バイエルンから見ている日本と福島
- glasscatfish
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@kumikokatase 昨年僕の歯科医がチェルノブイリ後森の動植物に奇形が発生したと言っていました。ただ現実に大きな異変があったような話は僕自身は聞きません。また事故の年に御自身とお隣のお宅に子供が生まれ、その二人とも全く同じ位置の歯が一本足りないとのことです。
2013-03-09 20:23:35@hitoshi_hof @kumikokatase そのことをバイエルン州に手紙を書いて報告したけれども何の音沙汰もなかったとのことです。歯の本数の不足は珍しいことではないらしいので多分偶然だとは思いますが、一応事実としてそういうことはあったということにはなると思います。
2013-03-09 20:29:24@hitoshi_hof @kumikokatase ちなみにそれがチェルノブイリの影響だと思うかと質問したところ、それは誰にもわからないとのことでした。彼の子供というのはお嬢さんですが、それ以外は全く健康とのことです。
2013-03-09 20:32:42@hitoshi_hof @kumikokatase 事故当時すぐに健康異常が起こると騒がれたかどうかは幸か不幸か当時はまだドイツ語がさっぱりだったのもあって、事故から今まで全く周囲の変化を感じたことがなかったのでわかりません。以上、的外れなコメントでしたらすみません。
2013-03-09 20:48:28@hitoshi_hof 当時の西ドイツの様子は『チェルノブイリの雲の下で』という本に記録が残されています。この本はチェルノブイリ事故が起きた翌年に書かれたものですが、その時のいろんな出来事が日本で起きた事とそっくりでした。
2013-03-09 20:58:11@hitoshi_hof その後、西ドイツで動植物の奇形が事故前よりも増えたとか、産まれた子どもに異常が増えたという統計データは出ませんでした。奇形の噂が不安に乗じて本当に急増しているかの様に広まったのです。
2013-03-09 21:00:16@hitoshi_hof 私の『チェルノブイリの雲の下で』を読んだ感想の概略は、こちらの http://t.co/0Te7MV8bQy 22:13:24からのツイートを読んで下さい。
2013-03-09 21:03:39@kumikokatase 84年から南西ドイツのスイスとフランスの国境のすぐ近くで留学生活、91年からバイエルン州のチェコと東ドイツの国境に近い地域に住んでます。なので事故の時は南西ドイツの方にいました。
2013-03-09 21:58:42@hitoshi_hof 強い政府不信と共に、反原発デモが事故後に激しく盛り上がっていたみたいですが、記憶されていますか?
2013-03-09 22:00:14@kumikokatase 先に言いましたようにまだドイツ生活の駆け出しで、僕は雨に当たってから事故が起こったことを知り、ああ、だから皆傘をさしてたのかと思ったぐらいで、それも大して深刻さを認識してなかったような状態で、ホント世間に疎かったもので、デモのことも知りません。
2013-03-09 22:06:02@hitoshi_hof @kumikokatase それに当時はドイツのテレビは国営放送局しかなく、ARD と ZDF と各州の地方放送局の 3局のみ、しかも午前中数時間やったらお昼休みで午後は何も映らず、夕方 5時ぐらいからまた始まるというもので、ほとんど観てませんでした。
2013-03-09 22:09:29@hitoshi_hof もし、興味があったら『チェルノブイリの雲の下で』を図書館で借りるなどして読んでみて下さい。何か思い出すこともあるかも知れません。
2013-03-09 22:11:04@kumikokatase わかりました、機会があれば読んでみます。ちなみに日本語ですよね。滅多に日本に行かないのでいつになるかわかりませんが。
2013-03-09 22:18:35@hitoshi_hof 日本で出版された本で、しかも絶版なので読む機会はあまりないでしょうね…。まあ、必要がなければ読まなくてもいいものですし。ちなみに日本語です。
2013-03-09 22:20:15@kumikokatase ですよね。結局のところ何も変わったことは起こっていませんから。ドイツのメディアもかなりいい加減なところがありますね。こないだの WHO の調査もネットで検索してみると「癌の確率が高まった」という見出しで書いているところもありますし。
2013-03-09 22:21:40@kumikokatase 今ネットで検索したら 4日前のまとめが引っかかりました。→ http://t.co/vRYb3CdAft 個人的には概要が分かれば充分かなとも思いますが、今度帰省した時に (今年の夏の可能性大) 地元の図書館にあれば本気で読んでみます。
2013-03-09 22:32:00@hitoshi_hof 全251ページの本なので、あのまとめだけでは取りこぼしが多いですね。ポイントとして見る所が人によっても違ってきますし。できるなら、全文を読んだ方がいいと思います。
2013-03-09 22:34:22@kumikokatase わかりました。当時僕とは全く違った立場や境遇の日本人の書かれたものですから読んでおくべきかも知れませんね。努力してみます。いろいろ教えていただいてありがとうございました。
2013-03-09 22:39:52@hitoshi_hof 歴史資料として客観的に読むといいと思います。著者は放射能の影響を大きく見ていて、奇形騒ぎも深刻な事態が進行していると捉えてました。著者に感情移入するのではなく、どういう社会状況にあったのかというのを詳細に知る為の参考資料として扱うのがいいだろうと思います
2013-03-09 22:45:13@hitoshi_hof 読みながら、日本で起きた事とよく似ていたので、まるで「予言の書」みたいだと思っちゃいました。当時の西ドイツと違うのはインターネットの普及ですね。当時ツイッターがあれば、もっとそっくりだったのではないかと思います。
2013-03-09 23:03:59