波動砲に見る、地球人とガミラス人の精神構造の差（というほどの内容ではないが）

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

『2199』ではともかく、旧作における波動砲って、ガミラス人から見たら「波動エンジン内のエネルギーを一気に吐き出して目標を破壊するなんて、地球人はとんでもないことを考えるよな。さすがは辺境の野蛮人だ」的な扱いなんじゃないかしらん。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

最終回、デスラーが「波動砲はおまえたちだけのものではない」と言ってデスラー砲でヤマトを狙うが、これって大帝星脱出後、急遽デッチ上げたシロモノなのではないだろうか。あるいは、総統府建造時にすでに実装していたが、あまりの危険性に他の軍艦への装備は見送られていたとか。

神北恵太 @Keitakamikita

@F4EJ2Phantom ドメラードに付いていたワープ光線の応用技術じゃね？

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

@Keitakamikita あのワープ光線（瞬間物質移送機）の技術的位置づけがいまいち分からないんですよ。ワープとはいいつつも、波動エンジンを用いたそれとは違っていそうですよね。また、普及していないところから、新開発の機材だろうし。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

ガミラスとイスカンダルは周知の通り双子星であり、最終回におけるデスラーの台詞から、用いられている技術も極めて似通っていると推測される。だからこそ、イスカンダルから波動エンジンの技術をもたらされたヤマトは、ガミラス軍と互角に戦えたのだろう。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

とはいうものの、地球人はついこの間まで、冥王星に辿り着くのがやっとくらいな航行技術しか持っていなかった。蓄積されたノウハウでは、ガミラスの足下に及ばないことは疑う余地がない。なのに、なぜヤマトはガミラスに勝てたのか。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

実は、早い段階でこの答えは作中で提示されていたのではないか？　それはデスラー機雷のエピソードである。ここで、ガミラス人は高度な文明を持つが故に機械に頼り過ぎるきらいがあることが、ヒスの台詞を通して明らかにされているのだ。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

対する地球人は文明的技術的遅れているがゆえに、ガミラス人の想像し得ない方法で、機雷網を突破した。注目すべきはここである。地球人の最大の強みは、その発想力にあるのではないか？　波動エンジンはイスカンダルだけのものではない。ガミラスも同様の技術を用いている。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

が、デスラー砲に至るまで、波動エンジンを用いた超兵器波動砲は、ヤマトだけのものだった。波動エネルギーに指向性を与えて目標を破壊するというこの兵器は、システムとしては非常にシンプルなものだ。なのに技術に勝るガミラスは持っていなかった。それはなぜか。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

先にもツイートしたが、ガミラス人は「波動エンジン内のエネルギーを吐き出し目標を破壊する」という発想を得られなかったのではないだろうか。本当のところはどうか分からないが、波動エネルギーはひとつ扱いを間違えると、宇宙さえも吹き飛ばす可能性を持っていると、作中では語られている。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

事実、たとえそこまでではなくとも、その威力は、先進文明圏のガミラス人が驚いていることから、相当なものだと推測される。つまり、そんな危ないものを兵器に転用するなど、ガミラス人にとっては信じ難いことだったのではないだろうか。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

だが地球人はそれをやった。しかも最初はおっかなびっくりだったのに、すぐに巧く使いこなすようになった。驚くべき順応性、そして発想力である。ガミラス人がヤマトに敗北を喫したのは、この“発想力”の点で負けていたがゆえなのではないだろうか、と思うのである。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

同じ技術を持てば、＋αな方が有利になる。ヤマトの勝利はひとえにここにあり、また、後にデスラーが地球太陽系を不可侵だと部下の提督たちに示達した背景に、多少の影響を及ぼしているのではないか、と思うのである。

たいあしいか💉×7 @Tirthika

@F4EJ2Phantom 2199ではどうなるかわかりませんが、デスラー砲はガミラスの総統府に組み込まれた宇宙船に艤装されてますから開発はされていたと思います。ただ余りに危険な兵器なため、機密扱いでその使用は総統自身の直接判断を要するとかあるのかも知れません。

囚人番号６ @F4EJ2Phantom

@Tirthika だと思います。