村上和巳氏による東電・廣瀬社長の参考人招致：一般傍聴の感想

村上和巳＠「二人に一人がガンになる」（マイナビ新書）出版 @JapanCenturion

東電本店会見場。会見開始より約2時間。東京電力は衆議院事務局から廣瀬直己社長に対して12日午前に参考人招致の正式要請があるかもしれないので準備しておくようにとの連絡があったことを公表。

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しかし、衆参両院の委員会の一般傍聴って議員紹介が必要なの？セキュリティーの問題はあるにしても、なんでそんな前近代的なシステムをとっているんだろう。

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本日、朝から衆議院予算委員会で行われた東電・廣瀬社長の参考人招致を一般傍聴人として傍聴。いま国会を出ました。一般傍聴人は院内に携帯を持ち込めないため、実況はできませんでした。後ほどツイートするが、疑惑は深まったとの印象。あと辻元清美議員、痒いところに手が届く鋭い突っ込みだった。

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【東電・廣瀬社長の参考人招致：一般傍聴の感想1】廣瀬社長は国会事故調との窓口だった玉井企画部長が、福島第一原発1号機建屋内の明るさについて「よく確認せずに説明した」と明言。これが事実なら国権の最高機関が設けた調査委員会に対して、極めて誠意のない対応をしたことになる。（続）

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【東電・廣瀬社長の参考人招致：一般傍聴の感想2】だが、一方で廣瀬社長は玉井企画部長が福島第一原発1号機建屋内のがれきの状況や線量などは現場に確認したと話した。にもかかわらず、建屋内の明るさは確認しなかったというのはあまりにも矛盾している。（続）

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【東電・廣瀬社長の参考人招致：一般傍聴の感想3】辻元清美議員は玉井企画部長が国会事故調の田中委員への説明の際に「社長の決済はあったのか」と尋ねたが、これに対して廣瀬社長はそれも含めて調査するとの趣旨の発言でまるで他人事のような発言。ほとんどごまかしに近い。（続）

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【東電・廣瀬社長の参考人招致：一般傍聴の感想4】辻元清美議員がさらにこのようなケースで通常、社長決裁は必要か、と一般論的に追求すると、「決裁が必要」との認識。そもそも東電で社長コースと言われてきた企画部。その企画部による事故調への対応で社長決裁がなかったというのはあまりに不自然。

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本当に今日は朝から様々な方々にお世話になった。おかげで衆議院予算委員会を傍聴できた。取りあえず、まずはこの場で、ありがとうございました。