【TL想定プレゼン】「エコサイド(生態系破壊犯罪):失われた5番目の平和に対する犯罪」
- tkatsumi06j
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s7. エコサイド罪が犯された場合、犯罪に対処するために、修復的司法を含むいくつかの進歩的な手法が用いられます。修復的司法では、被害者と加害者を共に対話の席に着かせ、生じた危害についてこれを緩和する方法を互いに協議します。多くの犯罪案件で有効であることが証明されている手法です。
2013-03-29 12:15:53Slide 8.
s8. エコサイドは、津波や洪水などの、非人為起源の自然現象によって発生する場合があります。エコサイド法を確立することにより、自然発生的なエコサイドに直面する者に対し、人道的支援を与えることがすべての国家の義務となります。 http://t.co/OazhtZdZL2
2013-03-29 12:17:09s8. こうした自然災害時の人道支援を行う国家の責任は、「住民の利益が至上のものであるという原則を承認し、且つ、この地域の住民の福祉を最高度まで増進する義務並びにそのために行う義務を神聖な信託として受諾する。」という、国連憲章第73章や75章の規定により定められています。
2013-03-29 12:20:59Slide 9.
s9. かつて200年ほど前、その行為自体が問題である筈のことが常態化していました。300もの企業が奴隷貿易を行っていたのです。しかし制度の廃止が提案されると、制度の「必要性」と「公共の需要」と「経済破綻」を理由に彼らは反対しました。 http://t.co/5GrtILCh8f
2013-03-29 12:25:36s9. 当時の企業はその代わりに一連の代替案を提示しました。しかし、奴隷制度は廃止されました。廃止されたのは、倫理的に間違っているとされたからです。奴隷制度は、いま現在に至っても重大な問題であり続けています。しかしだからといって、犯罪化する必要がなかったとは言えないですよね。
2013-03-29 12:26:42Slide 10.
s10. 21世紀の今日、世界で重大な環境破壊を起こしている企業は3000社に及びます。彼らも、200年前と同様に、その「必要性」と「公共の需要」を訴え、強い規制などをつくれば、「経済破綻」を招くと反論します。 http://t.co/Gtqs5VlmuY
2013-03-29 12:28:57s10. 彼ら企業は、二酸化炭素に対するキャップ&トレードの導入など、一連の対策を提示し、また実施もしていますが、地球環境やその住民である生きとし生けるものすべてに対する広範囲な損傷と破壊を止めるには至っていません。 環境破壊はもやは常態化しているのです。
2013-03-29 12:30:37Slide 11.
s11. 倫理的な過ちは、すなわち犯罪的な過ちです。環境破壊が常態化しているからといって、それが正しいということにはならないように、正しくないことは罰せられる必要があるのです。 だからこそ、エコサイドの犯罪化が必要なのです。 http://t.co/CxiNpLKfUX
2013-03-29 12:32:55Slide 12.
s12. エコサイドは、人道に対する犯罪であるだけでなく、自然に対する犯罪であるだけでなく、 未来の世代に対する犯罪であり、失われた5番目の平和に対する犯罪です。これらの犯罪をすべて裁く方法は一つしかありません。 http://t.co/Ycscw9NHt0
2013-03-29 12:35:10s12. 結び:エコサイドを犯罪化することによってしか、地球環境に対する広範囲な損傷や破壊を止めることはできない。生きとし生けるものすべての命を守りその福祉を保障するには、エコサイドを犯罪化することによって犯罪を抑止し再発を防止する法体系を構築する必要があるのです。終わり。
2013-03-29 12:37:47以上