お笑いとか、芸能とか。何を売っているのか、どうあるべきか、とか。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

芸能に公権力なりなんなりが入ってきて厳格なルールを押し付けられるとか、本来あってはならない事な訳ですよ。あってはならないからこそ、表現者側は公権力の介入の口実になるような事は避けなくちゃならない。

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「恋愛禁止」なんて人権侵害に決まってるじゃん。でもその人権侵害も、世のお楽しみとしてお遊びとしての緩いローカルルールの中一線守ってショーにするというのがプロの仕事な訳ですよ。

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元々グレーな事を「市井の文化風俗」としてナアナアで認めて貰ってた所に思いっきりブラックな姿を見せたら、そりゃ御上なりなんなり外部から色々言われるでしょう。

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今回は１００％表現者側の自業自得ですよ。弁護士先生がアイドルのローカルルールに対して人権侵害云々言うとか正直ウザいでしょう？ でも我々にはもはやそれを跳ね除ける事は出来ないんだよ。言われるような事したんだから。

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愚行権って俺も好きだよ。ビートたけしさんが言ってたじゃん。「人には幸せになる自由と不幸になる自由がある」って。あの台詞超カッコいいよ。でもその台詞が機能する前提ってのがある訳で、そこに思いもはせずに自由を称揚した所で、そんなのは弱者への搾取や虐待を後押しするだけなんだよ。

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そしてココで今一度太田光の言葉を持って来る必要がある訳です。 ＞ 「俺が田中を殴って人を笑わすのは、それは俺の暴力の異常さ、残忍さを人は笑っているんです」 「暴力が当たり前になってしまったら、俺のやってる事は笑いじゃなくなっちゃう」

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もう一度繰り返します。 非倫理的な表現が価値を持つためには、まず倫理が先行して世間に存在しなきゃならない。だから非倫理的な表現を行う人間こそ、世の中の倫理の大切さを分かってなきゃいけない。