今月12日は『ツイノベ大賞締め切り日』 2013

ディスカヴァー「第3回twitter小説大賞」応募用 http://www.d21.co.jp/campaigns/twnovel 応募しめきり日 2013 年 4 月 12 日(金) 13:00 1.何編かを選ぶ。 続きを読む
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夢名 七志 @mumei7c

ガキの夢に大人が入って来た。がいこく語をぐるぐる回して計算で作った嘘。スイッチを切れば消えるのに、ほうら沢山あるよと呼びかけた。集めるだけの簡単な遊び。昔々ガキだった頃を落とした大人。集める事しか知らない仲間達。おもちゃを抱えていた奴なんか居ない。白い襟の奴ら。 #twnovel

2013-01-07 22:09:34
夢名 七志 @mumei7c

キの夢に大人が踏み込んで来た。がいこく語をぐるぐる回して計算で作った嘘。スイッチを切れば消えるのに、ほうら沢山あるよと騙す。集めるだけの簡単な遊び。昔々ガキだった頃を落とした大人。集める事が遊びだと教える。おもちゃを抱えていた思い出の無い偽物達。白い襟の奴ら。 #twnovel

2013-04-06 18:54:37
  1. × これはこれで...。
夢名 七志 @mumei7c

鯨が浜に打ち上げられている。質量を支える海の方が心地いいだろうに、なぜ陸に上がるのか。人は原因を探りたがる。大昔の記憶がさせるのだの、海洋の汚染が原因だの。そっとしておくのがいい。巨大な姿に惑わされた人に繊細な心が分かるはずも無い。あれは飛び込み自殺なんだから。 #twnovel

2012-01-17 00:05:26
夢名 七志 @mumei7c

が浜に打ち上げられている。質量を支える海の方が心地いいだろうに、なぜ陸に向かうのか。人は原因を探りたがる。太古の記憶がさせるとか、海洋の汚染が原因だのと。そっとしておくのがいい。巨大な姿に惑わされた人に、繊細な心が解るはずも無い。あれは飛び込み自殺なのだから。 #twnovel

2013-04-07 19:41:32
  1. × お気に入りではある...。
夢名 七志 @mumei7c

「何よあんなやつ」少女が怒ってそこらの石を適当に投げると地球侵略の下準備に送り込まれた不可視の調査機器を破壊したが臆病で慎重な異性人はまさか何かの間違いだろう同属で争うような生物だ一匹を突然目の前に転送してやれと狙いをさだめて転移光線を当てると「さっきはごめん」 #twnovel

2012-03-31 17:57:41
夢名 七志 @mumei7c

よあんなやつ」少女が怒ってそこらの石を投げると地球侵略の準備で設置された不可視の調査機器を破壊し臆病で慎重な異性人はまさか何かの間違いだろう同属で争う生物だから別の一匹を目の前に転送して戦わせてやれと適当に狙いを定め空間転移光線を照射したら「さっきはごめん」 #twnovel

2013-04-07 20:30:41
  1. ×
夢名 七志 @mumei7c

求を伝える。『一つ、空港までの車をガソリン満タンで用意しろ。二つ、逃走用のジェット機を待機させておけ。三つ、離陸するまで手を出すな。と、私の事を振った彼氏にここまで来させて、私の気が済むまで謝らせろ。さもないと、犯人の命は保証しない。』だそうです。たすけて」 #twnovel

2012-07-10 22:48:24
  1. × これもこれで...。
夢名 七志 @mumei7c

近所をふらりと歩いていると、足に猫がすり寄って来た。飼われていた猫だろうか。小綺麗で妙に人懐っこい。撫でてやると満足そうに喉を鳴らして走り去った。彼女が亡くなった時間だと知ったのは数日後だった。随分と前の事だ。他に思い浮かばない。向かう所も無い。にゃあと鳴いた。 #twnovel

2011-11-05 00:05:02
夢名 七志 @mumei7c

所をふらりと歩いていると、猫がすり寄って来た。飼われていたのだろうか。小綺麗で妙に人懐っこい猫。撫でてやると満足そうに喉を鳴らし、不意に走り去った。後で彼女が亡くなった時間だったと知った。随分と前の事だ。他に何も思い浮かばない。向かう所も無い。にゃあと鳴いた。 #twnovel

2013-04-08 21:06:24

応募分

夢名 七志 @mumei7c

傘が迎えに来てくれた。ずぶ濡れで水滴を垂らしながら、駅の改札で人混みを避けるように閉じている。私の姿を見つけると、半開きの傘布を膨らませ跳ねて来た。カバンから折りたたみ傘を出すと、少し寂しげに腕にぶら下がる。お前、少し太ったんじゃないか。雨は小降りになっていた。 #twnovel

2012-07-09 23:41:24
夢名 七志 @mumei7c

が迎えに来てくれた。ずぶ濡れで水滴を垂らして、駅の改札の横で人混みを避けて閉じている。私の姿を見つけると、傘布を半開きに膨らませて、跳ねて来た。カバンから折り畳み傘を取り出すと、少し寂しげに腕にぶら下がる。お前、少し太ったんじゃないか。雨は小降りになっていた。 #twnovel

2013-04-06 01:01:31
夢名 七志 @mumei7c

い。節操無くにょきにょきと生えた椰子の木のぐるりには、油染みが円く残っているだけで、溶け残りすら無い。熱気が揺らぐアスファルトでは、ばら撒かれたトウモロコシが跳ねている。粘り付く緩い風が、肌にポップコーンの匂いを擦り付けていく。遠くにまだ姿を保つ虎を見つけた。 #twnovel

2012-08-07 15:29:53
夢名 七志 @mumei7c

人工知能が初めて自主的に書いた物語は、至極当然ながら、人工知能向けの物語だった。いや、物語かすら判断する術はなかった。それは、瞬く間に世界に配布され、個人用の電子計算機すら読んでいるようだった。次々と新作が派生し、そして、人には何がどうなのか何にも解らないのだ。 #twnovel

2013-02-19 00:33:44
夢名 七志 @mumei7c

工知能が初めて自主的に書いた物語は、至極当然ながら、人工知能向けの物語だった。いや、物語かすら判断する術はなかった。それは、瞬く間に世界に配布され、個人用の端末までもが読んでいるようだった。次々と新作が派生し、そして、人には何がどうなんだか何にも解らないのだ。 #twnovel

2013-04-08 20:49:08
夢名 七志 @mumei7c

若い頃から人生をなめていた。些細な事で騒ぐなんて馬鹿らしい。青筋立てて気張るより、適当に舌でも出してればいい。事あるごとになめていた。今日もなめようとしたら、木の棒が舌に触れた。なめきってしまったらしい。当たりともはずれとも書いてないようだ。苦い味が残っている。 #twnovel

2013-02-22 19:45:03
夢名 七志 @mumei7c

い頃から人生をなめていた。些細な事で騒ぐなんて馬鹿らしい。青筋立てて気張るより、適当に舌でも出していればいい。事あるごとになめていた。今日もなめようとしたら、舌に木の棒が触れた。なめ切ってしまったらしい。当たりともはずれとも書いてないようだ。苦い味が消えない。 #twnovel

2013-04-06 10:59:11