路地裏雑貨店へようこそ ~幻想世界の雑貨たち~
- NO_TitleStore
- 5003
- 5
- 0
- 0
『紙コップの糸電話』 子供が使ってたような糸電話。遠く離れた所にいても使える。いちど離れ離れに持っていたものだが、現在は声が届かなくなり糸を結びなおして2つ並べておいてある #幻想雑貨
2013-02-06 00:16:22『宇宙テーブル』 宇宙を映し出すテーブル。夜部屋の電気を消してテーブルの上に蝋燭を一本だけ置くと宇宙の中にいるような体験が出来る。蝋燭の火が消えたら元に戻る。 #幻想雑貨
2013-02-08 15:06:57『春風蝶のアイシャドウ』 薄い紅色の粉。春風と共に舞う蝶の鱗粉を集めたもので、蝶を傷つけることなく採取するのは気の遠くなるような時間と根気が費やされる。目元にのせれば、気になる人の視線をそれとなく引き寄せるといわれている。 #幻想雑貨
2013-02-12 12:47:13『詩人の手帳』 ある詩人が持ち歩いていた手帳。手帳にはふと思いついた言葉などが綴られていたのだが詩人が亡くなると同時に手帳に書かれていた言葉も消え去ってしまった。それからその手帳は不思議なことに言葉を書いてからまた同じページを開くとその続きが勝手に書かれているという。#幻想雑貨
2013-02-13 10:56:49『涙雨の瓶』 空飛ぶくじらの涙を集めるための瓶。店にいくつあるのかはわからない。そこに入った瞬間にくじらの涙はジェリーに包まれ、あまい甘いゼリーにかわる。 #幻想雑貨
2013-02-14 00:00:20『ポケットの中の音箱』 鳥の声、水のせせらぎ、風の音、吟遊詩人の竪琴や笛の音などが閉じ込められた、ポケットに入れて運べるほどの小さな箱。封じ込めるには特別な方法がいるらしいが誰にでも聞くことができる。ただし作った人間はもうこの世におらず新しく封じることはできない。 #幻想雑貨
2013-02-14 15:25:17『ひらひら蝶々の指輪』 指輪についている小さな蝶々は、持ち主が気に入らないとひらひら飛んで逃げてしまうよ。好きなのは女の子の淡い恋心。苦手なのは憎しみと怒り。でも、悲しみは一緒に耐えてくれるよ。 #幻想雑貨
2013-02-16 16:31:50『星の砂』 暗いところに置くと、砂の中に埋もれる星が光りだす。店では、小瓶に入っていくつか並べてある。採取場所は知る人ぞ知る。 #幻想雑貨
2013-02-16 20:49:40『別れのコロン』 シュッと一吹きして手首や首元につけるとあら不思議。別れたくないと駄々をこねていた恋人がたちまち心を切り替えて「今までありがとう」といって去っていく。このコロンは別れを受け入れさせる呪文が施されているわ。でも気をつけて、あまり付け過ぎると後が怖いわよ。#幻想雑貨
2013-02-17 15:42:31『鈴鳴りスプーン』 持ち手の先に小さな鈴がついている銀のスプーン。かき回すときにいい音を立てることができれば、小さな願いがひとつ叶うという。とある森の中にこのスプーンが鈴生りの木があるのだが、触れて自然と手の中に落ちてきたものしか持ち帰ってはいけない決まりである。 #幻想雑貨
2013-02-18 20:48:31『秋箱』 空き箱ではなく秋箱。月見、秋祭り、紅葉狩りなど、秋の様々な風情が詰め込まれている。箱のふたに手を置いて希望する秋の風情を唱えて箱を開けると、その世界に吸い込まれる。出るときには柏手を叩く。そのまま開いても、ただの空き箱である。 #言葉二つで世界を創造 #幻想雑貨
2013-02-18 21:01:02『木の枝が描かれた壁』 雑貨店の外壁に使われているもので、木の枝が描いてある。たまに小鳥たちが遊びにきて羽根を休めているのを見る事ができる。描くにはとあるペンキが必要になる。 #幻想雑貨
2013-02-19 21:43:15『空の欠片』 ジグソーパズルの形をしたピース。箱の中に無造作に入れられている。青、白、灰色、オレンジ、黒など、空の色で染められており、とある絵に嵌め込むことで絵に描かれた場所の天気を変えることができる。ただし、絵の方は行方不明である。見かけたらご一報を。 #幻想雑貨
2013-02-22 08:26:39『銀河鉄道の模型』 小さな列車の模型。枕元に置いて眠れば、銀河鉄道の旅を体験することができる。ただし、乗車賃は親しい者の命か、自らの大事な記憶ひとつ。カンパネルラとジョバンニの如く。 #幻想雑貨
2013-02-24 11:51:31『道標の音符』 昔旅人が使っていた懐中時計。行きたい所を思い浮かべながら蓋を開くと、音符が流れて道案内をしてくれる。 #幻想雑貨 現在は宇宙が所有し、迷子にならず雑貨店や旅猫屋に訪れる事ができている。
2013-02-26 20:39:04『蝶の粉』 届かなかった誰かの気持ちを乗せる半透明の蝶が落とす輝く粉。蝶は年中飛んでいるが、この粉を落としてくれるのは2月のうちだけ。なのでとても貴重品で、傷口に振り掛けると傷を治すことが出来る。小人たちがお菓子作りに使う事も。 #幻想雑貨
2013-03-01 15:59:18『逆さま鏡』 卵形の鏡面とツタが絡まったような浮き彫りの枠を持つ、磨かずともくもらない美しい鏡。ただし、映るのは君じゃない。のぞく勇気はあるかい? #幻想雑貨
2013-03-02 18:30:55『空の消しゴム』 とある世界で空を描いている画家が使っていた消しゴム。描いた空を消すことが出来る。消しカスは通り雨となる。 #幻想雑貨
2013-03-05 21:47:33『恋文万年筆』 幾多の恋文を代筆してきた代筆屋が使っていた万年筆。今ではその恋文の文章と想いを吸い込んで、恋文を書く者に力を貸すという。黒に近い紺のインクで書かれる恋文の筆跡は、流れるように美しい。 #幻想雑貨
2013-03-08 08:24:34『さよならピアス』 忘れたいことを忘れさせてくれる、深い紺碧の石がはまったピアス。ゆっくりと悲しみを溶かすように忘れていき、忘れ去るといつのまにかピアスもどこかに消えているため、忘れようとしたことすら忘れてしまう。必要な人のもとには何らかの形で現れるという。 #幻想雑貨
2013-03-17 10:35:09『雲チョッキン』 雲を切るためのハサミ。雲で出来た服や小物などを作る時に使う。子供は保護者が見ているところでないと使ってはいけない。 #幻想雑貨
2013-03-18 22:28:54『赤い糸電話』 ある少女と少年が遊んで使っていた糸電話。この糸電話を男女が使って相手の声が聞こえるのならその相手が運命の人と言われている。しかし声が聞こえなくても関係が途切れないのであればそれこそ本物なのかもしれない。 #幻想雑貨
2013-04-14 12:44:41『おやすみヒツジさん』 もふもふもこもこの抱き枕。白いヒツジさんは幸せな記憶を夢に見せ、黒いヒツジさんは予知夢を見せ、ピンクのヒツジさんは願望を夢に見せる。気まぐれに持ち主を変えるが、三つが同じ持ち主の元に揃うことはない。 #幻想雑貨
2013-04-18 07:07:39『星避けの雨傘』 流れ星の多い日はどうかお忘れなく。うまくすればぶつかった星の欠片が傘に模様を残し、キラキラと星座を描きますよ。 #幻想雑貨
2013-04-20 22:23:39『お手紙セット(桜)』 この時期限定の桜模様の便箋と封筒のセット。封を切ると桜吹雪が吹き出してくる、少々後片付けが面倒な代物。しかし、桜がない地域や冬が長い地域の人への手紙にと、根強い人気を誇る。 #幻想雑貨
2013-04-23 17:50:52