- montagekijyo
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続8)つまり、手術済みの3人は、一定期間の経過観察後に手術したと考えるのが自然ではないでしょうか。判定即手術とは思えません。だとすると、発見はスクリーニングですが、治療が必要な程度に発症したという見方ができると思います。
2013-03-11 23:42:07続9)仮にこれをオカルト癌やラテント癌(部検などで見つかるもの)だとすると、切らなくていいものを切ったことになるように思います。生涯、自覚症状のないままですむものを切ったことになるのかなと。さすがにそれは考えにくいのではないでしょうか。ポイントになるのは−−−
2013-03-11 23:44:03続10)−−−手術したケースの中にリンパ節への転移や遠隔転移の有無、画像診断結果の詳細、血液検査などの結果、経過観察期間等々なのですが、先日の会見時には勉強不足で確認できませんでした。これらの内容は、環境省にも報告されていないそうです(参事官取材)。なんだかプライバシーらしく。
2013-03-11 23:48:24続11)県民健康管理調査で発表された、悪性疑いの7人は、その意味では経過観察中ではないかと思います。これもガイドラインに沿った治療方針です。と考えると、この7人は有病期間ということになるのかなと(これは個人的な解釈ですが)。なので、確定3人を同等に考えるのは違和感大きいです。
2013-03-11 23:53:48以上、まいど長々、失礼しました。まだまだ勉強中なので、考え違い等々ありましたらご指摘ください。よろしくお願いします。m(_ _)m
2013-03-11 23:55:03予防原則について
このツイートに対する返信
続11)不安を煽るつもりは毛頭ありませんが、現実は楽観できるものとはいえないのかなあと思います。2年前の福島第一原発事故の発生時と同じで、最悪の事態を考えながら、先回りした次の手を打っていく必要があるのではないでしょうか。予防原則は、そういうものだと思います。
2013-03-11 16:40:23木野さんが不安を煽ろうとしている方でないことは、了解しております。予防原則については、私の考えをお読み下さると幸いです→http://t.co/Xs3O02miIT @kinoryuichi 不安を煽るつもりは毛頭ありませんが、現実は楽観できるものとはいえないのかなあと
2013-03-11 17:46:55ご理解感謝です。あと、予防原則についてですが、少し追加します。環境分野でいう予防原則はリオ宣言があるのですが、一方で、環境学ではリスクが10万分の1から100万分の1を超えると対処が必要だと、環境学の先生が指摘してました(出所未確認ですが複数の人に聞きました) @hidetoga
2013-03-12 00:02:04続2)このリスクは主に発がんリスクを指すようです。また公衆衛生や疫学の専門家の話では、米疾病管理予防センター(CDC)は、極めて頻度の低い事象については2例が出た時点で「多発」として対策をとるそうです。エボラなど極悪ケースだと1例で対策をとります。
2013-03-12 00:04:47続3)ベースになっているのが公衆衛生の考え方(予防措置によりその後の費用拡大を抑えるというような)らしいのですが、その伝で言えば、100万人に1〜2人といわれていた小児甲状腺癌が3人確定した段階で、検査品質の向上と放置するのではなく、なんらかの対処検討が必要ではと感じます。
2013-03-12 00:07:34続4)例えはちょっと飛びますが、昨年、大阪の印刷工場で見つかった胆管癌は、2011年の死亡数が1万8188人でした。毎年だいたい同じ人数で、この10年で17万人ほどが死亡しています。このニュースが最初に報じられたときに見つかった死亡は4人で、期間は13年間でした。
2013-03-12 00:16:37続5)その後、人数は増えましたが、期間も長くなっています。この事例に対する厚労省の対応は驚くほど早かったのですが、それはともかく、これを多発とするなら、年間症例が100万人に1〜2人しかなかった癌が3人出たのなら、やはり対処が必要ではないかと思います。
2013-03-12 00:18:50続6)もっともこれも、3人を有病期間で見つかったケースか、発症と見るかによって違いは出てきますが。私は前者の可能性が高いかなと思っているので、対処が必要と感じています。以上、余談でした。
2013-03-12 00:20:06(メモ)年齢別甲状腺癌発生数(100万人あたり)。人口動態統計とガン登録数から。 http://t.co/TgHDm2pbla
2013-03-11 23:03:38フィンランドは、なんでこんなにオカルト癌が多いのかな。それにしても地域差が大きい。→Occult papillary carcinoma of the thyroid. A "normal"... http://t.co/nFlg6rf8CQ
2013-03-12 00:50:09(メモ)地域別甲状腺癌発生率(10万人あたり)。by Cancer Research UK http://t.co/M9VHQusZDx
2013-03-12 01:10:51原発事故や社会課題、次世代車などを取材しています。 bit.ly/1fZXVZN/PEPジャーナリズム大賞2022 特別賞受賞/メルマガ配信中→bit.ly/1GQH37v /「検証 福島原発事故・記者会見3(岩波書店)/連絡先 kinor66@gmail.com
北海道赤井川村生まれ。東北大学理学部物理学科卒業。毎日新聞社入社。静岡支局、東京本社社会部、科学環境部、ワシントン特派員、福島支局長、科学環境部長などを経て、2014年から毎日メディアカフェ、学びのフェスを創設。CSR、SDGsの活動に取り組んでいます。2023年3月で毎日新聞社を退社します。以降の仕事を探しています。