飯塚市議会議員えぐち氏の図書館フレンズいまり講演会つぶやき #図書館

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切り取り線 @kiri_tori

✄------------ 2/2(土) ------------✄

2013-02-02 00:00:00

図書館フレンズいまり

演題:「図書館で地方自治を変える」 ~市民協働の最前線~
講師:渡邉 斉志(わたなべ ただし)氏  国立国会図書館 関西館 電子図書館課

最近、全国の図書館に様々な風が吹いています。
そんな今だからこそ、改めて自分たちの問題として図書館を考える機会を持つことにしました。
はるか遠い存在のように思う「国立国会図書館」ですが、決してそうではありません。
自治体の図書館長も経験された熱きライブラリアンをお招きします。
愛する図書館を守り育てるために、ご参加ください♪

伊万里市民図書館

江口徹 @eguchi_tohru

福岡県飯塚市の職員から政治の世界へ入って今年で23年め。2000年から市議会議員として活動。大好きな飯塚をもっと素敵なまちにしたい! それには、政治がもっとやるべきことがあると確信しています。一緒に飯塚を変える仲間募集中です!

eguchi-tohru.com

江口徹 @eguchi_tohru

今から伊万里市民図書館で開催される図書館フレンズ講演会に来ています。 講師は国立国会図書館関西館の渡邉さん。演題は『図書館で地方自治を変える〜市民協働の最前線〜』 200人弱入る会場もおおよそ満員。市民に図書館が馴染んでいるのがわかります。 この後の講演も楽しみ〜

2013-02-02 14:13:58
江口徹 @eguchi_tohru

伊万里の図書館フレンズ講演会。講演に先立ち図書館フレンズ伊万里の方々のコーラスが優しく迎えてくださいました。 図書館フレンズは370人もの会員がいるそうです。また、今日の講演会は図書館の主催ではなく、図書館フレンズの主催。ここに協働のホントの姿があるようです。

2013-02-02 14:16:56
江口徹 @eguchi_tohru

伊万里市長挨拶。図書館は知る権利を保障するための施設だから指定管理にはしない。ただ市だけが運営するのではなく市民との協働の場とも考えている。

2013-02-02 14:22:06
江口徹 @eguchi_tohru

渡邉さん講演スタート。まずは自己紹介。92年に国立国会図書館に入る。2008年から2年、石狩市から請われ、市立図書館館長として赴任。 現在、国立国会図書館関西館の電子図書館課に配属。 個人としても伊万里市民図書館を視察したことあり。

2013-02-02 14:28:18
江口徹 @eguchi_tohru

図書館とは?図書館法があるが市町村は図書館を作っても作らなくても良い。また、どんな位置づけにするかも何をするかも自由。 だから座席を減らし本をたくさん置いて貸し出しに力を入れる図書館もあれば、長く滞在してもらうことに力を入れる図書館、市が直営する図書館、指定管理者(民間)運営も。

2013-02-02 14:33:29
江口徹 @eguchi_tohru

じゃあ、図書館の役割とは? 図書館は利用する人のための施設ではない。⇒ 本を読んだり貸したりするのも大切だがそれだけではない。 図書館を利用する方は、おおよそ市民の3割。じゃあ、一部の市民のために本を提供するためだけに多くの税金を使って良いのか?

2013-02-02 14:37:49
江口徹 @eguchi_tohru

税金を使ってすることとは? 市民福祉の向上につながることや、民間では十分にできないことだ。 じゃあ、図書館の具体的な仕事は? ◯地域で発行された本などの地域資料を集めて保存すること。 ◯地域の歴史的な文書などを集めて保存すること。 ⇒①地域の情報を集めて保存記録する。

2013-02-02 14:46:36
江口徹 @eguchi_tohru

図書館の仕事、その2 まちづくりに貢献すること。 仕事の専門性・特殊性などから、他に貢献できることがかなりある。 例えば、学校教育支援、障がいのある方への生活環境の改善の支援、議員活動の支援、経済活動の支援等々。 もちろん本の宅配やブックスタートなど既にはじめていることも多い。

2013-02-02 14:52:30
江口徹 @eguchi_tohru

図書館は自分が主役として地域に貢献するだけでなく、脇役として地域に貢献できることはたくさんある!

2013-02-02 14:54:27
江口徹 @eguchi_tohru

図書館の運営をどうする? 図書館の職員や図書館関係の学者だけで決めて良いのか? いつも専門家はベストな選択ができるのか? 独善的になることはないのか? ⇒ 専門家だけで決めるのではなく、市民参加のもとに運営すべきでは? そもそも地方自治は専門家に全てを委ねることではない!

2013-02-02 14:59:46
江口徹 @eguchi_tohru

じゃあ、市民の意見を図書館の運営に反映させるしくみは? 議会、教育委員会の会議、情報公開、行政評価、図書館運営協議会等々。 それ以外にも、利用者として意見したり、ボランティアとして図書館の活動を支援したり、市民として図書館に関わる活動をしたりできる。

2013-02-02 15:03:08
江口徹 @eguchi_tohru

図書館員は市民と意思疎通がきちんとできているか? まだまだ改善の余地があるのでは? ⇒ だとするとさらに多くの市民と対話できる場を増やしていくべき。 館長がボランティア活動の場に顔をだしたり、利用者と対話したり、イベントを一緒にしたり、議員と話したり等々。

2013-02-02 15:07:31
江口徹 @eguchi_tohru

その他でも様々な場をつかまえて、市民や他の部署の職員と話をすることによって、信頼関係を築いていき、協働の基盤とした。 また、それは図書館だけでなく市役所全体に広げることも図書館の役割のひとつだ。

2013-02-02 15:10:30
江口徹 @eguchi_tohru

何をするかとどのようにするかの両立。 優れたサービスの提供だけでなく、優れた運営方法(市民との協働でのまちづくり)が合わさって、図書館は地域に対して最大の貢献ができる。 ⇒ 図書館を設置し、運営しつづけること自体が利用者の満足を超えて、まちづくりそのものになる。

2013-02-02 15:13:25
江口徹 @eguchi_tohru

市民が税金払ってるんだから役所はその分働け!というのは、その通り。 でも、それだけでなく、市民一人ひとりができる範囲でまちづくりに関わること、図書館がそうした活動の場となること、なにより図書館と接することにより市民がまちを大切に思う気持ちを感じるようになることが実現すると素敵だ。

2013-02-02 15:17:08
江口徹 @eguchi_tohru

図書館はそんな市民協働の現場になれる場だ。何と言っても、市民の3割も利用している施設は他にはない。そのことを市長や幹部職員、議会が理解しているかどうか。 理解なかったらサービス提供だけのばとなり、市民協働の場とはなれない。

2013-02-02 15:21:53
江口徹 @eguchi_tohru

図書館とは、そんな可能性を秘めた場だ。そしてそんな図書館にするためにも職員を市民が育てる必要がある。 市長や議会が守り育てる必要がある。 自分が住むまちを税金に見合うサービスが受けられるまちだけにとどまらない、もっとワクワクするまちにしてみたくないか?

2013-02-02 15:29:56
江口徹 @eguchi_tohru

自分にできることを通じてまちづくりに関わり、単なるサービスの消費者ではない存在になれる。 しっかりとしたサービスを提供できる図書館と信頼できる職員がいれば、図書館はそんな市民協働の場となれる。 これが、図書館で地方自治を変えると言う意味だ。

2013-02-02 15:32:12
江口徹 @eguchi_tohru

講演は終了して、質疑タイムに。Q1福岡市より参加の方。市内でも各所で本に触れる場があると良いと思うがどうか。 A 北海道は学校図書館が恵まれていないエリア。恵庭市が取り組みしたくらい。本を買うだけでなく人。そのために石狩市では市立図書館が全面的にバックアップしている。

2013-02-02 15:49:15
江口徹 @eguchi_tohru

Q2 また、アメリカで本が一冊もない図書館ができると言う。電子書籍も含めてどう考えるか。A 日本では、20弱の図書館が電子書籍を扱っているが、まだ点数が少なくまだまだではないか。もちろん否定するものではない。

2013-02-02 15:52:12