りょーすけ ゆかりさんとのやり取り(補足あり)
★ゆかりさんとの再会
生存者との喧嘩と小梅さんとの口げんか。
そしてUSB発見。
たたみ込むような出来事の後、一人で桜を見ているところでゆかりさんと出会います。
ゆかりさんはドクター達とお花見中、りょーすけに気づき近づいていらっしゃいました。
やり取りの後、りょーすけがゆかりさんに言いがかり?を付けた理由や、彼の背景を少し追記します。
▼175日目
▼りょーすけ175日:【探索】大量の廃材で塞がれた食料庫の入り口を発見。「火炎瓶」か「手榴弾」1つを消費するか、地道に撤去(疲労で9ダメージ)すれば食糧12を得る。いずれにせよ食糧:-2
2013-03-23 03:12:24昨日の診断は、退いた後に寝落ちしたので生かしました。ただし、選択行動はせず、消費だけ受けます。なので▼『175日目まで▼HP80 FD93 看護婦(小梅 ダメージ4) 救難信号弾 真相 覚醒 フラグA (Bはシロネコさん預け) ヘリポート 未投函手紙 シロネコさん無料券3枚』
2013-03-23 11:05:57@Zs_tl 175日:俺、色々あったけど不幸だとか思っていないよ?全体総括すると平均よりやや困難多めだったかもしれないけど、結構何だかんだで楽しいことあったし。そもそも不幸って、「不幸だ」って思った時になるもんじゃない?いや、やせ我慢じゃないって。だって、全力尽くしたもの。→
2013-03-31 11:38:51@zs_tl →満足している。……今もね。だから…… 「だから、廃材これ以上退かせないって!」「頑張れば何とかなるわよ!」「無理!俺限界です!」ということで食糧は手に入りませんでした。
2013-03-31 11:39:19・お助けメモ
今日のMotochika-V-A:【戦闘】ビルの内部でゾンビの集団と遭遇! 階段までの血路を拓け! 9のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら5のダメージ。 食糧:-2 http://t.co/ZbnePbGiAv
2013-03-23 13:08:44▼176日目はキー診断だったので、川エピソードのこの後にRPで書きます。
・川にお邪魔意する
今日のhisayoshi1999:【休息】汚染されていない綺麗な川を発見。まさに命の洗濯だ。HP:+2(あなたのフォロワーも、24時間以内にリプライすることで1人1回ずつHPを+2できる) #ゾンビサバイバル 5回目の川きたよ。
2013-03-24 21:58:40@hisayoshi1999 りょーすけと小梅さんが川にお邪魔します。ありがとうございます。床屋さんいらっしゃるんですか?宜しくお願いしたいです(^^)
2013-03-24 22:34:17@miyu_zs 川の床屋さんへいらっしゃいませ。わ、お二人ともお客さんですね!どうぞどうぞ温かいお湯でのシャンプーとセットでちょきちょきさせていただきます!きてくれてありがとうございました。さっぱりしてくれたらうれしいです。
2013-03-24 22:48:28@hisayoshi1999 「うおーさっぱり!女の子に会うには身だしなみからだよな!」「良いわねえ。ドクターにお会いするだろうし、レイブンともばったりってこともあるだろうし」ありがとうございました!
2013-03-24 23:26:51▼176日キー診断
りょーすけ176:【アクシデント】極限状態のせいか、ささいなことで他の生存者と喧嘩になってしまった。今日と明日は【同行者】の効果およびフォロワーの助けを受けられない。食糧:-3 http://t.co/HueT353yBP キー診断。これで一個追加決定。
2013-03-24 03:20:50@home 176日 「お前みたいに脳天気に生きてる余裕なんかこっちには無いんだ!」助けた男の一人がりょーすけに向かって吐き捨てた。小梅が何か言おうとしたのをりょーすけは止めて頭を下げた。「気分を悪くしてしまったならすみません。暗い顔ばかりし続けるより良いかなって思って」(続)
2013-03-31 11:51:51@home 男は押し黙り、やがて「ふん」と鼻を鳴らすと去っていった。些細な言葉の行き違いだった。だが、男はりょーすけのことを……「鍋被りの青年」のことをどこかで聞いていたらしい。「脳天気に笑顔を振りまきながら、ヒーロー目指している」確かに人によっては苛立つだろう。(続)
2013-03-31 11:52:54@home 死と隣り合わせの世界で何をのんきなことを、と。こちらはこんなに必死なのに、と……。――多分、お母さんもそうだったんだろうな。実母を思い出し笑みを浮かべた。何故、困ると人間は笑みを浮かべてしまうのだろう。絶対誤解されてしまうのに。(続)
2013-03-31 11:53:52@home ――ここを出て事実を伝えたら。何かが変わるかもしれない。皆を助けられるかもしれない。だが、彼は気づいていた。ここを去りがたく思ってしまっていることを。ここで築いた信頼関係や得た大事な友人達と離れることを恐れていることを。そして何より、(続)
2013-03-31 11:54:44@home ――俺、ここから外って言う「現実」に出られるのかな。 すぐ頭を振って考え直した。現状はそれどころじゃない。ヒーローなら、人々を助けるのが一番の筈だ。もう一度、USBを落としたかもしれないところを回ることにした。
2013-03-31 11:55:33◆この時の小梅さんとのやり取り補足
「りょーちゃん、よく我慢したわね」
常に危機的な状況の街では『噂』が一番の情報として利用される。
もしあそこで俺が言い返したり、喧嘩をすれば、午後には街中に伝わっただろう。
街のみんなの中に余計な不快感を増やすし、俺自身の生きやすさも半減する。
俺は振り返り笑った。
「大丈夫!俺、本当に脳天気だから」
「りょーちゃん!どうしてそうなの!」
珍しく小梅さんが怒った。
「なんでアンタそうやって我慢しちゃうの。飲み込んじゃうの。もっと愚痴ったり拗ねたりしていいのに。逆ギレだって構わないわ。何でも自分の中にしまっちゃわないで、相棒のアタシにくらい言ってよ!」
笑顔が壊れた。
どうしよう、きっと今の俺、少し泣き出しそうな顔をしている。
「ありがとう……。でも、さ、小梅さん。愚痴られて楽しくなる?そこから何か良い事起きる?」
「え?そ、そりゃあ、楽しいとはならなくても、一緒に怒ったりしてはあげられるわ。それに相棒として信頼されてるって思えるし」
「それ、小梅さん側の話だよね?」
驚いたように俺を見つめ返してきた。
「俺は……誰かに愚痴っても楽しくないし、相手の負担になるとしか思えない。その人の心にも相手の悪いエピソードを残すだけだ。それが良い展開を起こすとも思えない。だったら、そこで終わりにしたいよ」
「だから、そんな良い子でなくたって良いでしょ?ってことなの。怒ったり愚痴ったりなんて、人間として普通でしょ」
「でも良い事なんて無いよね。それに……出来ないんだろうなぁ。俺」
「どうして?」
ふっと浮かんだあの時のこと。
ばあちゃんが死んで、もうお父さんとお母さんの喧嘩を止める人はいなくなった小さな頃。
俺が止めようとしたら突き飛ばされた。俺じゃ駄目なんだ。
毎日喧嘩ばかりで悲しい。
外に座っているとき、近所のおばさんが声を掛けてくれた。優しい笑顔で「どうしたの?」良い人そう。助けてくれるかな?
「内緒だよ?」
「絶対ね」
俺は話した。おばさんは何度も頷いてくれた。良い人だ。きっと父さんと母さんの喧嘩を止めてくれる。
お母さんに思い切り叩かれて床を転がった。
近所の皆が喧嘩の事を知ってるって。俺が言いふらしたって。
違う。違うよ。
「あのおばさんだ」
心にざざっと砂が入ってきた。
約束したのに。
「内緒だよ」って約束したのに。
あの笑顔は嘘だったんだ。嘘の笑顔があるんだ……。
ちがう。小梅さんが信用出来ないんじゃない。
ただ、この世界があんまり俺には優しすぎて、失いたくなくて。
記憶が戻らなければ、きっともっと違っただろう。
けれど戻った。
きっとそれは必然で、俺への罰なのかもしれない。
「何笑ってるの?」
ああ、まただ。
どうして俺、困ると笑っちゃうんだろう。
「ごめんね。俺ちょっとUSB探しもう一度してくる!」
小梅さんの止める声を背中で聞きつつ、外に出て行った。