日本学術会議公開シンポジウム「災害と環境教育━━内発的なESDからの復興の道筋の展望」のまとめ
- Moa_Nijiro
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宮内先生②「そのひとつが、聞き書きで、ひとの話を聞きましたで終わらない、聞いたことに重みがあって、それが復興に繋がるという手法を考えていきたいと思っている。」
2013-03-17 17:54:55鬼頭先生:一方でワークショップや調査疲れが起こっている(アカデミックハラスメント)。聞き書きは、個人にお返しするということで信頼関係を築いていくことに繋がっている。
2013-03-17 17:56:35鬼頭先生②:唯一の解決法は、地元に返していくということ。聞きっぱなしは、信頼関係を損なう。どう返すのかを考えて、研究者は調査をしなければならない。
2013-03-17 17:56:50関氏「支援に格差があるよう、研究者が入る地域にも格差がある。」・「場所によっては大学の先生のテリトリーみたいなものがある。僕の場合は、ニーズが一致した。ここの自然がどうなってるか知りたかったと、地元のひとたちも調べてほしいと。」 #災害と環境教育
2013-03-17 17:57:16関氏「展望ではないんですけれども、ふるさとって捨てられるものではなくて、北海道にいってもかえってくるひとがいる。じゃあ自分たちのふるさとってどういうところだったんだろう。のこることが最後の抵抗なんじゃないかなと」 #災害と環境教育
2013-03-17 18:03:38鬼頭氏「いま飯館村で、若い人たちが昔のことを調べ始めている。興味深い。味噌や炭焼き、味噌の里親として飯館の味噌を長野で作ったりする。将来もどったときに文化が残る。」#災害と環境教育
2013-03-17 18:06:17鬼頭先生:飯舘村に入っていて、飯舘の若い人たちが飯舘村のことを調べ始めている。戻れるか戻れないかというと、20年とか50年かかかるかわからない状況である。それでも調べなければならないという意識が若者に生じているのが興味深い。
2013-03-17 18:13:39鬼頭先生②:また、飯舘の味噌作りを継承し、里親として飯舘の味噌を長野で作ったりしている。50年後に戻ったとしても、それは残っていく。タイムスパンを長く考え、将来戻ったときに文化が残るように。
2013-03-17 18:14:18阿倍氏「気候変動教育、日本では知られていないけれどそういうものがある。そういうものもふくめた災害教育もある。」 #災害と環境教育
2013-03-17 18:10:03閉会の挨拶
小澤紀美子(東海大学教養学部教授)
さいごに小澤先生の閉会の挨拶。「現在の社会システムが20世紀の災害がすくない時代につくられたという議論がなかったかな。」「近代は結果だけをみるけれど、プロセスを大切にできればと思う」「競争原理でなく共につくるというもの。祭り、たとえば雛には亡くなったかたを」 #災害と環境教育
2013-03-17 18:12:46「惜しむこともある。日本語に戦災に込められた意味。」…「educateの意味はそのひとのもっているものを引き出すということ。学力テストに代表されるものが教育ではないのだということ。」 #災害と環境教育
2013-03-17 18:14:26おつかれさまでしたー。“@SakiZAMA: 本日はお疲れ様でした。 ( #災害と環境教育 live at http://t.co/9TYN6vUSWw)”
2013-03-17 18:18:40今日は日本学術会議公開シンポジウム「災害と環境教育」に参加。天災から逃れられない日本。しかし、洪水や津波や地滑りや火山の噴火などが人間の生に必要な天恵を与えることや、復興をと励む人々の成長を可能にすることについて言及した報告者も(研究者ではなく自然教育の実践者)。よい勉強の機会に
2013-03-17 19:21:56