シヘナイト

お坊ちゃまシウォン×男娼ドンへ
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ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

「シウォン坊ちゃま」屋敷中の使用人全員が俺のことをそう呼ぶ。 「シウォン坊ちゃま、社長がお呼びです」 「シウォン、お前はこの会社を継ぐんだ。一生懸命勉強しろよ」 何度この言葉を聞いただろうか。幼い頃から俺に自由は無かった。

2013-01-28 00:39:02
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

学校の送り迎えはもちろん、帰ってきても勉強に習い事。自由に友達と遊ぶこともままならなかった。 お前はそんな俺に自由を与えてくれるのか? ―コンコン 「シウォン坊ちゃま、この後の先生が急なご病気で本日の予定はなくなってしまいました。」 『わかった。』

2013-01-28 00:39:56
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

ラッキーだと思った。久しぶりに一人で外にでも行くか… 「シウォン坊ちゃま、どちらにお出かけで?お 車でお送りいたしましょう」 『いいや、大丈夫だ。そこらへんを散歩してくるだけだよ。』 「お付きのものをつけましょう」 『本当にすぐ帰ってくるから大丈夫だ。一人にしてくれないか』

2013-01-28 00:41:01
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

そういって俺は必要最低限のものだけもって振り切るように家を出てきた。 どこまで行こうか…そう考えた俺は足を繁華街のほうへ向けた。 静かなところでゆっくりするのもいいが今日はなんだかにぎやかなところのほうが落ち着くような気がした。

2013-01-28 00:42:42
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

人が溢れかえる道をぶらぶらと歩き、何をするでもなく、何を買うでもなく気の済むまでアテもなく歩く。 少し人がまばらになった道を歩いていたとき、細い路地のほうから何か争うような声が聞こえた。 「ちょっ、話がっ…!違うだろ!」 「どうせ他のやつともヤってんだろ?じゃあいいだろ」

2013-01-28 00:43:14
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

なぜか気になって少し覗いてみると俺より少し若そうな男とその男よりはるかにガタイがいい男が揉めていた。若い男のほうはガタイのいい男と距離をとって話していたのだがガタイのいい男がどんどんそいつに詰め寄っていった。

2013-01-28 00:45:06
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

そして手首を掴み、壁に押し付けた。若い男のほうは必死に抵抗するもかなうはずがなく、必死にその男を罵っていたが抵抗もむなしくそれは男をあおる材料にしかならなかったようだ。 いつもなら男同士の痴話げんかなど興味もないしほうっておくのだが、今日の俺はは何故か、違った。

2013-01-28 00:45:39
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

俺は気づくと壁に押さえつけているガタイのいい男の太い腕を掴み『嫌がってるだろ? やめろよ。』とにらみつけていた。 だがその男はひるむことなく俺を一瞥し「部外者は引っ込んでろ」と俺に蹴りを入れようとした。が、しかし避けることなんてたわいもなく、ひらりとかわし腕をねじる。

2013-01-28 00:46:14
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

『もう一度言う。嫌がってるだろ?やめろよ』 「イテテテテテッ…わかったよ、離せよっ」そういいながら痛そうに顔をゆがめた。 去り際に悪態をつきながらも分が悪いと思ったのかそそくさと逃げるように去っていく。

2013-01-28 00:48:01
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

どうせ、こいつも金儲けに身体でも売ってたんだろう…この街でそういうことをしている奴は少なくない。そう思って後ろを向いてみると…半分口を開けてぽーっと俺のことを見ている先ほどの若い男がいた。 『ケガはないか?』 「 ………」 『…?じゃあな。気をつけろよ』

2013-01-28 00:48:51
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

俺が去ろうとしたとき後ろから声が聞こえた 「まっ、待てよ!!」 『??』 「せっ、せっかく金が手に入るところだったのに邪魔しやがって…責任取れよな!」 『ハ?わざわざ助けてやったんだろ。むしろ俺は感謝されるほうだと思うんだが』 「いーや!俺は助けてなんて一言も言ってないね!」

2013-01-28 00:50:24
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

可愛い顔をしつつも悪態ばかりついてくるこいつに埒があかないと思った。何なんだコイツは… 『はいはい。俺のおせっかいでした。すいませんね。じゃあな』 そういって奴に背を向けて歩き出そうとしたとき、背中にトンっという感触が当たった。 「…だから!責任取れって言っ ただろ!?」

2013-01-28 00:52:28
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

そう、俺は奴に抱きつかれていたのだ。 『責任ってなんだよ?』 「……俺を買え」 『!?』 驚いて振り向いてみた奴の顔は小悪魔のような微笑で俺を見つめていた。

2013-01-28 00:53:33
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

しばし呆然としていた俺の返事を肯定と受け取ったらしく、奴は俺の腕を取り、俺は事態を飲み込む間もなく奴に半ば引きずられるようにしてホテルの建物の入り口まで来てしまった。 『ちょっ、ちょっと待て!男同士はまずいだろ?』 気が動転してなんと的外れなことを…

2013-01-28 00:54:51
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

しかし、奴は気にする様子もなく、 「大丈夫だって!俺いつもここ使ってるから~♪」と言った。 いつも…ね。やはりコイツは身売りをしているらしい。そうだろうとは思っていたが本当にそうだとわかるとなぜか腹立たしくなった。

2013-01-28 00:55:43
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

対照的にこの若い男はなぜかルンルンしたような感じで俺を引っ張っていき、手馴れた様子で部屋まで導いた。 部屋に入るなりくるっと振り向いて、 「しっかしお前いい男だよな~!名前なんていうの?」 『人にものを尋ねるときは自分から、って習わなかったのか?』

2013-01-28 00:57:09
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

「ちぇっ、細かいやつだな!俺はドンヘ!イ・ドンヘって言うんだ!」 『俺はチェ・シウォン』 「シウォンって言うのか~!」 キラキラした笑顔で俺の腕を離さないドンへ。 「さて!せっかくだし楽しもうよ♪先にシャワー浴びていいからさ~」

2013-01-28 00:58:06
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

そういってバスローブをボンと押し付けて更にシャワールームへ俺を押し込む。 『えっちょっ、』 「大丈夫!金だけ抜いて消えたりしないから~!お前かっこいいし、俺抱かれたいし♪」 といってドアを閉められる。 俺…完全にあいつのペースに流されてる…

2013-01-28 01:00:26
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

仕方なくシャワーを浴びていると ―ガラガラッ 「やっほ~」 『!?!?』 「どうせだから俺も一緒に入っちゃおうと思って♪背中流してやるよ!」 シャワーを浴びている俺の後ろに立ち、泡をたてたスポンジで背中をなぞり始める。その触り方が妙にいやらしくて…

2013-01-28 01:01:07
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

『お前背中流しにきただけじゃないのか?』 「うーん、どうかな。もしかしたら襲いにきたのかもよ?」 はははっと笑いながらその手は俺の脇の下から首筋まで伸び、鎖骨、胸、腹部と下がっていき、とうとう俺のモノにたどり着いた。スポンジから泡を搾り取り、俺のまだ萎えているものにまとわせていく

2013-01-28 01:03:11
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

背中にぴったりと体をつけ、ドンヘの吐息が背中にかかる。 やはり気持ちいところは熟知しているのか、先っぽから裏までじっくりといじられれば俺のモノはすぐに元気になった。 「…はぁっ、シウォナの、おっきいね」 うっとりするように呟くドンヘ。

2013-01-28 01:05:11
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

我慢できなくなったのか、体を俺の前に滑り込まし、俺の泡を自分の体に擦り付けるように体をくねらせてきた。そのときふとももに触れたドンヘのものはもう完全に勃っており、腹につくくらいになっていた。そんなドンヘのモノが俺のに当たるたび快感がお互いに走り風呂場に快感の混じった吐息が漏れる。

2013-01-28 01:07:21
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

ドンへはシャワーを持ってきて俺の体を流し始めた。 体をなぞっていた手が乳首を触り、ドンへは俺をバスタブのふちへ腰掛けさせ、俺の脚の間に体をおさめる。そしてうっとりした顔で俺のモノにちゅっとキスしたあと、愛おしげに頬ずりをし、 「ねぇ、シウォナ、舐めて欲しい?」 と妖艶に微笑んだ。

2013-01-28 01:08:57
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

ここまで流されるのはさすがに気に食わないな…と思いドンヘの後頭部を掴み、俺のモノを無理矢理口に含ませる。 少し驚いたようだが嫌がるそぶりもなくむしろドンへも興奮しているようだった。 浴室に淫猥な水音が響く。 コイツ…上手い。 情けなくもすぐに達しそうになってしまった。

2013-01-28 01:10:28
ひっとん@進撃のシヘニスト @gyuminmin

『ドンヘっ…もう出るから、口離せっ…』 「いやひゃ(いやだ)」 『くっ…』 ドピュッとドンヘの口の中に出す。 『はぁっ…』 ―ごくんっ 「ごちそーさま」 『お前、飲んだのか!?』 「うん、だってシウォナの濃くて美味しかったんだもん♪なぁ、しうぉな…」

2013-01-28 01:11:07