ペナン島はなんとなく香港を思い返させろ場所だな。あの時も、夜中について、行き先がわからなくて、バックパックがすごく重く感じたっけなぁ。けど、この重みがいいんだよな。何が起こるかわからないから未来は楽しい。パンドラの箱に、未来を見通す力を持った悪魔は閉じ込められたままだものな。
2012-06-28 23:30:42タイのサトゥーンからマレーシアのクアラ・プルリスまで国境を越えた船。人数が10人揃わないと出発しない不定期便。海路で国境を越えたのは初めてですが、今にも沈没しそうな船で国境を越えるのはこれで最後かもしれません。 http://t.co/BGhCfprK
2012-06-29 18:21:41マレーシアのクアラ・プラリスからカンガーへと向かうバスの車内。クアラ・プラリスの情報もカンガーの情報も全くなかったから、どうなるんだろうって、そんな気持ちだった。こういう時の旅人の気持ちって、雨の時のバスの窓みたい。 http://t.co/0UA5LuPY
2012-06-29 18:24:39七時間の長距離移動。途中どこかに寄るだろうけれど、せめて食べ物を一つ買う時間が欲しかったが…。こんな時にポケットを探ると小さいチョコが四枚。これはペナン島、ランカウイ島と、一週間程一緒に旅をしてきた友人から、今朝別れ際に貰ったもの。最後の最後までお世話になります。君も良い旅を。
2012-07-05 12:57:06現地人とのやり取りは全力笑顔。今もコンビニで全力笑顔やってたら『どこ出身?』と聞かれたので『じゃぺぇーん!』ってお茶目に答えた。『日本語でありがとうってなんて言うの?』って聞かれたので教えたら、会計後に『ありがとう』と言ってくれた。『サマサマ』と現地語で返して笑いながらバイバイ。
2012-07-06 23:31:52旅をしていると「何か得たものはある?」と聞かれることがある。これに答えるのは凄く難しい。なぜならば僕が一番得ていることは「今まで未知だったこの瞬間瞬間が、自分の中に五感を通して刻まれていく感覚」という抽象的なものだからである。いわばクオリアの質であり、表現出来るものではないのだ。
2012-07-18 19:40:03「感覚的な何か」を向上させたい人は、旅に出るのが手っ取り早いと思う。旅で得られる「五感の研ぎ澄まし」という”体感”は、今後の人生数十年のインプット・アウトプットに大きな価値を”付加”させる。この「感覚的な何か」は全ての行動・思考に影響を与え、その過程でさらに研ぎ澄まされていく。
2012-07-18 19:54:06旅をしていて良かったと思う二つのこと。一つ目、観点が増える。世界が様々な見え方をしだす。だから誰にでも優しくなれる。二つ目、環境が与えてくれた力を差し引いた自分の能力を知れる。日本なら出来ること、仲間がいれば出来ることが出来なくなる。だから自分の強みや弱味をしっかり把握出来る。
2012-08-11 00:14:28二週間前にはこの柵はなかった。二週間前に僕がいいなと思った『We live in your world』という広告も台湾紹介の広告に変わっていた。当たり前だけど、世界は生きている。変わっている。 http://t.co/CK8RNxJC
2012-08-11 19:36:47血債の塔。一本に見えるけれど、4本の塔。日本軍侵略によって亡くなった中国人、マレー人、インド人、ユーラシア人を慰霊する為に作られた塔。「繰り返さない為に」と作られた塔。僕達の世界には、一体どれだけの「繰り返さない為のもの」があるんだろう。 http://t.co/HhBDH2NM
2012-08-11 22:30:48タイのアユタヤに行ったときに『ちょっとちょっと』とタイ人に声をかけられた。なんだろう?と近づくと、日本の500円玉を見せられて『これは日本のお金だよな?いくらだ?』と聞かれた。『200バーツかな』と答えると、『そうか、俺はラッキーだ!』と子供のように笑顔になった。萌えた。
2012-08-12 14:41:13バングラでは沢山の人と話したけれど、一番印象に残っているのはダッカ大学の教授が言っていた言葉。『バングラデシュは貧困国などではない。(バングラ紹介本を見せながら)私たちはこのように何でも持っている。ただ、ただ、精神だけがまだ足りていないのだ。心の発達が必要なのだ。』
2012-08-16 22:40:59ダッカの一風景。この道で毎日通勤する人がいる。この道で大切な人とのデートに向かう人がいる。このままを受け入れられてしまうという社会を、その考え方を、変えて行くことが大切だと想います。 http://t.co/egMbc3BS
2012-08-17 00:49:28バングラデシュとインドの国境。バングラの国旗は日本のそれと似ている。僕らが純白の潔き太陽として世界に公正と平和をもたらすのであれば、彼らは草木のように何度でも生い茂る気高き太陽として社会に発展の可能性を与えていくでしょう。 http://t.co/g4rS65vx
2012-08-17 01:02:56ファイナルファンタジーの音楽を聞きながら旅をしています。ゲーム内のように町中に響き渡るオーケストラはここにはないけれど、それでも眩しい光と個性豊かな登場人物が闊歩する世界がある。何よりこの世界では、相手からも話しかけてくるし、毎回違う会話になるんだ。これこそ本物の冒険じゃないか!
2012-08-18 17:04:17わーい!22時発車予定の列車が1時30分発に変わったぞー!これでコルカタの人たちと日を跨いで生活を共に出来るぞー!ヒャッホー!というこの思考こそが、ポジティブ思考といいます。
2012-08-19 01:31:16ブッタが苦行した山に登り、苦行の無意味さに気付いた村に行き、悟りを開いた菩提樹の木の下で座禅を組んだ。これで修行も終わりだと、宿として使っている寺に戻り、明日からの現世に儚さを感じて眠りにつこうとした夜1時、停電。そしてファンが止まった。終わりなき灼熱の修行が始まったのだった。
2012-08-22 00:22:11通りを曲がると、そこには牛がいました。モー困っちゃうな。-8月22日 バラナシとウシ- http://t.co/wNaCEQRz
2012-08-22 20:54:08「BAD」と言われている国にないのは、それを正そうとする声だ。システムだ。間違いがないことが最高の状態ではない。間違いが生まれてしまう可能性のある自由さと、生まれた何かが社会を不幸せにする可能性がある時、それを改善出来るシステムとそれを管理する人達の心構えが整った状態が最高だ。
2012-08-22 21:27:1522時発のブッタガヤ行き夜行列車は遅れに遅れ1時半発になっていた。日を跨いだころ、僕がベンチに座りながら東野圭吾さんの『秘密』を読んでいると一人の女性が僕に声をかけてきた。「インドで本を読む人は珍しいし、近づいたら日本語の本だったので」と。それが僕とイツミさんとの出逢いだった。
2012-08-22 21:58:54インド人から「インドはどうだ?」と聞かれる。何も考えずに答えれば、「くそみたいな国だな!」と言える。けれど、よい面も沢山ある。日本だって一部を取り出して見れば「くそみたいな国だ!」と言える。大事なのは、良い面を感じて、好きになる事だと想う。好きにならないと大切にできないから。
2012-08-26 22:23:23アジア最後の町デリーにつきました!デリーは極悪なんて言ったの誰だ!長距離電車の中で出逢ったカップルに駅まで案内して貰って、駅からは会社員に宿の通りまで案内して貰って。入り組んでで悩んでたら相談したポリスメンが宿の番号に電話して道を確認してくれて。日本よりも友好的じゃないか!
2012-09-01 12:15:05