1/27 #同題ssBSR まとめ お題「おんど」

同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

1/27～1/30(22:00) 今回のお題は 『おんど』 提案者は東露さんです。ありがとうございます #同題ssBSR

ランプリイ @Lampray555

【おんど/家康】勝利を祝う宴で三河の連中が妙なものを踊り出した。だーれが殺したくっくろーびん。「な、何だ？」「ああ、くっくろびん音頭という。今川殿の所に人質になっていた時覚えた」満面の笑みで家康が言う。…桶狭間で今川討った信長の気持ち、判るような気がするぜ。　 #同題ssBSR

ひのきふろ @Furo_h

【親就】その場にて聴こえるは太鼓の音と微かなきぬ擦れの音のみ。腹に響く太鼓の音にあわせて舞台上の彼が舞う。まるで人では無い様な、そこには存在しない様な…。違うだろ、あんたが舞うべきはもっと血生臭い場所だろう？早く行こうぜ、大砲の音頭が鳴り響く俺達の舞台へ【おんど】#同題ssBSR

牡蠣バター@ニューパソコンがやってきた @stgm1102

瀬戸内：「違えよそこは左足！」両手をひらひらと舞わせながら『新入社員』に伝統の宴会芸を伝授する。「仏頂面で踊るな！」亜麻色の瞳は悔しさと苛立ちに満ちているが、いい加減諦めろ。ほんの数年されど数年生まれ遅れて、俺の下に付いたのが運の尽きだ。おんど(音頭) #同題ssBSR

スットコドッコイ太郎withゴリラ @nakami_no

【幸佐】「佐助、お前の手はつめたいなあ。」まるで猫のように擦り寄ってくる主の手は燃えるように温かい。「あのね、俺様の手が冷たいんじゃなくて、あんたの手が燃えるように熱いだけなの。」「そうなのか。」その熱を振り切ることが出来ず、結局甘受してしまった。/おんど #同題ssBSR

nol @Lakky_1o1

【地方領主】南部「寄り人は今ぞ寄り来る長浜のォ～」(最北端＋雰囲気）姉小路「森はいい…」(日が入らない)宇都宮「霧の迷いだあ！」(濃霧) 尼子「お前らんトコ寒ィんだよ！なぁ、佐竹？」佐竹「そうですか？わかりません」尼子「は？」佐竹「自分、不器用ですから」/おんど #同題ssBSR

イグアナくん @nkgmbs

【烏城】「あちちっ……まぐまぐ……あちちっ！」舌の焼けるような熱い食物を喜んで食す生き物は人間だけだという。「ねえ、一緒に食べようよ」真っ赤な顔に汗を滲ませながら笑い、湯気の立つ食事へと手招くは誰よりも人らしき人。貴方のその熱が、私が人と成る為に必要な<おんど> #同題ssBSR

ヒロト @hiro_kyd

「家康!部下が私と貴様の秀吉様、半兵衛様に対する返事の温度差が酷いと囁いていたぞ!私はお二人のお声お姿に夢中で貴様の返事など聞いていないがどういうことだ!」「三成が…気合入りすぎなんだと思うぞ…。」「何っ!私への賛辞だったのか!」「…。(三河帰りたい)」/おんど #同題ssBSR

@azuazuBSR

【小→政】舞い落ちる雪の冷たさも、繋いだ手の温もりも、滴る血のぬるさも、触れ合う肌の熱も、すべてが貴方のお側に居るからこそ与えられるのです。貴方の居ない世界には熱も色も光でさえも、何もかも存在しない。それほどまでに、貴方は俺のすべてなのです。永久に。【おんど】 #同題ssBSR

燈流 @Tournesol257

【浅井夫婦/現パロ】 夏になり、祭りで賑やかな広い公園。櫓の周りを曲に合わせて踊る者達を市と眺めていた。ジメジメとした湿気があるにも関わらず、寄り添った右側と左側の熱が何故か今は心地よく、愛おしかった。「…また、来年もくるぞ」市は嬉しそうに頷いた。 【おんど】 #同題ssBSR

百合地獄さゆき(SS格納庫) @sayu_n_ss

【孫×市】闇と涙をたっぷりと湛えた虚ろな瞳に己が揺らめいている。腹を裂いて臓腑に触れたら、冷たくぬるい彼岸の闇の感触がしそうだ。我等の名を甘く呼ぶ女の唇の隙間から零れた呼気が、白となって闇に揺れる。その呼気の温度を確かめたくなって、その唇に噛み付いた。〈おんど〉 #同題ssBSR

百合地獄さゆき(SS格納庫) @sayu_n_ss

【二兵衛】肌を合わせる度にその体温が下がっているのを気付かないふりをした。片割れは気付かれていないふりをした。哀しくもどうにもできなかった不文律。二人で見たあの時の星を探そうと夜空を見上げれば、白々と冷えたように燃える、彼奴のような星が輝いていた。〈おんど〉 #同題ssBSR

千住なぎ @nagi_ddssbsr

【親就】あやつの運転する車で、海沿いの道を走る。変わってしまった海岸線、消えてしまった浜辺。…車が止まった。見上げた先には赤い大きな橋。あの時代、重要だったこの航路を巡って幾度となく小競り合いを繰り返した。富嶽、通れねぇなぁ…呟いた奴がアクセルを踏んだ。/おんど #同題ssBSR

みるくss用 @milkss_ss

「好いた人と穏やかに暮らせることが一番のはずだろ」悲しげに自分を睨む風来坊を、政宗は鼻で笑った。「The Cock and the Jewel.雄鶏にとっちゃ宝石に価値はねぇ、か」「どういう意味」「俺達の一番はPartyなんだよ。お前に分からなくてもな」／おんど #同題ssBSR

さ @sakisosss

ほんの戯れに取った手が生きてもいないかのように冷たかったので、ぎゅっと握りしめてみた。そうするとじわじわと幸村の体温が染み込んでいくようで、嬉しくなる。「ぬくいか？」嬉々として訊ねると苦笑いを浮かべて「あっついよ」と返された。温度差を考えていなかった。<おんど>#同題ssBSR

紫翠🌱垢移動してます @shisui_sabotage

【風来坊】寒くなんか無いさ。あんた、本気で守りたいって奴が思い浮かぶかい？傍にいたいって思えるかい？その人のこと、思い出したらあったかくなるだろ。ま、ちょっと熱いかもな！凍える冬場も、一人より二人の方があったかい。…大事にしなよ、あんたはきっと幸せだ。【おんど】 #同題ssBSR

静@向日葵畑 @shizu373shizimi

【おんど/家康】戦いが終わってすぐの祝宴で、ワシは東軍総大将として杯を掲げ、音頭をとった。厳かな空気も酒が入れば、皆の熱気が戦の疲れを流してくれる。ただワシは、飲み干す度に熱くなる身体とは逆に、頭はずっと戦場で殺したあの男の体温のように冷えきっている気がした。 #同題ssBSR

ひのきふろ @Furo_h

【親就】「チョコを作る際に最も重要なのは温度管理よ」「何で、んな事詳しいんだよ…」「貴様が聞いてきたのではないか」まぁ、そうなんだけど。今の時期は敏感になっちゃうだろ。だってもうすぐ２月…もしかしてコイツも誰かの為にとか…あああッ！！くすりと笑う声がした【おんど】#同題ssBSR

藤川イツキ @yitsuki615

【吉三】熱気と狂気、けして交わることのない対立に呑み込まれた戦場。煩わしい諸々に囚われる事無く、家康の首を取る為だけに駆ける事を許された。やっと。やっと私の悲願が叶う！なのに何故、貴様の温度が喪われていく？「行くな、私の元から去るな！」<おんど>#同題ssBSR

藤川イツキ @yitsuki615

【市と佐助】虚ろな瞳。武田の猛者に慣れた目には、ほっそりとした体が奇異に映る。かつては夫の傍で薙刀を振るったという姫。魔の手を繰る彼女の手は、黄泉の亡者のように温度を失って冷たい。熱を無くし、それでも彼女は生に縋る。「一緒に逝けたら良かったのにね」<おんど>#同題ssBSR

たま＠取引用 @kabikiller_tko

【武田】「いや、呑みませんてば」少しずつ後退る佐助に、幸村がにじり寄る。頬を引き攣らせた佐助は、目の前で唐突に響いた柏手に飛び上がった。「猿飛の！ちょっといいとこ見てみたい！」完全に据わっている主の眼に、佐助は思わず踵を返す。「逃げたぞ！」「追え！！」／おんど #同題ssBSR

閑井嵩 @syusizu

｢それでは、乾杯の音頭は小早川殿に!!｣貴公の御蔭で我等は勝利したのですから。さあどうぞ。見渡せば微笑みながらも笑わぬ天下人、勝利者達と媚びいる者と嘲る者、そして眼には視えぬ恨みを吐く者。もう誰の名を呼ぶことも出来ない青年は、高らかに杯を突き上げた。<おんど> #同題ssBSR

@nemptilly

【三吉】薄い布地に触れると確かな温もりを感じる。皮膚の下を流れる血がどくどく、どくどくと駆け廻り、確かな鼓動を伝えている。貴様は骸ではない。個として生きる者だと。ありったけの情を込めて痩せ細った手を握り締めた時に零れ落ちた大粒の雫もまた、生きているの証。/おんど #同題ssBSR

@nemptilly

【小早川主従/現代】「おや、こんなところにアツアツのおでんが」う、うん。そうだね天海様、美味しそうだね…。「ほら、だしがたっぷりしみ込んだ大根ですよ、金吾さん」…ぅん。「ほら」だ、だめだよ…！「ほぉら」か、顔、近っ…！「ほぉ～ら」熱いよ天海様―ッ！！！！/おんど #同題ssBSR