バーチャロンフォース昔話

清純派さんウォッチ @seijunha_only

@chikwacurry 大宮のダグラス超先生という、伝説的なおっさんは1000戦勝率100%とか99%超えてるカード沢山もってた

清純派さんウォッチ @seijunha_only

昔話をしよう。むかしむかし、大宮にはダグラス超先生という、伝説的なおっさんがおったのじゃ。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

ダグラス超先生を知らぬもの、大宮勢を知るにあらず。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

ある日、大宮勢がいつものように楽しくVO4で殺しあいをしていると、一人のおっさんが近づいてきて、挙動不審にこちらをチラチラみては、仲間になりたそうにこちらをみていた。これがファーストコンタクトだった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

もぐり RT @alpha231es: (´・ω・｀)知らないにゃん RT @futoriel ダグラス超先生を知らぬもの、大宮勢を知るにあらず。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

そんな事が続いたある日、この挙動不審な男は遂に筐体に百円玉をいれたのだった。すかさず「共闘いいですか？」と2on2に誘う私。この時大宮勢は、度重なる常連以外からのバッシングにより、KSが「知らない人とももっと組んでいい環境にしよう」という運動をしていて、皆もこれに習っていた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

私も例外ではなかった。しかしこの挙動不審の男、0戦である。「どどどどどうも！！」と予想通りの返事を受け、この先の勝負の展開を予想するのは、簡単なことであった。私達は敗北した。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

「ああああああのうぅ！よよかったらもっと教えてくれませんか！？できれば固定相方に...」初対面で何を言っているんだこいつは。黙って背中を向けると、皆も何事もなかったかのようにスルーした。ヤバイ。こいつはヤバすぎる！シックスセンスが訴えていた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

この挙動不審の男、この時のカード名DAGURASUだったので、大宮勢ではダグラス先生と呼ばれた。こののち数戦ほど現れると、暫く、この男は大宮ララに現れなくなった。しかし一ヶ月後、我々は再びこの名前を目に耳にすることになる。飛躍するのはこれからだった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

大宮では昼間は大宮勢以外も楽しめるように、CPU戦で対戦はご法度、悪質な狩りプレイヤーはその場の大宮勢が制裁する形となっており、滅多なことで昼間の狩りは存在しなかった。合意のもとでも対戦になることがすくなかった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

「平日昼間でダグラス先生が子分を使ってひたすら階級をあげている」久しぶりに聞いたこの名に、まだ諦めていなかったのかという思いと、接点ないのに子分がいるという、アンバランスな状況に混乱を覚えた。しかし昼間のプレイヤーから語られた内容は想像を絶していたのだった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

「(レア含まず)特定機体を出してくれたら五千円」「特定機体で特務総長以上あげてくれたら一万円」+プレイ代金全もち、レア機体、カラーは3万円ぐらいから高額買取。これから一ヶ月、ダグラス先生の300万の資金はあっという間に底をつくが、一部の大宮勢ですら加担し、黒歴史となってしまった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

こうして昼の王者になったダグラス先生だが、一ヶ月で300万を溶かし、中には30万以上荒稼ぎしたプレイヤーもいた。尚、この資金はエロゲーをコピーそ販売して得た利益だったそうである。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

こうして自信だけを得たダグラス先生だが、大宮勢には一死報いるどころか、全員にタイムアタックと呼ばれる始末。しかしこうして得たカードを持ってしても、腕が上達していないため、より一層悲惨な状況に陥っていた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

「こんなカードの戦績じゃ恥ずかしくて大宮勢と一緒にプレイ出来ない...」そういうと彼は大宮勢とプレイはせず、見るだけのプレイヤーになっていった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

もっとやばいよ。ナイフ持って暴れる話とかある RT @chikwacurry: ダグラス先生マジヤバじゃねーか

清純派さんウォッチ @seijunha_only

ダグラス先生はやがて大宮勢の前に現れなくなった。私はこのような金で真剣勝負を汚れさせる行為が大変腹立たしく、同様の立場をとっていた大宮勢も少なからずいたからであった。本人も薄々と気づいていたようで、「弱いから邪魔になるんで...」と言っていた。いや、怒ってるのはそこじゃないぞ。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

しかしこのダグラス先生、三たび話題になるのであった。「勝率が低いからプレイして貰えない」「勝率みられるの恥ずかしい(大宮勢は勝率50〜60%が最低ラインでダグラス先生は1%という奇跡のような数値)」という彼は、深夜や早朝に大宮ララで、一人でプレイしていた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

4台筐体全てに100円をいれ、5連勝抜けするまで、棒立ち無人プレイヤーをメインカードで殴るだけ。しかも相方も棒立ち。なぜ勝率稼ぎ... なぜ対戦相手だけコインいれないんだ... こいつは底抜けのバカだった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

この男の行動はエスカレートしていき、遂に我々大宮勢がプレイする時間にも現れ、対戦時間中にも並び、平然とCPU戦を選択、常連に断りもなく、一人で全台コインシュートするようになった。この時300戦勝率99%と100%。初めは大宮勢も笑って見ていた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

「なんでこれ99%なの？」「ここここれはちょっと負けてないと自作自演に見られるから...」「なんでこれ全台コイン入れてるの？」「ししし、CPUに負けちゃうから...」300連勝のカードとダグラス先生の実力を見たら、自作自演と思わない方が難しかった。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

※アケフォースで実力で連勝してる人の最大数は、当時神だったGTS神達のΗの25*連勝です。300連勝も未確認ながらいたのはしってますが

清純派さんウォッチ @seijunha_only

このダグラス先生、あまりにも効率が悪く、みるに見兼ねた常連が「皆待ってるしこっち(相方)操作して一撃で殺せるようにするから撃破数稼ぎましょうよ」というと「勝手なことしないでくだだい！」とマジギレし、手に負えない始末。大宮勢が何度言ってもやめようとしないので皆は困っていた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

そんなことがダグラス先生が1000戦勝率100%になるころ、転機が訪れたのだった。「もうあれマジで迷惑だから、記念すべき1000戦で乱入してやろうぜ」「やめようよ」「やろう。1000戦近いXデーは近いな」こんな計画がダグラス先生には極秘裏に進められた。

清純派さんウォッチ @seijunha_only

遂に迎えるであろうその日、大宮勢の何人かは集まっていた。ダグラス先生はいつも勘違いで、「記念すべき1000戦を見にきてくれた」と本気で思っていたらしい。999戦目がおわり、ついに1000戦目。大宮勢の二人がダグラス先生の連コインを拒むように乱入した。皆この瞬間を待っていたのだ。