- alicewonder113
- 2237
- 0
- 1
- 0
「集合知」の議論とか、D. エストランドの「認識的手続き主義」とか。後者については、井上彰「デモクラシーにおける自由と平等」齋藤・田村『アクセスデモクラシー論』日本経済評論社、2012年、に詳しい紹介と考察があります。
2013-04-14 18:01:19「人々の受容可能性」という意味での正統性のみしか確保できないのならば、民主主義では「何でもあり」になってしまうではないかという危惧が出てくるから(積年の問題の「多数者の専制」も)、民主主義が「正しさ」あるいは「合理性」をどのように担保できるかという問いが出てくるのだろうと思います
2013-04-14 18:03:39傍流の論点
@odg67 大前提が変えられない問題については、「手を出さない」、という縛りを入れれば、ずいぶん実現しやすいかも知れませんね。
2013-04-14 10:08:34@alicewonder113 〈歪んだ熟議の仕組み〉つまり〈不適切な民意調達装置〉をどう排除するかという問題が重要なのかなと。
2013-04-14 10:15:10『対話の場をデザインする』は、残念ながら原発存続を前提とした対話をデザインしたものだった。ああいったことを、STSはもうやらないということを、どうやって証明するのだろう。個人の責任ではなく、システムとしてどうやって排除するのだろう。
2013-04-14 10:36:03また、中西準子や、FOOCOMや、唐木英明あたりの発想にもとづく熟議的なものが、不適切であるということを、どうやって判別し、排除するんだろう。
2013-04-14 11:00:23『対話の場をデザインする』的なものを排除する仕組みを備えない限り、STSと、いわゆるリスコミ陣営を区別することはできない。
2013-04-14 11:01:33傍流の論点の前段
少なくとも僕の議論では違います。「民主制の専門化」は「一人一人」ではなく「分業と協働」に基づくcollectiveなものです。RT @alicewonder113: 「一般の有権者が自主的に勉強して、正しい専門知識を身につける」ことは、「民主制の専門化」とは違う気もする。
2013-02-23 00:43:22全然勉強しないひとと、様々なレベルの勉強家が混在するだけなら、現状のままだと思うのだけど、そこに「協働」が現れるとしたら、それは何によるものなんだろう。「悟り」とか「覚醒」?
2013-02-27 22:43:09@alicewonder113 みんなで議論しながら原子力の未来について学ぶとかですか。そういう「みんなで科学を学ぶ」「コミュニケーション」はたぶん311以前にもあったんじゃないのかなと。
2013-02-27 22:57:23集合知を形成する場が必要だというのはそのとおりなのだけど、様々な個別利益(「地元の利益」とか「業界の利益」)の介在を認めたらアウトですよね。そういう〈特殊利益の排除〉ということが「民主制の専門化」に含まれているのかどうか。特殊利益というのは民主制の活力でもあるわけですから…。
2013-02-27 23:05:02「学校教育は民主制から一定の距離を置くべきだ」という主張がそれなりに説得力を持つのは、民主制の世界が諸々の個別利害とイデオロギーにまみれているからですよね。せめて学校教育ぐらいは、そういうものに捉われない普遍性を持っていて欲しい。とはいえそれを担保できるのは立憲政体ぐらいですが。
2013-02-27 23:13:09「民主制の専門化」の基盤は、地域コミュニティにおいて提供される集合知なのか、立憲政体が提供する普遍的な―その時々の「デモクラシー」に左右されない―教育なのか。そういう問題設定が可能かどうか正直確信が持てないのですが、少なくとも「コミュニティの活性化」にはあまり期待できんのです。
2013-02-27 23:22:21o0(「中央政府」とか「国民国家」と書かず、「立憲政体」と書き、しかもそれを「デモクラシー」に対置しているあたり、ずいぶん偏った叙述であることは承知しております。)
2013-02-27 23:30:01これは… “@alicewonder113: これはそれっぽいですか? http://t.co/Og1H3ZRlbi” (「八木絵香著「対話の場をデザインする」を読んでみた」)
2013-02-28 00:39:07あと、原子力については専門家の見解も分かれていたわけだから、「専門家」の「科学的フレーム」を一元的に捉えているのもなあ……
2013-02-28 01:16:53ぼくは概ね、専門家も一般市民も〈業界・地元の利益〉の影響力によって原子力というテクノロジーの実質を見誤ってたという認識なのだけど…。だからどっちも当事者。
2013-02-28 01:23:28@KS_1013 特に異論はありません。専門家と一般市民の原子力発電についての認識については共にイデオロギー分析が必要だというのがいいたかったことです。
2013-02-28 02:06:28