猫と踊っているので、難問珍問があれば、私にお聞かせください。猫と踊っているので私に教えられることなら教えます。 待機中は猫と踊っています。
2010-01-30 10:07:08意味を読み取られないと、シンボルはシンボルとしての価値をなくします。 さりとて、記号にしないといけない理由というのも、当然あります。たとえばくどい、とかですね。 日常において意味が瞬間に分かればいいという、生活の利便性からも、シンボルは良く使われます。道路標識はこの例です。
2010-01-30 10:23:32まず、シンボルというのは、意味を持つ記号のことです。 お話上、創作でシンボルを出す上とは、この、意味を持つ記号をどう含めるかという技術論であると言えます。
2010-01-30 10:20:48この圧縮小道具。小道具としか、使われません。何せ、意味を読み取られないと意味がない性質故、大きく使うことができません。あくまで、分かってる人の楽しいアイテムとして、使われます。
2010-01-30 10:26:28古くからのファンや、知識のある人とかをにやりとさせる、そんな小道具が、シンボルです。日常的にさりげなくおいておくと、クオリティが高くなり、深みが出ます。 時折、このシンボル性を前面に押し出して、商業的にこけるお話も、割とあります。
2010-01-30 10:28:40さて。ここで本題に戻り、ストーリー上猫が出る時のシンボルについて、どのようにお考えですか? という質問にお答えしますと。お話を作った際に、頻繁にでるとか、出番が多そう、深い背景などがあるなら、シンボル化し、くどくないようにします、その上で付与内容を決めます。
2010-01-30 10:31:15あくまで小道具としてシンボルを付与する。これを意識するのが大切です。 その上で、読み取られやすい、あるいは意味説明して納得するものでないと、いけません。
2010-01-30 10:32:53私の場合は、たとえば猫の神様をだしたガンパレとかでは、お話のテーマとして、神々の黄昏と人間の時代の到来という背景があり、古い神々の体現として、猫を出しました。ブータです。
2010-01-30 10:36:37古い感じを出すので、老猫です。 さらにユニークさをだしたいので、化け猫/先生級に大きな猫にし、記号、シンボルとして赤いチェニックを着せました。
2010-01-30 10:36:56これは猫である関係で、老いを感じさせにくい関係で、還暦という意味を含めてつけてもらったわけですね。 同時にこれは一周して、また最初に戻る。リターンする意味でもあります。 神々の黄昏は、神々の豊かな復活でもあり、また神話が再現する、という予告になります。
2010-01-30 10:39:03また、ブータはローマ起源の存在なので、あれは緋色のマントがくすんでるという風にしてます。 作中、ののみに現われてあれはまた、かつての緋色を取り戻し、同時にブータの魂は若々しくよみがえり始めます。 リターンのはじまり、ってことですね。
2010-01-30 10:42:48同時に、ガンパレの世界観では完全に意味論が転倒して、一番正しい事を言ってるのは猫、次に幼女、芝村家、ぽややんときて、一番間違ってるのは常識人を自称するものども、としてましたから、これらに気づいて貰うためにも、見た瞬間に話しかけに行くような姿をする必要がありました。
2010-01-30 10:43:52一方、私の場合猫がすりよる不良というかたちで、あ、実はいい人なのかも、とか性格をべたに表すためにも使うときがあります。 ベタにする理由は簡単で、このシンボルの読み取りに失敗されると、お話が崩壊する可能姓が高いからです。
2010-01-30 10:49:24ですからこういうときは、私は使い古された手でも堂々やりますね。 ということで、私の場合はケースバイケースで、猫やそのシンボル性は使い分けます。 以上 説明終わり
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