障碍者/障害者問題続貂

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

わたしに行政不信不信があるのは否みがたいとして

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr そもそも「かならずしも障害がだめではないと分ったいま」と言うのが行政の自己撞着に過ぎないと思うのです。ともあれ、今週末からパブリックコメントが実施されることになったとそうなので、それが最終決着(一般国民の意志はどこに存在するのかを測る場)となるでしょう。

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou 行政がみずからにつごうよく事実を改変したということはわたしの知るかぎりないのですが……　同音漢字の書き換えについても，あれが表記の統一なのか，新表記の創造なのかは，個別に見ないと分りません

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 「碍」の追加を潰すと言う結論に都合の悪い証拠を故意に取り上げなかった時点で恣意性は明らかです。「×障碍→○障害」が(既に大正期から提案されていた)「新表記の創造」でなく「表記の統一」であることは事実だとしても、その背景には差別意識が存在していたように思えてなりません。

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 文化庁は「とにかく『障害』の古い事例さえ発掘すれば奴等は諦めるだろう」と考えている節が有り、例えば中央競馬が当用漢字表制定よりずっと後の1969年まで「障碍」表記を使っていたことなどは一切取り上げていない訳です(馬術競技では現在も「障碍」を使っている団体が有ります)。

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou わたしじしんは障碍の表記を用いるものですが，障害に統一しようという論者に障碍者ではなく障害者と書くことによって差別が悪化するというような思想があったと認められないかぎり，そのような読解は，学問的に受け入れがたいです

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou 古い例があればいい，というわけではないことは，字音の検討，用例数の検討を行っていることからも分ります

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 件の資料に関してはこう言う見方も有ります。 http://bit.ly/9XDSsa

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 但し「障碍者」と「障害者」は共に大正期には用例が存在します。その時点で「障碍者」は現在と同様の意味であるのに対し「障害者」は現在より狭い「事故や労災で健常者と同様に働けなくなった者」の意味での使用例しか見出されません(例 http://bit.ly/a8OeQL )。

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 大正期における「障碍者」の用例( http://bit.ly/c356pN )

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou お挙げになった例は「障害」でショウガイシャじゃないようですが……

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 失礼。こっちでした。 http://bit.ly/bWvZVx

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou 「「事故や労災で健常者と同様に働けなくなった者」の意味」ということは，ショウガイシャにふたつの意味があって，いまでは障害者とかつて書いていた意味が廃れてしまったとお考えなのですか？

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

いまさら檸檬の家のブログ記事を読んでみたりする

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 「障碍者」と「障害者」は大正期には類義であっても同義ではなかったのに、当用漢字表制定と「書きかえ」で後者が前者の意味を乗っ取ったと言うのが事実関係の説明としては正しいと思われます。それは正しい措置だったのかが問い直されている中で、交ぜ書きの「障がい」が発生したと。

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr そこは「障碍者」の古い用例が発掘された(本人もそれを知っている)のに「障碍者」は戦後の言葉狩りで想像された新語と言う持論を撤回していない時点でダメダメ。単に「事実誤認」とすればいい所を「俗説」と過剰に攻撃的な表現を使うのを一向にやめないし。

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou 微妙すぎて類義であって同義でないというのがにわかに信じがたいのですが

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 少なくとも「現在よりも狭い意味だった」可能性が高い、とは言えると考えます。

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou まあ，そうだったとしましょう（たまたまの可能性がどれほどかによりますが）。で，仰るとおりなら，障害者になんら悪意がないことになるかと思うのですが

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr そこで「受け手」の問題が生じる訳です。だから2000年に東京都多摩市が「障がい」を使い始めたと。しかし、国語政策としての大きな流れは一貫して「交ぜ書き排除」である訳です。実際「障がい」は「障害」以上に嫌だ、せめて「障碍」を認めて欲しい、と言う当事者意見も存在します。

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr そして、決め手は文化庁が過去の事例をいくら持ち出したとしても他の漢字文化圏で「障碍者」ないし「障碍人」を現在も使っていると言う動かせない事実。中国は「残疾人」ですが、これも「残碍人」に改めるべきではないかと言う意見が出されているそうです。

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 実際、韓国や台湾の団体は大半が「障碍人」を冠しているので当事者間の国際交流では「障碍」表記を目にする機会は確実に増加しているはずですし。 40年前にソウルで「『障害者』なんて失礼な字を使ってよく怒りませんね」と言われた話( http://bit.ly/blVn9a )

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou そう言う論理で行政を動かしたいなら，やはり，社会運動を活発化させるべきであって，不足の追加という通常のプロセスでは採用されないと思いますよ

84oca@7/18は兵庫県知事選挙 @84oca

@kzhr 理由なり論法は様々でしょうが、今週末からパブリックコメントの実施が決まったのでこの問題に関心の有る多くの方が意見を提出してくださることと、その意見が最善の結果に反映されることを望みます。

Kazuhiro hokkaidonis @kzhr

@nazokou まことそのとおりですね