総電源喪失時、消防車から配管を介しての原子炉への注水は、どの程度有効なのか?

次回注水に関するまとめを作ろうと思っていたので、予習を兼ねてまとめました。
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studying @kotoetomomioto

#NHK (補足)「復水器の配管の一部が細い」というのは、今回の場合、逆に幸いしてて「そこが(も)抵抗になってくれたおかげで原子炉の方に45%も水が入ってくれた」という意味だと思います。もしぶっとい配管で1気圧しかなかったら全部こっちに流れて終わり、、だったと思います。

2013-03-10 22:08:48
studying @kotoetomomioto

#NHK あ、まあ、結果的には「45%入っても終わった」んだけど、、、。

2013-03-10 22:09:23
CAVU @cavu311

消防車(ポンプ)による緊急注水の有効性とかは、BWRはメルトダウンしない、と言ってた人達にはたぶんどうでも良いのだろう。 https://t.co/Por3u5y8Fm

2013-03-11 00:30:32
CAVU @cavu311

消防車も勝手に期待されて迷惑だろう。「消防車は、事故のあと、安全対策の要として全国の原発に配備されましたが、原子炉に確実に水が入るのか、事故から2年になる今も十分な検証が進んでいない実態が浮かび上がりました」 NHK http://t.co/rN5MDwRpZ4

2013-03-11 00:49:46
Jun Makino @jun_makino

引用 : 消防車による注水を巡っては、一部が原子炉以外のどこかに漏れているのではないかという指摘が専門家からあり、NHKは、独自に入手した3号機の配管の図面などを基に、専門家と共に詳しく分析しました。

2013-03-11 00:01:55
Jun Makino @jun_makino

引用 : その結果、消防車から原子炉までの配管ラインの途中に水の抜け道があり、ここを通って、原子炉とは別の装置に水が漏れ出る可能性のあることを見つけました。

2013-03-11 00:01:57
Jun Makino @jun_makino

引用 : さらに、消防注水した際の当時の3号機の水の流れを実験で再現し、その結果を基に専門家が解析すると、原子炉に入らずに漏れた量はおよそ55%に上り、この量ではメルトダウンを防げなかったという結果になりました。

2013-03-11 00:01:59
Jun Makino @jun_makino

これは 14 日より前の話かな?圧力容器がまだ高圧だった時。今は 3 号機のメ ルトダウンっていつ起こったことになってるんだっけ? HPCI 止まった時 ?RCIC? RCIC 止まってすぐじゃなかったのかなあ?

2013-03-11 00:02:01
笑い猫 @bokudentw

@jun_makino http://t.co/SLwFMnjE58 大前事故調がみやすいかな。64ページあたり。13日午前2時HPCI停止。午前9時燃料損傷開始。消防車から注水。14日午前11時水素爆発。水が入らなかったのか。漏れていたのか。水素発生量が多い理由の説明にはなる

2013-03-11 00:26:41
Jun Makino @jun_makino

@bokudentw あ、どうもです。で、その、9時まで損傷なかった(水があった)ってのは嘘じゃないかなあと。 これとかだと13日未明に水位マイナスだし。 http://t.co/rCVsOzLYkv

2013-03-11 01:01:54
笑い猫 @bokudentw

@jun_makino 仰るとおり13日午前2時までHPCIで冷却できて、はいなかった可能性も高いですね。政府事故調報告書p175では12日19時あたりから圧力上昇とあるので、HPCIの最後の方では冷却できてなかったかも http://t.co/ekFcE8k2Vz

2013-03-11 02:13:33
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笑い猫 @bokudentw

@jun_makino 政府事故調の資料p295ではしっかりHPCIでは午前2時まで注水できてたかどうかわからないとはっきり書いてあります。ので水位低下開始には幅があり(19時~2時)損傷開始時間も6時間ぐらいズレているかも http://t.co/NBmpDnfWBu

2013-03-11 02:16:21
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関連まとめ

まとめ 「死の淵を見た男(吉田昌郎と福島第一原発の500日)」読書録 震災直後の夏に個人的に東電職員のご家族の方と話す機会があり、原子力保安院は全員逃げたが、吉田所長以下の東電職員は現場に残って懸命の復旧作業をしていた事を聞いていました。そして今年に入って偶然この本を見かけたため、当時の現場の状況を知りたくて購入しました。 吉田所長へのインタビューをもとに書かれた書籍ですが、内容が膨大すぎるので原子炉への注水と冷却に話を絞ってまとめました。マニュアルが全く役に立たない極限状態の中で、現場職員のとっさの機転や判断に東日本全体が救われた事がよく分かります。チェルノブイリ×10になるのか、チェルノブイリ×1/10になるのかは、まさに紙一重だったようです。 11336 pv 199 2 users 14