- abnorman_bean
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翌日 の学校。昨夜の疲労感はチリチリと焼けるような頭痛へと変わった。思い出してはならないことを思い出そうとする時は、こんな痛みがするのではあるまいか? 私は友子と昨日見た事態について話している。「あれが百鬼夜行?」
2013-02-18 23:41:55「分からない。百鬼夜行ってのは、平安時代の没落貴族が、恨み節で夜な夜な徘徊して回っていたのを転じた妖怪だから...春日部の百鬼夜行は全く関係ないかしれない。」
2013-02-18 23:44:51「ただ、その少年てのがひっかかる。ミドリになにを伝えようとしたのか...もう一度会う必要があるし、百鬼夜行的には、美少年が前列を勤める必然性がない。」「丸一日調べるから、いったんお別れね」
2013-02-18 23:49:12一応、 新情報「透明人間が出た」を道ゆく人を説得しておさえてある。それ以外は、あまり進展なし。 改めて道路沿いの土地をみると、畑の所々にランダムにクレーター状の穴が空いている。直径10m程度で深く、掘ろうにも硬化していて刃が進まない。そんな状態だ。これでは農家の人も困るだろう
2013-02-18 23:57:59「逢魔時」おばあちゃんはそのように言った。まさかとは思うが、おばあちゃんは私がこうなることを分かって教えてくれたのか?呪文を口に出して唱える。十度、二十度、そして...
2013-02-19 00:04:39今日は昨日より様子がよく分かる。中性的だけどこの意志の感じは男の子だ。昨日首元に青白いペンダントしていたのだが今日はしておらず、逆に今日は手先足先にうっすら何か書いてあるように見える
2013-02-19 00:10:21Day2-2の3つ目ペンダントの下り:「...首元ににぶく、青白く光るペンダントしているが、昨日はしていなかったと思う。そして今日は手先足先にうっすら何か書いてあるように見える」に訂正だ。orz
2013-02-24 20:17:02それにしても、この距離にして、すでにひきこまされそうな美貌である。至近距離ならば、あるいは...妄想するうち、あらぬ事態が起こった。
2013-02-19 00:14:22徐々に徐々に、彼の体が透けて行くのだ。幻や錯覚じゃない。彼以外の他のところはなんともないんだから。完全に透け切ると、長いコートだけが踊るような様子になった。そこから、昨日と同じことが起きる
2013-02-19 00:17:55電灯が全て切れ、一面闇に。耳元を新幹線級の何かが通ったかと思えるような感覚。何秒後かに復旧するが、あたりにはもうだれもいない。そんな事がまた起こった。
2013-02-19 00:20:03頭痛は倍くらい酷くなった気がする。よくよく思い出すと、事件の後、昨日は「コロサコロセコロセ」、今日は「カエセカエセカエセ」という怨さの声が聞こえた。だがそれがなんだと言うんだろう?
2013-02-19 00:22:46KEEPER'S NOTE:2日目昼パート。「この街の百鬼夜行事件は、果たして、伝承上の妖怪、百鬼夜行なのか?」「それとも昨日見た物が真相の一端か?」という命題を友子の口から提示します。彼女は高位の<図書館>スキル所持で、翌朝には資料を提示する、という簡易進行を図ります。
2013-02-19 22:40:312日目夜パート。1日目夜との違いを丁寧に描写します。謎の少年のPCに対する態度、微笑んだ⇄超然と見つめる。胸元にペンダント、有る⇄無し。透明化、しなかった⇄した。聞こえた怨嗟の声、「コロセ」⇄「カエセ」。謎に満ちた彼の存在に、プレイヤーが興味を惹かれれば良いのですが。
2013-02-19 22:41:34事件の解決に本質的には影響しない「調査しようとしても出来ない」壁が幾つか出てきます。刃の通らないクレーター状の穴、はそれに当たります。これも簡易進行の結果です。
2013-02-19 22:52:29