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「PC遠隔操作事件が明らかにした取調べの実態」の中で個人的には最も興味深く意義深かったと思われる元検察官の落合洋司弁護士と法心理学が専門の高木光太郎・青山学院大学院教授のお話を連続ツイート

■「PC遠隔操作事件が明らかにした取調べの実態」の中で印象に残った話 http://togetter.com/li/477451 ■取調べの可視化の実現を求める市民集会2013 PC遠隔操作事件が明らかにした取調べの実態~無実のあなたも自白する~ http://togetter.com/li/477448 ●取調べの可視化の実現を求める市民集会2013 PC遠隔操作事件が明らかにした取調べの実態~無実のあなたも自白する~ 「やっていない人が、自白なんてするはずがない。」。 PC遠隔操作事件は、この思い込みが誤っていることを明らかにしました。 続きを読む
法律 虚偽自白 土橋央征 可視化 pc遠隔操作事件 取調べ 落合洋司
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Shoko Egawa @amneris84
1)今日の日弁連シンポ。個人的には最も興味深く意義深かったと思われる元検察官の落合洋司弁護士と法心理学が専門の高木光太郎・青山学院大学院教授のお話を連続ツイートします。
Shoko Egawa @amneris84
2)落合弁護士「取調官は被疑者と人間関係を作って、何でも話せる間柄になって、その中で自白を得るのを理想としている。しかし、そういう関係を結ぶのは難しく、勾留期限という時間的制約もある。先輩からも『確信を持って調べろ』と言われがち。取り調べで目指すのは自白、となる」
Shoko Egawa @amneris84
3)「そのために被疑者の心理的な動揺を狙う取り調べを行うことになる。取調官は、日々、どうやって落とすかを考えている。被疑者が犯人でない可能性を考えながらの取り調べは、まずしない。取調官が無実の可能性を考えれば、被疑者がそこに依存して真実を語らなくなる、とされている」
Shoko Egawa @amneris84
4)「検察官も、理屈の上では無罪推定は分かっているが、目の前の被疑者が無罪と思ったら自白がとれない。おかしいなと思うことがあっても打ち消していく。自分は、事実無根を主張しておかしいと思ったことはないが、故意の有無では、被疑者が嘘をついてないのではないかと思ったことはある」
Shoko Egawa @amneris84
5)「それは報告したが、そういうことは取調官としての適格性を欠くと言われかねない。「何を言ってるのだ。君の仕事は自白をとることだ」となる。個々の検事の問題ではなく、構造的な問題がある」。冤罪が明らかになったあとも、検察は検証をしてそこから教訓を学んでいないことについて…
Shoko Egawa @amneris84
6)「う~ん、うまくいった事件だけは(振り返りを)やるんですよ。うまくいいかなかった事件は、もう見たくない、という意識が働く。本当は、無罪となった事件こそ、しっかり総括しないといけない。公安調査庁の元長官の事件では、元検事であり元検事長だった人が、虚偽の自白をしている」
Shoko Egawa @amneris84
7)「人間関係を作って…を理想とする従来型の取り調べに意味がないわけではないが、虚偽の自白という大きな弊害を取り除くためには、可視化しかない。取調官が自白を目的としている以上、その裁量に任せるのは反対だ」(とりあえず了。高木教授の発言は後ほど)
Shoko Egawa @amneris84
8)高木教授「虚偽の自白をするのは、格別気が弱いとか迎合制が高いなど、被疑者側に原因があると思われがち。それは違う。虚偽自白は異常な環境に対する正常な反応、と言うべき。たとえば、私たちは下着姿で外には出ない。しかし、住んでる所が火事になったらどうか」
Shoko Egawa @amneris84
9)「火事の時には、着ているものは気にせず、下着姿だってそのまま逃げる。同じように、取り調べでの異常な環境に目を向けるべき。それに、火事の中では、下着姿を写真に撮られてツイッターで流される、といった将来の不利益を考える余裕もなく、今の深刻な事態を回避するための行動がとられる」
Shoko Egawa @amneris84
10)「同じように、取り調べにおいても、この事態が異常であり、この警察官がおかしいんだから、裁判になれば分かってもらえるだろう、というように、将来のことを深く考えず、今の苦しい状況を回避するために虚偽の自白は行われやすい」
Shoko Egawa @amneris84
11)「取り調べが日常である捜査官は、初めて経験する一般の人たちの状態をもっと想像すべき。外科医にとって、人のお腹を切って中をいじるのは日常かもしれないが、きちんと管理コントロールがされている。ビデオに撮っておくことは、対人コミュニケーションを仕事としている者には役立つはず」
櫻井光政 @okinahimeji
@amneris84 素晴らしいまとめをありがとうございます。
Shoko Egawa @amneris84
@okinahimeji 読んでくださってありがとございます。
Shoko Egawa @amneris84
さっきの連ツイの8)で「迎合制」とあるのは「迎合性」に訂正します。
弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) @kyoshimine
@amneris84 「自分は、事実無根を主張しておかしいと思ったことはないが、」の部分は、「自分は、犯人性を否認している被疑者・被告人の取調べについて、犯人ではないかと(嘘をついていないのではないかと)思った経験はないが」という趣旨の発言でした。
ひらめ @K8Jp
@amneris84 すっごくなるほど!って思いました!!!さすが、えがわさんだにゃ~
Shoko Egawa @amneris84
@K8Jp 高木先生の説明が分かりやすかったのだにゃ~
🌸落合洋司(弁護士・元検事・元法科大学院教授)🌸 @yjochi
昨日は、講演の関係で、夕方から、感覚を取調官にちょっと戻してみた。
Shoko Egawa @amneris84
とても分かりやすいお話でした〜 RT @yjochi: 昨日は、講演の関係で、夕方から、感覚を取調官にちょっと戻してみた。
🌸落合洋司(弁護士・元検事・元法科大学院教授)🌸 @yjochi
ありがとうございました。感覚を弁護士に戻しました。“@amneris84: とても分かりやすいお話でした〜 RT @yjochi: 昨日は、講演の関係で、夕方から、感覚を取調官にちょっと戻してみた。”
みもころ❀ @mimokoro
@yjochi @amneris84 昨日の日弁連シンポを拝聴しました。先生が理想とする自白の引き出し方がここ10~20年うまくいかなくなっているというお話で、原因として時間の問題を挙げていらっしゃったと思いますが、他にどんな原因があるでしょうか?もしよろしければご教示ください。
Shoko Egawa @amneris84
@mimokoro 人々の意識や制度の変化もあるのでは?お上に従順な人ばかりではなくなっているし、当番弁護士もいて、捜査段階で弁護人がついてアドバイスをするケースが増えてきたでしょうし @yjochi
みもころ❀ @mimokoro
@yjochi @amneris84 また、PC遠隔操作事件の神奈川県警の検証では捜査幹部は疑問を持っていたようだとのご指摘があったかと思いますがそれがなぜ現場に反映されなかったのでしょうか。立場的には取調官よりそちらが上司だと思うのですが(合わせて、もしよろしければご教示を…)
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コメント

小川靖浩 @olfey0506 2013年3月26日
もともと警察官自体「取り調べ手法は体系化されておらず、個々の研鑽にかかっている。刑事ドラマの取調べシーンも参考にしている」と何年も前にいわれてた話ですからなぁ
にゃあ @kirikami 2013年3月27日
まとめを更新しました。
luckdragon2009(rt多) @rt_luckdragon 2013年3月31日
ちなみに、足利事件の際には検事自身が、虚偽自白を疑い、本人に問いかけていますが、そのまま本人を犯人と認定していった、というエピソードがあります。
luckdragon2009(rt多) @rt_luckdragon 2013年3月31日
虚偽自白は、捜査の中で多様な条件で生まれるもので、ある意味、捜査行為自体が負っている、負の要素ともいえるものかもしれません。(故に、対策の難易度は高いと思っています。)
luckdragon2009(rt多) @rt_luckdragon 2013年3月31日
足利事件の検事の疑問の件は、「PC遠隔操作事件の神奈川県警の検証では捜査幹部は疑問を持っていた」←この内容に通じるかもしれません。 人間が組織として行動する際の対策も必要だと思います。
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