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はまりー @hamari
中二病なるものが人口に膾炙してもうずいぶんと経つわけだが、それではいい大人、社会人としてちゃんと身を成している人のあいだにそんな病気がないのかといえば決してそんなことはない。これをぼくは「二十七歳病」と名づけた。
はまりー @hamari
本家の中二病が十四歳に限った病気ではないように、二十七歳病も二十七歳の人間が罹患するとは限らない。まぁ見たところ、二十代後半から三十代前半に多いように思われる。
はまりー @hamari
本家中二病の特徴を一言で表すなら、ぼくは「現実の誤読」だと思っている。現実にはそう面白いことは起こらない。現実はあなたを中心に廻っていない。これがあなたが主役の物語ではない。そんな現実のルールブックを誤読するところから、病気が発症する。
はまりー @hamari
では「二十七歳病」の特徴は何か。これがまた「現実の誤読」なのである。その意味で二十七歳病は中二病と軌を一にする。罹患患者の数でも決して中二病にひけをとらないはずだ。ぼくの概算では患者数は数百万をくだらない。あなたの目の前にもきっとあるにも関わらず誰も気にとめない。恐ろしい病である
はまりー @hamari
二十七歳といえば社会に出て五年が過ぎたあたりだ。もう仕事で手一杯で周りが目に入らないという時期ではない。仕事以外の大人の楽しみも覚えてきた。そうなると人は簡単に慢心の状態に陥り、現実の誤読を起こす。そうなれば二十七歳病一直線である。
はまりー @hamari
二十七歳病のもっとも顕著な症例が「おれは社会のことがわかった」だ。オモテのルールもウラのルールもだいたいわかった。世の中楽勝で渡っていけるっすよ、みたいな目をしだしたら「かかったかな、二十七歳病」だ。
はまりー @hamari
似た症例として「おれは女のことがわかった」というのがある。「だいたい女ってのはさ-」と、本来無限のバリエーションがあるはずの異性を、さもすべて心得ている見たいな顔で語り出したら、まず二十七歳病と見て間違いない。
はまりー @hamari
その他、交通違反の切符を切られずに済む方法とか、ちょっとしたイリーガルな「ウラの手」をさも自慢げに話すのもヤバイ。風俗やギャンブルの攻略法なんかを危機として話したかと思えば、逆に大真面目に「社会人とは」「日本人とは」なんて語り出したりする。とにかく社会をくくって語りたがる。
はまりー @hamari
かくも一般的な病であるはずの「二十七歳病」を、どうして誰も話題にしないのかといえば「それが誰もが通る道」だからだ。中二病のように世界の辺境(リム)でなく、社会のど真ん中にいる人に罹患患者が多いというのも原因のひとつかもしれない。つまり二十七歳病患者はマジョリティなのだ。圧倒的に。
はまりー @hamari
だからといって、それを見ている「もういい歳」のこちらが、顔から火が出るような思いをすることに変わりはない。二十七歳病患者の皆様は、一刻も早く全治するように心がけていただきたい。対処法は中二病とまったく同じ、「歳をとって経験を積むこと」だ。それは決して「格好良いこと」ではないですよ
はまりー @hamari
以上、身の回りにいる二十七歳病患者の顔を脳裏に思い浮かべつつ、いろいろと書いてきた。長文ご容赦。アドリブ御免。参考資料、無し。
おりひか いくお @Orihika
中二病、二十七歳病から(14*n-(n-1))歳病が導けます。14、27、40、53、66、79、92。なるほど微妙なお年頃。 RT @hamari: 以上、身の回りにいる二十七歳病患者の顔を脳裏に思い浮かべつつ、いろいろと書いてきた。長文ご容赦。アドリブ御免。参考資料、無し。
はまりー @hamari
@Orihika 素晴らしい。かくいうわたしも、偉そうなことをほざきつつ、ご年配の方から見たら恥ずかしいことこのうえない「四十路病」を発症しているのでは、などと思い、楽しめました。

コメント

jade ta @jadeta 2010年9月9日
そう考えると人生ずっと恥ずかしいのかも! ……本人が気づいてるかどうかは別にして。
コナン🐣 @shinichikudoh 2010年9月9日
中二病がマイノリティとは思っていなかったんですが、どうなんですかね。あと高二病や大二病をそれぞれ14-17-20歳とすると次は24-27-30位かなと。個人差はあるでしょうけれど。
植物 @masaki_masaki 2010年9月9日
若い頃は30歳ぐらいの人のギラギラした感じが苦手で、自分もいつかはああなるのかなと思ってたけど、いつになっても自信も持てず挙動不審なオッサンになってしまいました
ex_hmmt @ex_hmmt 2010年9月9日
「つまりそれこそが人生なのではないか」とくくろうとするとこれはこれで二十七歳病なのかな。
hem +16kg @ex_hem 2010年9月9日
来年発症したいけどそれどころじゃねぇ
ペナンガル @Penangal 2010年9月9日
四大卒で5年目だといっぱしのプレーヤーにはなれてるのかもだし、そういう意味で自信家になってもおかしくないとは思った。
サキオ @sakiok 2010年9月9日
でもそういう慢心って、何かクリエイティブになる瞬間には必要なような気もする。これは中二にも思うんだけど。視点がnあればn通りの現実の解読があるわけで、ある程度「世界を把握」したような思いこみがないと、爆発的なエネルギーって出ない気がするんだよね。一方、「よき常識人」としての「他人の目を気にする」「恥を知る」身振りというのはある種その対極というか、クリエイティビティよりも他者との協調を優先するような精神状態の時に出るわけで、気をつけないと「出る杭を打ちたい」心性と隣り合わせだと思う。だから個人的には中2も2
サキオ @sakiok 2010年9月9日
途中で切れたw だから個人的には中2も27歳もバンザイだ。いいじゃん、若くて生意気なのサイコー
7001 @7001_jp 2010年9月9日
中二病もこの二十七歳病もそれぞれ人生の中で誰もが経験し、若い精神を維持できる"病"だと思いますw 
さっこ@眠れる森の人妻 @sakko_o 2010年9月9日
だから人生は羞恥プレイなんだってばw
さねずみ @sanezumi 2010年9月9日
あぁ…二十七歳病真っ只中だわwその慢心に説教をくらいたい自分がいたりするから、また面倒くさいwwそして「自分まだ若いな」と安堵したり反省したりしたいお年頃なのです( ´ω`)
コナン🐣 @shinichikudoh 2010年9月9日
@hamari 産まれた時は世界のことを全て知ってるつもりでいて、知識経験が増えるとともに世界の広さを思い知り、歳を経るにつれて世界のことが判らなくなってきているように感じています。これも何らかの病なのでしょうか?
コナン🐣 @shinichikudoh 2010年9月9日
@hamari 自分が世界に必要のない人間と感じてしまって自殺する者もいますから、むしろ逆に自分の人生の主役が自分だと思えないことの方が危険ではないでしょうか? 誤読の権利は誰にでもあるはずです。
青嗚 永都 @shikiagatsuma 2010年9月9日
なるほど。なんだか納得してしまいました。とても面白い記事をありがとう!
石油 @sas20yen 2010年9月9日
これおもしろいな RT @Orihika: 中二病、二十七歳病から(14*n-(n-1))歳病が導けます。14、27、40、53、66、79、92。なるほど微妙なお年頃。 RT @hamari: 以上、身の回りにいる二十七歳病患者の顔を脳裏に思い浮かべつつ、いろいろと書いてきた。長文ご容赦。アドリブ御免。参考資料、無し。
目代昌幸 O365 MVP @mokudai 2010年9月9日
あ゛あ゛あ゛… 27歳病で会社辞めましたよorz 俺はすげーんだ!とか思ってたorz
ねずみ @yasnory 2010年9月9日
「世の中の仕組みを完全に把握出来たと思ったらそれは間違い」というのは「己の知っている事と知らない事の境界を明確に理解している事こそが本物の知だ」と言った孔子と通じる。もし語るなら、あくまで「もしかしたら世の中ってこうなのかも?」という仮定に立っているってことを自覚すべきなのかもね。
@seiseiA92 2010年9月10日
27で未だ大学生の俺に死角はなかった。
33ki@ぐーもる荘住人💛そらまると矢澤にありがとうを伝え隊 @33ki 2010年10月1日
大二病まで一周して中二に戻ったんだけけど俺も二十七歳病なんだろうか
購買部の芽己乃さん @mecono 2010年12月30日
「現実にはそう面白いことは起こらない。現実はあなたを中心に廻っていない。これがあなたが主役の物語ではない。」という記述に対して、それは本当に誤読なのだろうかと疑問に思った私は、未だに中二病なのだろうな。

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