百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》へのツイート
残り時間がないので駆け足で回りますが、言っとく。武蔵美修了展、百瀬文さんの作品、すっごく良かった!
2013-01-20 16:11:48@100seaya のツイート削除
武蔵美の卒展おもしろかった〜。油絵科くらいしか観て来れなかったけども。。百瀬文さんも作品は2011年の時もどきっとしたけど、今回も素晴らしかったなあ。それから、内堀さんの木彫もすごく面白かった。
2013-01-20 17:44:33修了制作、百瀬文の映像作品がすごかった。仕掛けに気付いた瞬間に鳥肌が立った。僕と同じ回に観ていた女性が号泣していた。泣きたくなるのも分かる。
2013-01-20 19:06:49良いとか面白いとか単純な言葉での感想にしたくない。多くの人に観てもらいたい作品。 http://t.co/lnUJryhZ … ダムタイプ《S/N》に出ている聾者・石橋健次郎さんにつながる木下さんの感想も興味深い。 http://t.co/kbwEehOc …
2013-01-20 21:44:42@100seaya のツイート削除
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百瀬さんの作品思い出そうとしてるけど、自分が感じたところばかりせり出してきて、語ってた内容をきちんと反芻できない。ふしぎ。繰り返し見たい。
2013-01-20 22:38:43@100seaya のツイート削除
後日
木下さんのちょっと聴き取りづらい声や、木下さんの発する声(音)を熱心に聴き取ろうとする百瀬さんの姿勢や、木下さんに伝わるようにゆっくりはっきり喋ろうとする百瀬さんの姿勢に、観客は極端に没入的な傾聴を要求されるから…かな? おそらくここにも転移の問題がある。
2013-01-20 23:16:25ムサビで、百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》を観ました。文字でも、音声でもない「ことば」の存在を知り、「ことば」を記憶することについて考えるヒントを頂きました。
2013-01-20 23:18:43発話する木下さんは自分の声を聞くことができないので、自分が意味のあることばを発していると確信することはできるのだろうか(声帯の揺れがそのかわりになってるかもだけど)。というか、我々はどうだ。喋ることは、先行する喋ろうとする意志によって、その意味?と行為?の同一性を担保するのか。
2013-01-20 23:25:16この妄想を推し進めていくと、失語状態になるか、言葉を発していてもそこに意味を結びつけることができない、統合失調的な状況が生まれやしないだろうか。あるいは、今回の百瀬さんの作品の後半部分はまさにそのような状態をつくりだしているのではないか。
2013-01-20 23:28:15しかし、ある作品の構造(これ、たぶんオフィシャルには発言されてないはずなので伏せます)によって、この統合失調は不全の状態にもかかわらず円滑に進行する。そこがじつはきわめて統率的な部分であり、批判されるべき部分でもあるのだけど。
2013-01-20 23:32:43でもそこで、これまでの百瀬作品に散見されるバラエティー要素が、一種の緩和材としてうまく働くのだ。喩えるなら、自分のからだで笑いをとりにいく、的スタンス。そもそもあの演劇的なライティングや、徹子の部屋的構図、女性インタビュアー然とした百瀬さんのかっこうは笑いを誘わずにいられない。
2013-01-20 23:36:43