「僕は君のために死んだりしないって約束する。君が僕を信じてくれたら、君が見ているものは全部ホンモノになるよ」笑うスザクに、ルルーシュは長い間口を閉ざした後、そっとスザクの肩に顔を埋めて「お前のことが好きだ」と告げた。ルルーシュが自分の気持ちを言葉にして人に伝えるのは初めてだった。
2013-01-19 18:18:50――半月後、以前のとおり閑散としたプラネタリウムにスザクはいた。親子連れの一組が帰ってしまえば、誰もいなくなった建物の中はしぃんと静まり返る。客のいない時間帯は上映をしない決まりになっているのだけれど…スザクはこっそりと投影機を動かして、"彼"のための星空を天球に映し出した。
2013-01-19 19:54:05ルルーシュのような特異体質の人間は、強すぎる力が体を蝕むのか総じて寿命が短かった。「星に帰るだけだからな、なにも怖くはない」恐怖を抱けば他者を巻き込む恐れがあるため、昔からルルーシュは自分の最期をそう捉えてきたという。
2013-01-19 20:02:23だから、彼は星に帰ったのだ。スザクはそう思っている。重たい体は地上に残さざるを得なかった、きっとそうだ。あの日2人で見上げたプラネタリウムの空を1人でじっと眺めているうち、スザクの目の端から涙がこぼれ落ちた。
2013-01-19 20:03:20もうルルーシュはここにいないのに、彼のことがとても恋しかった。もしかしたらルルーシュはずっと、スザクの気持ちは無理矢理ねじ曲げられたものだと思っていたかもしれないけれど、「やっぱり、はじめからぜんぶ僕の心のままだったよ、ルルーシュ」
2013-01-19 20:12:12これはこの曲を聴いて浮かんだお話。 【めぐっぽいどオリジナル曲】カムパネルラ【PV】 http://t.co/b34vMeB #nicomoba #sm8639738 この間この曲でMMDスザクを動かしている動画があって…ひぃぃん°・(ノД`)・°・ってなった
2013-01-19 20:27:04さっきのプラネタリウムなスザルルは、ベッドから動けなくなったルルーシュのためにスザクがピンホールの手作りプラネタリウムを作ってルルーシュの部屋の天井や壁に星空を映すってシーンもやりたかった。寄り添って手を繋いで「あれが金星だよ」って言う乙女てぃっくスザクさん。
2013-01-19 21:18:00