《「福島県民健康管理調査甲状腺検査」の表を深読みしてみる》

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

０　福島県民健康管理調査の甲状腺検査。資料の更なる読み込みが必要なのではないか？　http://t.co/6OLampHo …　1次検査、2次検査の他に再検査が存在している。（P6参照）

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

１　まだ、H23年度の、1回目の2次検査が終了していない対象者がいる。しかし、H24年度の1次検査受診者で、2次検査を受けた対象者が36人。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

２　H23年度一次検査実施者の中で、「再検査中」が11人いる。この人数は、二次検査実施済み者の中には含まれていない。「再検査」って、「二次検査」と何が違うのか、明記されていない。これまで私は、「再検査中」というのは、「二次検査受診後、検査結果待ちの人」なのだと想像してきたのだが。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

３　この表　http://t.co/6OLampHo　では二次検査終了者は「6ヵ月後または1年後に検査する者」と「2年後に再検査する者」のことだ。即座に手術が必要な者は、どこに分類されているのか？それが「再検査中」の中に入っているのではないか？H23年度一次検査対象者には11人。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

４改　H23年度一次検査対象者の中で前回発表の時　http://t.co/ampWbwuq …　は「再検査中」は21人いた。前回発表では、ガンと診断された者1人。疑いがあると発表された者は1人もいなかった。しかし、今回発表ではガン計３人、疑い7人。再検査中は1１人。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

５　H24年度一次検査対象者には、先日発表された中で「再検査中」の人間は20人いる。この中に既に、深刻な状況になっている者は、何人いるのか？また、C判定を受けて手術を終えた者は、この表のどこに人数として算入されているのか？分からない。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

６　さらに、表からは読み取れることがある。H23年度二次検査終了者は150人。しかし二次検査のべ人数は390人。二次検査は、一人で2回以上検査を受けている計算になる。ただし、6ヶ月か1年後に次の検査とされている118人を足しても、まだ数字が合わない。足りない。辻褄が合わない。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

７　さらに、よく見ると二次検査のべ人数の枠は、二次検査終了者とは別の枠に書いてある。「二次検査のべ人数」とは、何をどのようにして計算されているのか、分からない。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

８　いずれにしても、今回発表のこの表　http://t.co/6OLampHo　と、前回発表のこの表　http://t.co/ampWbwuq　は、どういう状態の人をどこに数えているか、分からない。特に分からないのは、ガンと診断されて手術を受けた人は、この表のどこに入るのか？

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

９　そして、もう一つ。分からないのではなく、分かっていることがある。一次検査だけで二次検査必要なしとされ、2年以上後に次の検査を待たされる人たちは、遅くとも半年周期に甲状腺エコー検査を受診できるようにすべきだ。2年後まで待っては、遅い。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

10　山下俊一氏が言っている「甲状腺ガンは成長が遅い。殆どの甲状腺ガンは、一生切らなくても良い。」が事実なら、見つかり次第手術した今回の3人は、切る必要がないのに手術したことになる。山下氏の言葉と手術を急いだ現実は、整合しない。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

１１　さらに、もう一つ。18歳を超える人々も、甲状腺エコー検査を受けるべきだと私は考えている。ウクライナからの報告では、大人の甲状腺ガンも増えている。それが被曝由来のものだとしたら、通常の甲状腺ガンと違って、進行が速い怖れがある。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

12　とにかく、もう分かったといって良いことがある。山下俊一氏が言ってきた「東電福島原発事故による健康被害はない」「子どもの甲状腺ガンは増えない」は、やはりウソだった、ということだ。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

13　まだ信じたい人は、甲状腺ガンの精密検査の方法（細胞診）がどういうものか、調べてみると良い。「念のため」で子どもに簡単に実施するような検査ではない。その細胞審をすでに、福島県の18歳未満、85人が受診している。

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

14　なお、表を見るときにもう一つ気をつけて欲しいことがある。http://t.co/6OLampHo　これは、平成25年1月25日に「まとめた」数字だ。「分かっている」数字ではない。「分かっている」けれど「発表していない」分があると考えて見るのが適切だ、と思われる。