ライスのアニメ感想.Ex #10：ドキドキ！プリキュア感想録

テリー・ライス @terry_rice88

ドキドキ！プリキュア5話。真琴とマナたちの本格的邂逅。アイドル剣崎真琴のプロの姿勢を見て、マナがプリキュア（ヒーロー）として矜持を再認識する回だったかと。しかしまあ、四葉財閥が幅広く多角的事業を展開してて、ナチュラルに怖いよｗ　事も無げに令嬢特権駆使してるありすが半端ない……。

テリー・ライス @terry_rice88

なんだかんだでキュアソード、というよりは剣崎真琴のキャラを前面に押し出してきた回だったか。同世代人として既に仕事してる少女と思春期の真っ只中にいるマナたちが対比になってるってことか。ベタだけど、芸能界とアイドルと一般女子中学生（高スペックだが）の線引きがされていたように思う。

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ってことは、まだマナたちの方（この場合、マナ1人？）が「ごっこ遊び」の領域を超えてないって事なんだろうかね。アイドル＝仕事の使命感＝プリキュアな図式があるとして、それをきちんと意識してる真琴、ひいてはキュアソードはマナたちより一歩先にいる位置づけなのか。既に仕事してるって点で。

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確かにマナが舞い上がって、真琴に突っ走ったのは他人のこと考えてなかったし、六花の言うように暴走だったわけだが、ここら辺は非常に子供らしい。けど、真琴との最大の違いはそこなんだろうなあ。みんなの為にというのがマナと真琴では全く意味合いが異なっているんだろうと思う。個があるかないか？

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真琴は自分がアイドルとして、観客に求められている姿がどんなものかを理解しているからこそ、みんなが幸せになる為に活動しているけど、マナはみんなと繋がれる事を信じて、みんなの幸せの為に活動して、友達になる事を心がけている感じかな。自分を省みていないのはマナも真琴も一緒かもしれないが。

テリー・ライス @terry_rice88

でも、真琴の方がシリアスに頑なではあるか。マナには六花もいてありすという、彼女を省みてくれる仲間がいるからいいけど、真琴はマネージャーさんがいるとはいえ、同世代の理解者がいないから、孤独感が半端ないな。一人だけ大人と一緒の社会にいるみたいな。だから芸能界って言う設定なんだろうけど

テリー・ライス @terry_rice88

使命感とか仕事に囚われているから余計に頑なになっている印象があるなあ。前回まではマナたちのプリキュアになるべくしてなった資質が描かれていて、今回はプリキュアとしての目的意識みたいなのが真琴のアイドル活動を通じて、描かれたという事でいいんだろうか？結構キャラのバランスが面白い。

テリー・ライス @terry_rice88

所以、六花とありすはマナに引っ張られて、プリキュアになってる面が強いので、プリキュアの目的意識としてはマナが意思表示さえすれば、それがドキプリにおけるプリキュアの総意みたいになっているのが興味深いかな。なんだかんだでソードは既に資質と共に意識も確立している存在であるという事か。

テリー・ライス @terry_rice88

だからまあマナ（ハート）とソードの二軸ってことなんだろうな。今はまだソードのほうがプリキュアとしてリードはしているけど、ハートがその差を埋めていく話、なんだろうか。ハートの信念をダイヤモンドとロゼッタでサポートしていく、のが今後の道筋でソードが追いつかれた時、どう手を取り合うのか

テリー・ライス @terry_rice88

プリキュア=騎士だと考えると、騎士団としてのマナたちのチームワークは多分高い。そもそもプリキュアになる以前から、三人の結束はマナを中心に強固な関係である事は描写で窺い知れるよね。六花なんか小さい頃からの幼なじみだし。ありすはまあ・・・最初から最強だしｗ　ソードは孤高の騎士な趣。

テリー・ライス @terry_rice88

一匹狼的な位置にいるソードが、マナたちとどこで手を取り合うのかが序盤の主軸っぽいな。脚本の振り方も今回は田中仁さんとメインライターの山口さんじゃないことを含めて、ソードの成長をじっくり描いていく流れなのかもしれないな。ああ、転校生ポジションなのか、良く考えれば。結構しっくり来る。

テリー・ライス @terry_rice88

ということは仲間という意識がソードの中にどのような過程で芽生えるかというのに注目していけばよさそうかな、やっぱり。マナたちはソードと仲間になりたいのは明白だから、ソードが自分を認めてくれる仲間を受け入れることが出来るかが焦点なのかな。悪役達の目的はそれから明かされそうだ。

テリー・ライス @terry_rice88

トランプ王国の残党つぶしにしても、チョット大掛かり過ぎる騒ぎ起こしてるから、何か別の目的がありそうだし。そこら辺の開示も楽しみ。という事は次回の真琴のお料理回はネタでもなんでもなくマナたちとの交流がメインかな。・・・メシマズという領域を突破するとは思わなかったがｗ　楽しみだ。

テリー・ライス @terry_rice88

ドキドキ！プリキュア6話。まこPのお料理教室＆改めてキュアソード正体バレ回。アイドル業は務まるが一般生活の素養が全くない真琴は傍から見ていると、ちょっと心配になるくらいのレベルだったが、マネージャーのダヴィの発言から察するに、そういうこと全くやってこなかったのは想像に難くないか。

テリー・ライス @terry_rice88

多分、前回から次回までのエピソードを合わせて、真琴、キュアソードの仲間化エピソードなんだろうな。そういう点じゃ、今回マナたちをオムライスを一緒に作って、日常を手に入れていく真琴の様子が描かれていて、面白かったんじゃなかろうかと。今回の脚本はマリみてなどで活躍された高橋ナツコさん。

テリー・ライス @terry_rice88

というわけかどうか分からないが、ジコチューとのバトルはそここに、真琴とマナたち3人の交流がメインだったっぽい。いや、ここんところ数話見ていても、序盤だからジコチューがまだ弱いってことでいいんだろうか？まあ、メインに出張っているのが魔少年イーラだってのもあるかもしれないけども。

テリー・ライス @terry_rice88

それにしてもドキプリは食べ物描写が多いよね。2話でもオムライス出てたし、3話でマナと六花の食事でハンバーグ出てきたし、お茶会やってるし、桃まんが繋がりの証みたいなアイテムと化してる。真琴においてもオムライスを通じて、マナたちと交流できたわけだし。孤独なキュアソードの仮面を外してる

テリー・ライス @terry_rice88

あとマナたちとの練習でたまねぎ切った時の真琴の涙目とか、描写的に凄く上手いなあと思いました。普段涙腺決壊しないようなクール系（今のところ）のキャラなので、今回のような人との繋がりに触れることで涙するのではないけど、そう見えるような自然な流れが凄くいいなあ。あとソードの過去が見えた

テリー・ライス @terry_rice88

トランプ王国ではプリキュア兼王侯歌手をやっていたようだし、思いが届く/届かないという問題については相当に敏感なんだろうなあ、キュアソード。まあ、向こうでのプリキュア＝騎士＝貴族だと考えると、料理する現場なんて見たことないんだろうし、料理の素材があるなんて知らなかったんだろうなと。

テリー・ライス @terry_rice88

そういうことを鑑みると、使命に囚われるより、日常を、自分を大事にして欲しい、というのが真琴のテーマかなあとも。まあアイドルにしてもプリキュアにしても使命感でやるよりは他人を思う心が必要、みたいな流れがドキプリのメインテーマとしてあるのかもしれない。そう考えるとやはり三銃士だな。

テリー・ライス @terry_rice88

他人の為に自らを行使する。そして人々は誰か一人のために行使する。三銃士の文句としてあまりにも有名なあの文句がやっぱり根底にありそうだよなあ。マナたちはある程度、完成されちゃってる面があるけど、真琴に限っていえば未完成というキーワードが浮かび上がってくるんだろう。前に言ったかもだが

テリー・ライス @terry_rice88

そう見るとやはりソードはダルタニヤンポジションなのかなと。プリキュアとしてのライト･スタッフは持ちえているけど、人格が未成熟。逆にマナたちは人格的には良く出来た子達だけど、プリキュアとしては未成熟。だからまあ、お互い仲間になる事で相互補完って形になりそうだなあ。実際その流れですし

テリー・ライス @terry_rice88

今回はオムライスを作ることについて、四人が一つになって、お互いを補完しあいながら、真琴が一晩で料理できるようになるというのが三銃士のあの名文句そのままなのが非常に象徴的だよなあ。それをバトルで見せるのじゃなくて女の子らしく、日常かつ料理の場面で見せるというのがかなり秀逸だなあ。

テリー・ライス @terry_rice88

でまあ、真琴もマナたちと仲間になりたかったというファイナルアンサーが出てきて、差し出されたマナの手を握ろうとしたところでベールが水を差すという引きが凄く面白い。今回はどちらかというと日常パートにおける4人が繋がる回だったけど、次回はプリキュアで繋がる4人という話になりそうだ。

テリー・ライス @terry_rice88

トランプ王国で何があって、何が起こったのかがソードの口から語られることによって、情報の共有化がなされて、ともに戦う決意に繋がっていく。そういう流れなのかなあ。けどまあ、先に真琴サイドの話をしたうえで、ソードサイドの話が展開されるわけだから、前者が重要視されているのが興味深い。