まとめの限定公開に「リンク限定」が追加されました。URLを伝えてまとめを共有しよう!
このまとめをお気に入りにして応援しよう!
0
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
それでは、今回もスタートします。 『仮面ライダーW Rの脅威/帰って来てくれ仮面ライダー』チャプター4・Iは死すべし/はじめての共同作業 http://t.co/xgkMQIh0lv #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 ――変……ッ、身! [ACCEL!]  照井は先んじてアクセルに変身。ディアブロッサからエンジンブレードを引き抜いて、重々しい剣をこれ見よがしに振り回す。伊刈は物怖じすることなく、楽しげな様子で見つめる。1 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「お前も仮面ライダーか。成程、俺に立ちはだかる訳だ。依頼者《クライアント》は左翔太郎を殺せって言ってたが、ライダーは一人残らず消しちまわないとなァ」 「能書きはいい。やるのなら早くしろ。さもなくば、俺が振り切る」 「まっ、そう焦るな。どうせ終わるのは一瞬なんだし、よッ」2 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
[カブト!]  伊刈はずり落ちそうな眼鏡を正し、”カブトムシ”の絵柄に”ZECT”と黒で上塗りされたマークのメモリを腹部に挿し込む。六面体のような形のものが体全体を覆い尽くし、彼の体は真っ赤な装甲に昆虫らしい外殻、頭頂部から長く伸びた一本角のドーパントへと姿を変えた。3 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「カブトムシ……か?」 「赤色は二人もいらねぇ。負けた方は明日から黄色だ。……だが、てめぇに明日はやらねェぜ!」  言い終わると共に飛び掛かる伊刈。アクセルはエンジンブレードで薙ぎ払おうとするも、相手の硬い外殻に弾かれた上に凄まじい殴打を喰い、堪らず地面に膝をつく。4 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「硬い上に強い……か。手強いな」 「ノンノンノン。俺の力はそんなもんじゃねェ。特別出血大サービスで見せてやるぜ、しかとその眼に焼き付けな!」  伊刈は前屈みになり、クラウチングスタートの構えを取る。「……もっとも、目に映るかどうかは知らないが、なッ」5 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 嫌味な口調でそう言い、左腰の『色の違う出っ張り』をさっと撫でる。伊刈の体は虚空に消え、アクセルの体が左右に大きく揺れ出した。相手の姿は見えない。だが彼は間違いなく『伊刈の攻撃を受けている』。  アクセルが大の字になって倒れたと同時に、奴が再び姿を現した。6 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「どうだい赤色ライダー! 何も見えねぇだろ! ついて来れねぇだろ! こいつが俺の力ァ! ”超加速”能力よ!」 「なるほど、加速……か」アクセルは倒れたことなど意に介さず、直ぐに起き上がる。「所長」 「え、えっ! あたし?」 「あいつの、メモリの場所は特定できたか?」7 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 亜樹子は持っていたデンデンセンサーをゴーグル状にし、自分たちを嘲笑う伊刈の体をゴーグル越しに覗く。サーモグラフィのように表示される画面上で、“青白く光る”点のように小さな部位が亜樹子の目を引いた。8 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「竜くん! あし、足! 右足の太ももの所があやしいよ! 他の所が赤とか黄色とか緑とかなのに……、そこだけ青く輝いてる!」 「了解した。よくやった所長」 「でも竜くん、分かったからってどうするつもりなの」 「忘れたのか所長。俺にだって切り札がある、とっておきの奴がな」9 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 アクセルはディアブロッサから『信号機とストップウォッチ』を模した通常よりも大きなメモリを取り出し、バックルに突き挿す。 「超加速は自分だけのものだと調子に乗っているな。面白い。だったらこの俺と勝負してみるか? 超加速同士で、な」 「なァにィ?」 [トライアル!]10 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 ――全て……、振り切るぜッ!  メモリを装着したアクセルは右ハンドルを捻ってそれを起動。信号ランプが赤から黄色に変わると同時に彼の体も黄色に変色し、同時に体全体に亀裂が走る。11 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 体表が黄色から青に変わった瞬間、彼が纏いし装甲は弾け飛ぶ。アクセルの体は街中を走る重量あるオンロードバイクから、複眼を除く全身が青一色に染まり、軽量化されたオフロードバイクを模したものへと変化した。アクセルのもう一つの戦闘形態、『アクセルトライアル』である。12 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「勝負だ、漫画家ッ」 「面白ェ、やってやんよ」  アクセルは『トライアル』のメモリをストップウォッチ型の「マキシマムモード」に組み直し、スイッチを起動。伊刈もまた腰の装飾に触れ、互いに超高速状態へと突入する。13 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 何者の邪魔も入らぬ超高速の戦い。アクセルは伊刈の手刀や前蹴り、カブトムシの角を模したクナイによる突きを、一つ一つ丁寧に捌《さば》いてゆく。  これで負ける道理などないはず。アクセルも、この戦いを見ることができない亜樹子もそう思った。思っていたのだが――。14 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「俺について来られる奴がいるなんてなぁ、マジで驚きだよ。けどな、お前にゃあよォ……『パワー』が足りねぇッ」15 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 腕力と装甲を犠牲にして加速力を得て尚、堅い外殻に身に纏った伊刈の装甲を切り崩すことは敵わない。加えて、圧倒ではなく『互角』止まりのスピードだったせいか、こちらの攻撃は容易に受け流され、反撃を喰って道路上に叩きつけられてしまった。  この間、僅か3秒程の出来事である。16 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 アクセルが勝つと思っていた亜樹子は、横たわるアクセルを見て悲痛な声を上げる。「嘘でしょ!? 竜くんがスピード勝負で負けちゃうなんて!」  超加速の世界から戻ってきた伊刈が、嫌味たらしく言葉を返す。「ところがこれが嘘じゃないんだなぁ。すごいだろ? すごいっしょ?」17 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 パワーでも互角。スピードでも互角。しかしパワーを取れば相手に対応出来ず、かと言ってスピードを取れば致命傷は与えられない。だがアクセルは諦めない。脳細胞をフル回転させ、決めの一手を思案する。18 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 ――落ちつけ、落ちつくんだ照井竜。ブレイクすべきメモリの場所は分かっている以上、パワーで圧し切るような戦いに頼る意味はない。メモリをピンポイントで叩き、それで終わりだ。19 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 ――トライアルで無ければあいつに対応し切れない。となると、エンジンブレードでの一刺しか。マキシマムでは隙が多すぎる。今の加速で使った時間は約三秒。クールダウンを含めれば……大目に見積もって残りは7秒弱か。その間に奴の隙を突き、メモリをブレイク出来るか?20 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 考えは纏った。だが、不確定要素が多すぎる。アクセルは散々迷った末に立ち上がり、地面に転がっていたトライアルメモリを拾い上げると、恐怖と不安に慄く亜樹子に手渡す。21 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「えっ? ……竜くん、これは」 「所長。次のマキシマムドライブ、起動と停止のタイミングは任せる」 「あッ……あたし聞いてない! 無理だよ竜くん!」 「奴のスピードに追い付き、かつあの装甲を突破するには、メモリを自分で作動させている暇は無い。君だけが頼りなんだ、所長」22 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
「そんなこと言ったって……」亜樹子が戸惑うのも無理はない。アクセルの装備や技をもってしても、相手に勝てる可能性はゼロに近いのだ。負けて殺されてしまった時、彼にどう言い訳をすればいいのだろう。  だが同時に、お気楽な亜樹子の左脳はこうも考える。23 #WR
イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
 ――いや、ちょっと待ってちょっと待って。ちょいまち。何、これは何? これはいわゆるアレ?彼女と彼氏の『はじめての共同作業』ってやつ?  ――すごいじゃん、ヤバいじゃん! やっちゃわなきゃじゃん! 24 #WR
残りを読む(24)
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする