現役自衛官の副赤氏が某経歴詐称ラノベ作家にトドメを刺した件

タイトル通り
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副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

次に野外衛生について。 戦闘中に負傷した隊員を救護する為、普通科には衛生小隊という部隊が存在します。この衛生小隊について、篠山さんは「拳銃のみを携行。小銃を持つと国際法に抵触する」「赤十字は着けずにOD色の十字章を着ける」と言ってました

2013-03-02 00:04:55
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

しかしながら実際の衛生小隊は小銃を持ち、赤十字腕章も着けた状態で状況に臨みます。

2013-03-02 00:05:44
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

そう反論すると「陸士は小銃を持つかも」と返って来ました。ここで失笑。前線で救護を行うケースが大半の為、幹部も小銃携行するんです。

2013-03-02 00:06:38
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

そう告げると「幹部は原則拳銃」と言って来ました。そりゃ原則はそうでしょう。実際の部隊運用の話をしているのに、何で原則だの国際法だのの話を振って来るんでしょう?

2013-03-02 00:07:42
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

私はこの時点で篠山さんが部隊運用の実態を知らず、法的知識だけで話をしているのではないかと考えその旨を訊いてみました。その結果どうなったかと言うと…お得意の「察して下さい」と、それまでの話の流れをガン無視した法律知識のひけらかしが返って来ました。

2013-03-02 00:08:19
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

このコンボで私は完全にキレてしまい、後に紅蓮の猫さんが纏めてくれた不毛な殴り合いに突入してしまったのですが…この話はまた次回にしましょう。

2013-03-02 00:09:01
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

まだまだありますパンダ先生発のヘンテコ自衛隊トーク。 前述の「衛生小隊」の話をしている時、篠山さんは「08年ごろはOD作業服を着ていた」と言っていました。

2013-03-02 00:10:24
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

OD作業服とは「オリーブドラブ」(深い緑、平たく言うと自衛隊の車両みたいな色)という色をした自衛隊の作業服です。昔はこれが部屋着であったり作業着であったそうです。

2013-03-02 00:11:08
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

しかし、90年代後半から作業服にも迷彩服が使われるようになり、今ではOD作業服というのは予備自衛官の招集訓練の際に貸与される程度のものになっています。 かんてつさんも仰ってましたが、08年にOD作業服というのは明らかにあり得ない発言です。この頃には全て迷彩作業服に更新されています

2013-03-02 00:13:06
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

その頃を知っている陸曹に話を聞いても「OD作業服なんて部隊で着てる人見たことない」という答えが返って来ました。

2013-03-02 00:14:26
三ツ木村 @mitsugimura

@ATOR86 捕捉:予備自補の訓練においても少なくとも武山では3年前から迷彩ですし、予備自でも今は殆どなさそうです。

2013-03-02 00:15:10
はんがー@横鎮霧島提督 @signal_army81

@ATOR86 補足:現在65式作業服(OD作業服の正式名称)は第302保安警務中隊の儀仗訓練で使用されている以外は部隊で使用はされていません。予備自の訓練で使われていますが、昨年度から順次中古の迷彩に変更されています。

2013-03-02 00:20:13
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

あと対戦車地雷について。 自衛隊では72式対戦車地雷という、車両や戦車を破壊する為の地雷を保有しています。 対戦車地雷について篠山さんはとあるツイートで「 人間が与えられる物理的な有形力では炸裂しない」と述べています。 http://t.co/zjMcApDdPM

2013-03-02 00:17:09
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副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

しかしながら実際のところ…人間が乗っても作動する場合があるんですよね、対戦車地雷って。

2013-03-02 00:18:03
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

(図参照)たいていの対戦車地雷の信管は通常100kg以上の圧力が掛かった時点で作動するように設計されています。これは歩兵が踏んでも起爆せず、確実に装甲目標を選んで吹っ飛ばす為です。 http://t.co/upyp4E68mY

2013-03-02 00:19:27
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副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

(図参照)しかしながら、信管の端っこを人が踏みつけた場合、テコの原理で信管を作動させるに足る圧力が発生してしまう場合があります。 http://t.co/dSTJzI7RQ4

2013-03-02 00:21:22
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副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

これは後期教育や部隊で対戦車地雷についての教育を受ける際、必ず教わる事です。「だから対戦車地雷でも粗雑に扱うな。踏んでも安心とか絶対思うな」と教育されました。

2013-03-02 00:22:27
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

にも拘らず、「人間が与えられる力では爆発しない」と宣う篠山さん。疑惑はどんどん深まって行きます。

2013-03-02 00:25:57
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

さて。最後は「篠山さんが話をしない」事について触れておきましょう。 具体的には演習についてです。

2013-03-02 00:31:26
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

陸上自衛隊、特に普通科は演習大好きです。少なくて2ヶ月に1回、検閲(偉い人の視察を受ける演習の事)が近くなると月イチペース、1週間連続で演習したりします。 非日常どころの話ではない環境に身を置くので、職務上話せない部分を除いたとしても話のネタは尽きません。

2013-03-02 00:32:00
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

「誰何したら鹿だった」「背の高いヤブを突き進んでたらいきなり穴が現れて落っこちた」「鉄条網を作るため杭を打ち込んでたら、俺の頭の上に10ポンドハンマーが振り下ろされた」 今ぽんと思いつくだけでこれだけ挙げられます。

2013-03-02 00:33:07
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

また部隊まで行かずとも、後期教育において演習に近い強度の戦闘訓練を行う機会は何度かあります。私の経験では「装備を持って40km行軍した後に陣地構築訓練」「2夜3日で陣地構築訓練」などを行いました。

2013-03-02 00:33:49
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

篠山さんが、それらの演習、戦闘訓練について語っているところを私は見たことがありません。あの人の性格なら、そのような経験をしているなら絶対に経験談をひけらかしている筈ですが。

2013-03-02 00:34:47
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

全般を通して、ツイッターにおける篠山さんの自衛隊トークは駐屯地内部での出来事のみに限定されており、駐屯地外、特に演習場などの屋外環境における話は皆無と言ってもいいでしょう。

2013-03-02 00:35:38
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

またその内容も複数の現職自衛官が口を揃えて「おかしい」と断ずるものであり、篠山さんの実体験に基づく発言であるかについては極めて否定的な見解を示さざるを得ません。

2013-03-02 00:36:19