【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】

宗教学者 島薗進氏の連続ツイートをまとめました。 健康状況確認に有効で、しかも放射性物質の影響が確認しやすいとされる、血液検査をなぜ消極的なのか、考察です。
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島薗進 @Shimazono

補2【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】「放射線業務に従事し管理区域に立ち入る労働者に対しては、雇入れの際または当該業務への配置換えの際およびその後6ヶ月以内ごとに1回、定期に、次の項目の健康診断を実施しなければなりません」というもの。これを過去の事故でどう適用してきたか。

2013-04-20 10:23:58
島薗進 @Shimazono

補3【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】1999年のJCO臨界事故に関わり、周辺住民の健康管理のために「上乗せ健診」にあたるものを現在に至るまで行っている。 http://t.co/1OyUwataTa 「評価推定線量が1ミリシーベルトを超える者のうち健康診断を希望する者」

2013-04-20 10:25:20

東海村JCOウラン加工工場臨界事故を振り返る
― 周辺住民の健康管理の在り方を中心に ―
文教科学委員会調査室 栁沼 充彦

島薗進 @Shimazono

補4【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】及び「JCO臨界事故時の避難要請区域の住民や同区域内に勤務する者で健康診断を希望する者」が対象者。これと比べて、福島県県民健康管理調査は健康管理が必要な住民の健診を意図的にしていないことが明らか。医療倫理上、是認できるだろうか?

2013-04-20 10:26:06
島薗進 @Shimazono

補5【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】2012年4月の秘密会では1mSvではなく20mSvにしようとの案。http://t.co/pFlbn06Ozk しかし、それでは批判されるだろうとの懸念からこの問題は隠すこととした。未だに避難地域外の「上乗せ健診」は行われていない。

2013-04-20 10:26:34