死はイベントの失敗、そこで時が戻る。けれども、ただ戻っただけじゃない。なんとドクロウが普通に喋るように。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 先の周回で敵と戦ったときに、明確な意志というか記憶というかを取り戻し、それが消えずに残っている。そのドクロウは、桂馬に、うらら祖父たちを助けてあげて、という。罪も無いのにころされる人たちを助けてあげて、と。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi そこで、桂馬がドクロウに「何、他人事みたいに言ってんだよ。お前だってバンバン殺してただろ…!!」というわけだが、ここらへんは桂馬がぶれてなくていいな、と思う。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 桂馬は別にお題目的な物言いが好きな平和主義者じゃないだろう。けど、戦いなんて始まったらいろんなものが終わり、現実なんてクソゲーだと厭ってきたけれど、大切に感じるものもできた今のセカイがぐちゃぐちゃになる。彼の好きなゲームものんきにやってられない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 戦いなんてものをはじめさせちゃいけないって想いは強いだろう。今回（FLAG215）も人が死ぬ展開は大嫌いなんだと言ってるし、以前、話題性のためにヒロインを殺しやがって、殺されるヒロインの気持ちになってみろや、みたいなことを言ってもいた。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi だから、桂馬はドクロウのような超強力なコマ（あえて、こう書く）を得ても喜ばない。桂馬は、女神や、その宿主たちの愛や支持を得ている。やろうと思えばいくらでもおいしいおもいができるわけだけど、やらない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 別に無欲なわけじゃなかろう。あれだけ趣味に耽溺しているのだから、特化型の欲望に塗れている。（笑）そんな少年だけど、他人を損なうような真似をしない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 記憶を持っていた月夜をほったらかしていたことで、彼女を傷つけたことを悔いた。失策から、女神編終盤でちひろちゃんを手ひどく傷つけ、自身も大きく傷ついた。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi だから、圧倒的な暴力を有し、やろうと思えば、おそらく敵を殺さずとも、半殺しにするぐらいで場を収められたかも知れないドクロウが、暴力に身をゆだね殺戮劇を演じたことを責めている。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 「それ、助けられた人間の台詞か？」という気持ちもないではないけど……。あきらかにドクロウのやった反撃は過剰で、それはやってはならないことなのだという気持ちを桂馬は持っている。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi そういう心を持った主人公じゃなければ、ドクロウが、今回、口にした戦いの無い未来に、お兄ちゃんたちのセカイに今をつなげて、という言葉に続かない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi ただ、ドクロウが桂馬にいろんなことを託そうとするのは、桂馬が未来で成し遂げたこと（偉業といってもいい女神の復活）をおぼろげにわかっているというのもあるんだろうけど、実際に信頼関係を築くところを観たかった。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi もう少し桂馬とドクロウ自身が触れあう時間が欲しかったな。そう、ドクロウちゃんの好感度アップイベントが――。観たかった。（血涙）

ほしみん @hoshimin

#kaminomi うららちゃんとのあれこれも可愛くってよかったけど、ドクロウちゃんにもう少しスポットを当てて欲しかったでござるよ。ござるよ。くぅっ。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi まえも同じようなことを言ったかもしれないけど、作者様、ユピテル編に入ってから「話を進める」ことに、ちょっと考えがいきすぎている気がするよ。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi さて、桂馬やドクロウの心境を考えるのはこれぐらいに。桂馬が女神と関わることになるイベントなどが起こらず、おそらくヴィンテージの計画が成功するセカイ、それこそが本来たどる歴史だった。「今」に手を加えて、桂馬たちが知るセカイにするの、と、ドクロウは言う。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 主人公の手によって、本来の歴史が過去の時点で変わっていた（これから、そうなるよう変える）か、過去で要らんことをして変わりそうな未来をなんとか元にもどす。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi そういうお話が定番だから、本来の歴史は違うの、お兄ちゃん（主人公）が変えるの？という流れは、なかなか新しい（獅子目言彦風に）な。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 自分が知らないだけで、他でも使われているかもしれないが、主流の過去改変ネタじゃない、とは思う。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 時間の流れについて説明をするドクロウちゃんはなんか神秘的だった。これまでのぼうっとしたものじゃ無く、意志ある表情で喋るところが、なんか可愛くってハグしたいとも思ったけど。ｗ