「同じ土俵で戦わない」のはズルイ? 未読者達による「暗殺教室」感想のようなものまとめ
今日友人に「暗殺教室」の話を聞いたんだけど、直近の野球のエピソードがどうもワカイコに今イチ受けてない…って話で、その理由が「E組は野球の試合に暗殺の技術を使っててズルイ」というものだと聞き、あーなんか今私のTLでホットな(^^;)テーマと通じるなーと思ったのでした。
2013-03-30 23:30:13「暗殺教室」は私はたまーに立ち読みする程度なんだけど、「E組」はいわゆる落ちこぼれで、カーストの最底辺に押し込められた子供達、差別されるべく作り出されたクラスなんだよね。んで、試合の相手は全国トップクラスの「野球部」で、元々同じ地平には立ってないわけ。
2013-03-30 23:37:40その圧倒的不利な状況を、自分たちの持ってる武器、すなわち暗殺の技術で戦おうとするんだけれども、読者は「野球の試合なのに野球やってない、ズルイ、っていうんだよね。おかしくない?」と友人は言ってて、私も彼女の言う通りだよなーと思ったんだよね。
2013-03-30 23:42:07E組と野球部では、「野球」に関しては大人と子供ほども差があるので、「野球で勝負」ってのはそもそも成り立たない話なんだよね。だからこそ、E組は知恵を絞るんだけど、それを「ズルイ」という…
2013-03-30 23:45:45なんか、そういう(元々のレベルが違うのに、同じ土俵での勝負しか認めない、という)感想を持つというのは、ちょっとこー、コワイ話だなあと思ってしまったよ……
2013-03-30 23:48:56なんかさ、例えばこれが「暗殺合戦」だったとしても、やっぱり「E組はプロの指南を受けてるのに、しろうとの野球部にその技術を使うのはズルイ」になりそうな気もしたりして^^;
2013-03-30 23:52:05スパルタ兵が300人でウン万のペルシャ兵を退けた(かつ全滅した)ってやつ。あれスパルタ兵がろくに戦わないでクッソ汚い手段でペルシャ軍に勝ってたら評価どうなってたんだろうとか
2013-03-31 00:04:12@foorai なんかね、E組がいわゆる「社会的弱者」の謂に思えたんですよね。彼らには元々持てるものが少ないのに、それを使うことを許さず、我々と対等であれ、なお我々が持っているものを君らが持ってないことには頓着しない、というのは、とても不均衡というか、不平等なことだなあと…
2013-03-31 00:18:56@pochi_go 該当作品を読んでないのでアレですが、anonさんが仰ることには異論なく、それが「ワカイコに今イチ受けてない」というのはどういうことなんだろうと。例えばワカイコの美意識ってどうなんだろうとか。儒教に近い融通のきかない美意識(かなり変な言葉ですが)なのかなとかw
2013-03-31 00:28:47@foorai 私がちょっと不思議だったのは、E組が主人公(格)で、読者は彼らに思い入れて読んでると思うのに、彼らの努力、奮闘を批判するんだ?ってところでした。美意識か。なるほど。でも身動き取りにくそうというか、己れの首を絞めそうですね…
2013-03-31 00:42:42@pochi_go 主人公側の不利を補う王道として「父が元大リーガーで、試合中に覚醒」とか「実はコーチが隠棲した名監督」とかだったり…。特に血統なんかはよく許容されてる感ありますけど、技術となると「優劣が逆転する」=「結局相手と同じことをしてるだけ」と見なされるのかも知れません
2013-03-31 00:56:36お、ズルい派来ましたね! RT @ayameyuuki: 読んでないですが、私もそれ「ずるい」と思いますよう。暗殺の技術で何をやってるのか知らないですが……ずるいとは思います。知恵も絞り方だろうなと… とか言ってみたけど、この辺はもう好みなのかな…
2013-03-31 10:06:30「暗殺の技術」という書き方が「きこえが悪い」のかな^^; 「持ってる技術」と考えてもズルイかしらん。「A:その他の技術」対「B:野球の技術」で「野球で勝負をする」。私の感覚だと、どっちがズルいかといえば、むしろBの方が最初から有利で、ズルイと思えるけれども。
2013-03-31 10:15:54@pochi_go その「聞こえが悪い」ってのが作者が狙っている事なんだろうなと思う。自尊心を培うはず技術がダイレクトに人を傷つける技術で、実はわかりやすい表記なのでは。誰しも持っている自尊心の在り処が、ある一方では力になり、ある一方では人を傷つける諸刃の剣って事でだろうと。
2013-03-31 10:28:16この野球の試合(勝負)は、エリート集団がオチコボレを叩き潰して笑い者にするのが目的なので、親睦試合とはワケが違う、ある種「生存を賭けた戦い」なんだよね。コメントくれたおふたりは「暗殺教室」をご存知ないそうなので、そこを最初にお伝えすべきだったかも知れない。
2013-03-31 10:28:47そうした、「自分自身が脅かされた」時に、持てる知恵と力の全てを動員して戦うことは、私には正当な行為に思えます。ましてや用意されたのは相手の土俵で、まともに組み合えば泥にまみれて死ぬだけなのがわかってるんだもの。
2013-03-31 10:31:30むろんその「弱い当事者」が、「これは勝負なのだから、用意された土俵で戦うべきだ」という「美学」の持ち主なら、おのが「美学」に殉じてみじめに死ねばよい。ただ、「強者」が「俺の用意したルールに従わないのは卑怯者」というなら、卑怯はどっちやねんというね。
2013-03-31 10:36:18RT @foorai: 主人公側の不利を補う王道として「父が元大リーガーで、試合中に覚醒」とか「実はコーチが隠棲した名監督」とかだったり…。特に血統なんかはよく許容されてる感ありますけど、技術となると「優劣が逆転する」=「結局相手と同じことをしてるだけ」と見なされるのかも
2013-03-31 10:43:32あっ、しまったそのままRTしちゃった; 血統主義は、実は私かなり(笑)好きじゃないですw 血統だけでどうにかなるなら、努力も知恵も必要ないやんけ、という。 まあ件の話の監督は、超一流なんですけどねw 相手の監督も同様なので、そこは問題ないとは思いますけど。@foorai
2013-03-31 10:48:38