D&D Inns in an Instant(Dragon #418) の使用例

Kazuhiro Wakatsuki @kamoyamakoto

今度使おう> Inns in an Instant (Dragon #418 http://t.co/KnGRDGyo ) 宿屋兼酒場の設定を簡単に決められる表がいっぱい。店の名前、店主の種族・性別・年齢。店の雰囲気や特別なメニューなど。

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Dragon #418 の Inns in an Instant を使って、宿屋兼居酒屋の設定を作ってみた。現在進行中の4版キャンペーンに登場させようと思うので、ネンティア谷のフォールクレストにある店とした。

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先の記事には様々な表があり、基本的には Roll or Choice (サイコロを振って決めるか、表から選択)。自分で使いたい設定があればそれを使うもよし、となっている。今回は徹底的に表を使って運任せに宿の設定を決めようと思う。

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1. まずは宿屋の名前。良さそうな名前の組み合わせができるまで、d100を2回振り続ける。Ugly Archer「醜い弓兵」となった。引退した冒険者がオーナーか。おさまりが悪いので、バリエーション表で味付け。「The Inn of the Ugly Archer/醜い弓兵の宿」。

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2．酒場の主人。ドラゴンボーンの男性、45歳。Pahath Llthnaron/パナス・ルサナロン。名前は種族ごとに表があり、そのままNPCの名前に使えそう。 ドラゴンボーンで弓兵というのがちょっとイメージと違うので、何かいわくがあるのだろう。(それは後で考えることにする)

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3.宿の雰囲気。「Pleasant/愉快な、楽しい」メニューにあろうとなかろうと、蜂蜜酒は大きなピッチャーでくるか、適正な値段に設定されている。店主は明らかに公正に商売している。　PCたちが長逗留した宿の設定を作りたいので、これはありがたい。

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4.宿の格と従業員。PC一行が街を救ったお礼に長逗留させてもらった宿なので、上質(Fine)に決定。一晩2gpの部屋と10gpの貴族様用の部屋があるが、PCが泊ったのは通常の部屋だな。d12で部屋数と従業員数を決定。10部屋、従業員7名と用心棒2名。気が向いたら設定を考えよう。

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5.特別メニュー。宿のある環境ごとに表が用意されている。フォールクレストにあるので City にしておく。「今日は『焼きタラとマッシュポテト(2gp)』、飲み物はちょっと珍しいのが入っていて『沼地産の蒲(ガマ)ブランディ(1gp)』があるよ」　

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5(続き) 時々、適当なダイス修正を入れて表を振り直すのがいいよ、とあるので特別メニューを充実させていきたいと思う。

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6.他の宿泊客(NPC)。少し(A few people)→4名のNPC。FINE INN PATRONS の表で素姓を確定。商人、商人、NPCの冒険者、商人。商人が多い。どこから来たのか決めてやるとおもしろかろう。NPC冒険者は一人だけなのか、仲間が別のところにいるか。

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7.会話のネタ。「もうすぐやってくる嫌な仕事を嘆く男がいる。主人の使命につき従い、まる二週間きつい労働に就くことにうんざりしている」　宿屋の雰囲気に合わないが、そこがネタの拾いどころか。NPC冒険者がその嘆いている男だろうか? 商人の一人が雇い主なのかもしれない。

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8.ランダムイベント。2d20で決定。「大きな声援とともに、二人のNPCが立ち上がり音楽なしに踊り始める。明らかに酔っ払っているようだ」 NPC冒険者(男)が、酔っぱらった雇い主の女商人に振り回されている図が浮かんだが、それはお約束すぎるか?

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以上で、宿の設定完了。宿の情報をまとめるシートが最後についている。そのまま使うにはちょっと足りないところもあるけれど、とっかかりにするには良さそうだ。