WHO「福島県外・県内でも予想されるリスクは低いか観測できない程」

・WHOの福島健康リスク評価レポート(2013年2月28日)へのまとめを拾ってみました。 WHO「Health risk assessment from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan earthquake and tsunami, based on a preliminary dose estimation」 要約:http://j.mp/ZbitaE 報告原文:http://j.mp/P5r27L 続きを読む
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  • EXECUTIVE SUMMARY
    Outside of the geographical areas most affected by radiation, even in locations within Fukushima prefecture, the predicted risks remain low and no observable increases in cancer above natural variation in baseline rates are anticipated.
naka-take @Yuhki_Nakatake

大地震と津波による原子力事故に起因した健康リスクに関しての、WHO報告の原文はここ→http://t.co/ZFYBU4tI7A その声明のまとめはhttp://t.co/Lhh9m1ddi0(PDF)ですね。抜粋には「福島県外・県内でも予想されるリスクは低いか観測できない程」続

2013-03-03 00:31:59
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 【承前】確定的影響が出る量からは十分に低く、福島県内でそのような影響が出るとは予想できない。また、胎児の発生や、出産に関して影響が出る量からも程遠く、流産などの影響も考えられない。【続】

2013-03-03 00:38:14
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 【承前】2箇所の福島県内の最も影響のあった地域では、初年度に12~25mSvを受けたと見積もられるが、これを幼児期に受けたとすると、白血病は1.07倍(男児)、乳がんは1.06倍(女児)、全がんは1.04倍(女児)、甲状腺がんは1.7倍(女児)続

2013-03-03 00:44:02
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 【承前】と、生涯の平常人の発生リスクより高く見積もられるが、例えば女児の生涯の甲状腺がんリスクはベースラインが0.75%であるため、このような最も高い場所で幼児で受けた場合を想定したとして、1.5%ほどであることに留意すべきである【続】

2013-03-03 00:49:22
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake これらのリスクは、二番目に高い地域ではおよそ半分で、年齢が子供・大人と上がれば、リスクは下がる。三番目の地域のは2~5mSvで、最も高い地域に比べると1/4~1/3になる。緊急の収束作業に応った作業員のなかで、有意な量を取り込んだ人の中には【続】

2013-03-03 01:00:06
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 非ガン性の甲状腺疾患を発生させるかもしれない。【結論】現在の科学的知見に基づき、リスクは見積もられた。今回のケースでは、過去の事故や知見と合致しない点があるため、補正は必要である。線量の見積もりは過小評価を避けるように熟慮されている【続】

2013-03-03 01:05:17
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 【承前】本レポートで記載されている値は、詳細な予測というよりも、健康リスクを防護的に考えた推論として扱われるべきである。加えて、2011年9月時点でのデータを用いた、準備的な報告であることは重視されるべきで、将来変更される可能性もある【続】

2013-03-03 01:10:49
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 【承前】日本国外では、本事故によって識別できる被害は無いと結論する。日本国内の、最も影響のあった地域では、特定の年齢・性別においては、いくつかのがんの生涯発生率への影響を、本アセスメントは見積もった。【続】

2013-03-03 01:18:34
naka-take @Yuhki_Nakatake

@Yuhki_Nakatake 【承前】この見積は、現行の健康診断・調査の優先順位を決定するための情報を与えるものである。依然、食品・環境のモニタリングは重要である。今後の詳細なデータがUNSCEARや他機関から得られれば、これらの予想値は更新されるべきである【要約の要約、了】

2013-03-03 01:22:28
NHK「かぶん」ブログ:WHOが原発事故の健康リスクを公表

WHO=世界保健機関は、28日、東京電力福島第一原子力発電所の事故によってどのような健康影響が予測されるかをまとめた報告書を公表し、最大限に見積もっても被ばくによって住民のがんが増えるおそれは小さいと指摘しました。 この報告書は、原発事故の半年後までに日本政府が公表した土壌や食品中の放射性物質の濃度などの調査結果を基に、WHOの専門家グループがまとめたものです。 それによりますと、原発..

報道各社の内容の違いに一言

リンク NAVER まとめ 「WHO、福島原発事故の最大の被災地でがん発症リスク高いと分析」と報じる浅薄な取材力 - NAVER まとめ WHOの福島原発事故の詳細と健康に関する報告書についての報道があまりにも酷く、報告書の結論とは真逆の印象の記事が出回っているので、まとめました。
リンク www.jiji.com 時事ドットコム:最悪想定ならがんリスク増=疫学的には「可能性小さい」WHO、原発事故影響報告 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第1原発事故による住民らへの健康影響の予測をまとめた報告書を公表した。報告書は最悪の想定を前提に健康リスクを分析したもので、疫学的にはが
リンク 朝日新聞デジタル 福島原発、甲状腺がんリスク増加も WHOが報告書発表 【前川浩之=ジュネーブ、大岩ゆり】世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第一原発事故の被曝(ひばく)による健康影響に関する報告書を発表した。大半の福島県民では、がんが明らかに増える可能性は低い

WHO報告内容に一言

まとめ WHO 福島の健康影響報告2013年ニュースリリースー上海さんの訳出 追加修正中(ニュースリリースより 一部本文から参照) 10680 pv 228 11 users 5
まとめ WHOによる福島原発事故の健康影響予測報告についての批判 ●福島原発事故、がん患者増の可能性低い…WHO  世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質による健康影響の評価を発表した。  一部地域で子供の甲状腺がんの発症確率が高まる可能性を指摘した。ただ、放射線量の高い「計画的避難区域」に4か月間避難せずにとどまり、汚染された物を食べ続けるなど、ありえない最悪条件を想定して計算している。実際にがん患者の増加が住民の間で見られる可能性は低いと結論づけた。  WHOは、日本政府が発表した大気中の放射線量などから住民の被曝ひばく線量を計算。事故当時1歳、10歳、20歳だった人が、様々な種類のがんを発症するリスクを分析した。事故直後に避難した原発20キロ・メートル圏内の住民は評価対象外とした。  甲状腺がんの確率が最も高まったのは.. 2484 pv 24 1 user
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受け取り方が異なる人達のまとめ

まとめ WHO 2013年報告に関するメモ2013年3月2日 WHO 2013 http://www.who.int/ionizing_radiation/pub_meet/fukushima_report/en/ 2012年のは余りに大雑把でしたが、2013年報告は恐らく現時点で妥当な評価だと思われます。参考にしたいと思います。 4289 pv 104 2 users 10