だからこそ、そこに自分の存在意義を求めるがほどにアリババたちが「あの白龍」に戻そうとすることは、白龍にとってとても恐ろしいことになる。バラバラの体を繋ぎとめる糸が太くなるほどに、それはよく弾け飛ぶ…
2013-03-21 19:58:00アリババ、アラジンならば白龍の自己確立の崩壊を止め、再確立ができるだろうが煌の中でそんなことができる人はいない。白龍はアリババ、アラジンと会うまでにあえて孤独を選ぶ生き方をずっとするだろう。自分の存在意義を強めるために
2013-03-21 19:51:56自己の確立において大切なのは使命感。それは孤独により強まる。孤独であればあるほど使命は一人、白龍にのしかかる。人がいればその分だけ使命感が分散する。だから孤独が強まれば強まるほどに白龍の自己確立は確固たるものになる
2013-03-21 19:49:02兄の言葉が、母の言葉が、あの日の思い出が白龍を復讐へと縛り付け、幸せから遠ざける。責は重い方がより道をくっきりと浮かび上がらせる。倒れそうな体は崩れそうなプライドゆらぐ自己の確立、バラバラな体を使命感という糸でくくりつけている
2013-03-21 19:46:00白龍は自分自身を幸せであってはならないと考える。自分の使命と幸せは両方同時に手に入れられないものだと思っているから。自分の使命は他を追いながら果たせるほど安いものではないから。幸せを放棄することは使命への覚悟だから。だから白龍は幸せになっちゃいけない
2013-03-21 19:37:20白龍は孤独でなければいけない。孤独であればあるほど自身の歩む道がくっきりと現れる。孤独でなければ歩む道がぼやけてしまう。アリババたちといた時のように。だから(無意識か意識的にかは別にして)あの別れ方で孤独になり道をはっきりさせた
2013-03-21 19:31:13@seki2i それをつなぎとめるためには自分の孤独が強ければ強いほど良いし、自分の背負う運命に誇りを無理やりくくりつけなければいけない。それには紅炎たちにはできないことを自分はしている、という理由付けが必要なわけで、つくづく一人ぼっちな子ですよね
2013-03-21 10:04:35@seki2i 助力どころか敵対勢力にも似た「何か」であってならなくては駄目なんですよ。もうそれは白龍が「自分が自分であるため」に必要なことで、白雄との契りと、母の思い出と、組織の陰謀と、色んなものに引っ張られて引き裂かれようとしているのを必死につなぎとめている状態なのだから
2013-03-21 10:02:33@seki2i でしょうね。だからこそ、「お前は知らないけれど俺はこんなことをやっている!」という優越感に似た劣等感を抱いていて、それで必死に自分を保っている。「お前には知らないこと、できないことをやっている、自分しかできないんだ」と自己正当化しているわけで…どこまでも寂しい
2013-03-21 09:57:49@seki2i ある意味、神聖視したいのかもしれませんね。白龍は、紅炎のことを…そして、それに対する自分への正当化とか、そういった類のものでプライドを保ってる印象です。
2013-03-21 09:37:57