小口先生と眺める　地球の美しい景色！

Oguchi T／小口 高 @ogugeo

ナミビアには fairy circles（妖精の輪）と呼ばれる植生と裸地がつくる不思議な円形の模様がある。写真集 http://t.co/h84xjTYJQJ 長年成因が論じられてきたが、シロアリの活動に帰した論文がサイエンス誌に掲載。http://t.co/JhpbiovkOu

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アイスランド北部のクヴェルフィヤットル火山は約2千5百年前の噴火で形成された。http://t.co/Yr39g2sxgr 英国人写真家 John Freeman 氏が撮影した写真。http://t.co/y8mXN1fueP 灰皿のような形状とメタリックな色合いが印象的。

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ジャマイカの海岸の空撮。http://t.co/xS1nXNtwDT 円状のパターンを示す青いサンゴ礁と、背後のやや険しい緑の山との対比が美しい。撮影者は写真を趣味とする米国人 Joseph Fearon 氏。

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メキシコ太平洋岸のマリエータ諸島にある岩穴の下のビーチの写真集。http://t.co/amgM4HB2tl 火山島以外の地学的情報は得られなかったが、積み重なった火山噴出物のうち海面付近にある強度の弱い岩が波の侵食により片側からえぐられ、次に残った上の岩の一部が崩落したと推定。

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スイスのオエシネン湖は氷河の侵食を受けた山間の谷にあり、複数の小河川が流入するが流出は地下からの浸透のみで行われる。http://t.co/7Zp9qihPq7 そこで撮影された急斜面を下る多数の水流と雲が印象的な写真。http://t.co/KYFj9vaBn2

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コロンビア中部の河川 Cano Cristales は「五色の川」と呼ばれている。理由は河床を覆う水草の色が、水深の季節変化に対応して変わるため。水草は大半の時期は緑色だが、雨季と乾季の境の頃には鮮やかな赤色になる。その写真集。http://t.co/e1HoP6qmuZ

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「世界三大がっかり」のような期待はずれの場所が時々話題になるが、西オーストラリアの砂漠には「がっかり湖」（Lake Disappointment）がある。19世紀に探検家が、川の下流に淡水湖があると期待して行ったら塩湖だったことに由来。http://t.co/PLJzvDOz37

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インドネシア・フローレス島のクリムトゥ火山には、水の色が異なる三つの火口湖が並んでいる。 http://t.co/mMGxLokVuI 画像の左から右に「老人の霊の行く湖」「若い男女の霊の行く湖」「罪人の霊の行く湖」。水の色は火山ガスと水中鉱物の化学反応で生じ、時間変化している。

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グランド・キャニオンのノース・リムで撮影された深い谷を朝日が照らす写真。http://t.co/hNXevC4xvF 多くの人がグランド・キャニオンで朝日の写真を撮るが、これだけ美しいものは少ないと思う。撮影者は米国の写真家 Brandon Ku 氏。

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アリゾナ州の「象の足」と呼ばれる岩。http://t.co/xjS64pAoPl 特に左側の岩の割れ方が象の蹄と似ている。ジュラ紀の砂岩の一部が侵食から取り残されたもの。

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国際宇宙ステーションに搭乗中のカナダ人ハドフィールド氏が、地球の各地を撮影した写真を定期的に公開中。http://t.co/bcI1ONKeyQ 通常の衛星画像とは異なるアングルのものが興味深い。噴煙を上げるイタリアのエトナ火山の例 http://t.co/HynRXhPgzx

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レバノンの滝 Baatara Gorge Waterfall はカルスト作用の不思議な産物。石灰岩に形成された深い縦穴の中を水か落下。縦穴の側面には外部とつながる大きな横穴が上下に三つ並んでおり、その間が自然の岩の橋になっている。 http://t.co/T2lqpgFuKI

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大学の地理学の概論的な講義で長年使われている本に「風景のなかの自然地理」がある。こういう視点の重要性が増している。たとえば自然景観と観光との関係が、世界遺産やジオパークとの絡みで日本地球惑星科学連合等の学術団体でも重視されるようになり、地理学者、地質学者らが連携して対応している。

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フィリピン・ルソン島のタール火山は歴史時代に繰り返し噴火。1977年の活動により火口湖の中にドーナツ状の丘ができ http://t.co/Wc2jiN2w0F その一部が侵食された美しい風景が1982年に絵葉書になった。http://t.co/MCxWiSooQY 今は丘は消失。

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チリのプンティアグド火山（別称コルドンセンソス山）の空撮 http://t.co/zi1YN0GeMM 山の上部には常に雪があり、印象的な尖った山頂（2493m）はマッターホルンと同様に氷河による侵食が原因。グーグルマップ http://t.co/NnTTqIFKV1

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南極大陸周辺の最新の海底地形図。http://t.co/mvT9Qdfoa4 多数の海底谷などが興味深い。音波探査のデータ等を統合する国際プロジェクト http://t.co/zw6BX1GXDr の成果。高解像度版（8.3MB）http://t.co/YyoHvMxKBP

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@hashimoto_tokyo @myriel_june あえて地学話に振りますと、一般には石を覆う苔はむしろ時間とともに増えるので、それを考慮し、苔の分布から石が動きをやめた時の年代を測る方法（ライケノメトリー）があったりします。http://t.co/td8PCvOm27

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ハワイ・カウアイ島のワイメアキャニオンの別名は「太平洋のグランドキャニオン」。http://t.co/3pjlPBs3Mg 両者の地質は火山岩・堆積岩と異なるが大地形は類似。ただし降水が多い前者では植生と細かい谷が多い。グーグルマップ http://t.co/Y7OimC7TGl

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イタリア・カモニカ渓谷の岩絵群の写真集（クリックで拡大）http://t.co/WPjDPcr7jl 1万年前以降に彫られた絵が数十万点あり、世界遺産に認定。かつてこの谷には氷河があり、それが岩を研磨して彫刻に適した面を作ったことが重要。岩の表面の平行な筋は氷河の流動方向を示す。

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昨日ハワイの谷についてツイートしたが http://t.co/P0681Muzik 同じ地域の関連論文がネイチャーに登場。http://t.co/xG34PYiXqL 火山の推定原面と今の地形との差から求めた長期の侵食量が降水量とよく対応。当然の結果ではあるが明確な実証例は稀少。

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NASAが火山の火口の調査に二酸化硫黄のセンサ等を搭載した無人小型飛行機を活用中。http://t.co/ZyPSLwYYxp 有人では危険な飛行が可能で、必要経費も少。飛行経路のGPSデータをグーグルアースで表示した画像が興味深い。http://t.co/fVoPkL39gr

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イタリア北部のドロミーティ山地にあるカレッツァ湖の写真。http://t.co/0C2I7hYjS7 白い山、緑の木、エメラルド色の湖面の組み合わせが美しい。地元の写真家が撮影。日本人の訪問記（光線が撮影には適さない時間帯のもの）http://t.co/PclperywBy

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まだあまり知られていないようだが、グーグルマップを用いて世界の美しい自然景観を見せるサイト「絶景マップ」が良質。http://t.co/Ajg8tqQgyE 各地点の優れた写真を複数掲載し、英語版も整備。バルーンをクリックしてリンクが枠外に出た場合には、背景の地図をドラッグ。

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木目のような模様を持つ堆積岩。http://t.co/4Ba3WQnoGS 場所はオーストラリア南東部のボウディ国立公園。模様はリーゼガングリングと呼ばれ、他地域でも見られる場合がある。堆積の際にできた構造ではなく、岩が風化した際に鉄の酸化物が分離して形成されたと考えられている。

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ユタ州のザイオン国立公園にある Subway と呼ばれる渓谷の写真。http://t.co/lcSSsEmisR 岩や水の色、水の渦に含まれる葉、手前の岩の上に落ちた葉が美しい。人気が高い場所だが入れるのは1日80人まで。撮影はシアトル在住の Long Nguyen氏。